常に鼻歌を歌っている女である私😅
歌う歌は、主に懐メロかアニソンですが、意外に演歌も好きです。

中でも好きなのが、
新沼謙治の「津軽恋女」


演歌歌手は、みんな歌唱力があって、声に強い芯がありますが、新沼謙治の声にはさらに「優しさ」や「柔らかさ」があるように思います。


遥かな遠い場所から響いてくるかのような歌声。

情景がありありと浮かぶ歌詞。


それらが重なった時、好きな歌手、好きな歌、になることが多いのですが、この曲はまさにそのもの。


竜飛岬に吹き荒ぶ風、

灰色の荒れる海、

薄暗い部屋の灯り、

鳴り止まぬ海鳴りの音、

いつ止むとも知れず降り続く雪、

三味線の奏でる哀愁を帯びたじょんから節、

時折よぎる過ぎた季節の思い出、


そうした情景が、まるで見たこと聞いたことがあるかのように浮かびます。


「日毎 夜毎 海鳴りばかり」

そして、

「降り積もる雪 雪 雪 また雪よ」

と4回も繰り返される「雪」という言葉。


空を見上げてみても、雪が降るばかりで最早ウンザリだけど、この閉塞感は自分ではどうすることもできない。諦め、やり切れなさ、そうしたものに少々投げやりな気持ちになりながらも、今はじっと春を待つ。

そんな人々の思いを、優しい声が切々と歌い上げる😭


心に沁みる名曲だと思います😍



東京でもたまに雪が降る時があり、そんな時は、窓から降る雪を眺めながらこの歌を口ずさんだりします。

東京の雪には合わないかな?💦


3月になり、ぐんと気温も上がって、そろそろ雪の季節も終わりに近づいているでしょうか。

春の訪れは三寒四温、今日も寒い一日でしたし、また雪になったり、雪崩や落雪が心配されたり、雪国の皆さまにとっては、まだまだ気が抜けない日々が続くことと思います。

どうぞご安全に、お大切にお過ごしくださいね。






さて、
「津軽には七つの雪が降るとか」
と、雪を列挙するこの歌詞❄️

降る「とか」と伝聞形なのは、太宰治の小説『津軽』の冒頭で、「津軽の雪」が、

こな雪、つぶ雪、わた雪、みず雪、かた雪、ざらめ雪、こほり雪

の7つに分類されて挙げられていることから来ているようです。
小説が由来だったのか。知らなかった。へえー🤔


さて、これらはどんな雪なのでしょうか。
(↓歌詞では「氷」以外ひらがなです。)


❄️粉雪:乾燥して軽く、サラサラした雪
❄️粒雪:粒になっている雪で、積もる(ざらめ雪と同じ説もあり)
❄️綿雪:水分が多く、ちぎった綿のように大きな雪片の雪
❄️ざらめ雪:溶けて再度凍った、ザラザラした氷の粒の集合体
❄️水雪:水分が多い、霙のような雪
❄️堅雪:日中に一度溶けかかった雪が、夜の寒さでまた凍り付き堅くなったもの
❄️氷雪:積もった後、氷化した雪


ざらめ雪、堅雪、氷雪は、降ってくる雪ではなく、積もった後の状態なんですね。

他にも色々な雪があり、雪が降る様を表すオノマトペも色々あります。
機会があれば、また記事にまとめたいと思います😊

©️久仁京介 「津軽恋女」