JW達は、高齢化と今回のコロナ禍によって、いかに「世」の組織が頼りになるかを実感しているのではないだろうか?



 先日のヨメ親族zoom会議(ほすまん未参加)において、認知の妻に寄り添えない義父を、この世のNPOが主催する「介護者の集い」的なやつに参加させて、意識を変えていってもらおう、となったそうだ。


 それを聞いた時、いい事だ、と思いつつ、今ひとつ、いや、二つも三つも腑に落ちない感情が残った。


 まず、入信すると「幸福な家族生活が実現します」が売りの宗教の、末端だけど指導的立場にある男性が、この世の組織から幸福に暮らすための術を教えてもらわなきゃなんない、ということに、親族たちは違和感を覚えないのだろうか。


 その集いに顔を出すにしても、例えば義父本人が「聖書の教えをより実践的介護に活かすために、専門的な集いで見識を深めてくる」とか言って自ら出かけて行くなら、まだしも。


 当の本人は、全く妻に寄り添うつもりがなくて、それどころか、デイサービスから帰った認知の妻に、疲労困憊でも食事を作れ、と求める始末で、何度言っても全く改善の意思がないのだ。


 この世の組織に助けてもらうしか出口がない時点で、義父は長老としてもJWとしても失格だろうに。


 誤解して欲しくないが、ほすまんは認知症を介護する側の苦しみに寄り添うべきだと思うし、そうした人が専門的な集いの場に参加することは大いに賛成だ。

 しかし、義父のケースでは、身勝手な義父に子どもたちがいくら聖書的(ものみの的)にアドバイスをしても改善しないから、世に託そう、というプロセスを辿っていることが問題なのだ。


 このケースが子育てなら分かりやすい。

 子育てを蔑ろにする親がいて、その親が何度聖書的(ものみの的)に助言しても自己を改めないから、児童相談所に助けを求める、となった場合。その親に、長老として、JWとして生きていく価値があるか?


 無論、NOだろう。


 ブログゆえにあまり生々しくお伝えできないが、義父の義母に対する態度は酷い。

 世間的にはアウト、ってなことも起こってしまっている。


 そんな男性が、監督として君臨し、他の人に助言を与え、講演と称して人様に人生を説くなんて、もってのほかでないか?

 ほすまんのストレスはそこにあるのだ。



 さて、二つに。

 「介護者の集い」に参加する事を、長老を含む親族が決定したわけだが、その親族zoom会議において、長老である義父が不特定多数の集う場に積極的に参加することについて、何も異論はなかったのか?という事だ。


 協会は今、集会だけでなく、信者同士が個人的に集まったり訪問しあう事を原則禁じている。

 それは、人が集まることによる感染リスクを考えてのことだろう。

 それは、ほすまんも、もっと柔軟に出来ないか、と訝しみつつも、理解はしているつもり。

 

 なのに、「介護者の集い」は行っていいのか?

 

 そこで義父が感染しても良いのか?

 義父が他者に感染させても良いのか?

 そこは議論しないのか?


 きっとね、この「介護者の集い」が、現役信者の専門家を招いてのエホ信者企画の集いなら、確実に「今はやめておくべき」となるだろう。

 でも、信者同士でないから、スルー。


 ここに、現役たちの思考停止と、身勝手さが深層心理に垣間見える。


 つまり、彼らは、信者が感染することを心配しているのでなく、協会が責を問われる感染だけを心配しているのだ。

 

 集会や大会でクラスターが発生した、と言われたら、世間から叩かれる。

 でも、この世のイベントや器でクラスターに巻き込まれても、別に組織は糾弾されない。

 だから、別に関心がないのだね。


 まあ、結論から言って、このご時世であっても義父を「介護者の集い」に送り出すことには、ほすまんも反対はしないし、しゃーないと思う。


 が。

 義弟なんて、「両親にコロナをうつしてはダメなので」とかって理由でもう何ヵ月も実家に帰ってすら来ないくせに、はるかに感染リスクが高い不特定多数の集いに、義父を送り出すことには何の違和感もなしに賛成してる。いや、提案者でもある。


 親族zoom会議に参加したヨメに、「集会でもリアルはダメなのに、そんな場所に義父を送り込んで大丈夫だろうか?とかって議論にはならんかったの?」と、聞いたが、全くスルーだったらしい。ま、そんな程度だ。



 ほすまんには、認知になってしまった妻すら人並みに世話できない人でなしは、監督なんて失格だし。

 高尚な教えを学んでますのよ、と嘯いても結局普段から見下してる世間にお助けを恥ずかしげもなく求める宗教なんて、有害だし。

 実家に帰って親の介護をサポートしないのは、コロナを感染させて血の罪を負うわけにはいかないから、とか言いながら、親を高リスクの場に送り込む事には積極的な息子なんて、無慈悲なだけだし。



 そんなストレスを抱えて、ヨメ親族を見ているのです。



 さて、高齢化社会です。

 わが親族で起きていることは、そこかしこで起こっているでしょう。


 そして、親族の中にJWがいるご家庭では、ほすまん親族で起こっているような事も、頻々と起こっているでしょう。



 だから皆さん。

 そんな時、何が頼りになりますか?



 結局、この世の組織ですよ。

 決して、JW組織や信者家族はアテになりません。彼らは偉そうに上からアドバイスしてきますが、自分には当てはめませんから。


 認知や介護で悩んでいるなら、ケアマネさんに色々相談してはいかがですか?


 義父母の担当ケアマネさんも、素晴らしく有能で、的確なアドバイスを下さいます。

 今は亡きほすまん実母の担当ケアマネさんも、親切で手慣れたプロだったし。


 世間には介護や医療だけだなく、場合によっては雇用や生活費に至るまで、皆さんが困った時のためにセーフティネットが整備されています。


 皆さんがしっかりと税金、年金を納めておられるなら、そうした制度を遠慮なく使って、少しでも健康的に生きていってほしい。


 そう、思います。


 決して、宗教や宗教かぶれの親族をアテにしてはいけませんよ。