時々、会衆内や信者同士の不倫で、突然組織を去る人達、いましたよね?


 
 その昔、同じ巡回区で、可愛がっていた歳下の兄弟が何人かいまして。
 そのうちのひとり、I君のことを、最近ふと思い出しました。

 その子はほすまんの手下?君の同級生って事で付き合いができ、さほど親密であったわけではないですが、大会などではよく喋っていまして。

 ほすまんは基本的に、真面目なタイプより元気な年下君が可愛くてね。ちょっと世的笑なファッションとか、派手な車に乗ってる、とかの子の方が人間味があるというか。

 そのI君も、正統派2世らしく高校卒業後すぐに開拓をしてはいましたが、ちょっと洗練された格好をしていたし、車も軽だったけど、真っ赤なボディカラーの車を、オシャレに乗りこなしてましたね。

 そんな彼、当時まだ22とか23くらいだったと思いますが、大会でも割と目立つ自発奉仕してましたし、パートナー生活を送りながら、早々と「奉仕の僕」になって、会衆でも活躍していた、と聞いてましたから、ほすまん的にも、バランス感覚のある子だなー、と好意的に見ていたわけです。

 そんなある日、びっくりするような情報が入ってきます。

 彼が突然、断絶した、と。


 ビックリしましたね。
 当時既に組織の矛盾に気付いて覚醒していたほすまんは、もしかしてI君は一足先に「良心の危機」を迎えたのかと思い、少なからず衝撃を受けました。

 で、必死に事の真意を少しでも窺うべくリサーチするのですが、みんなやたらと口が固い。
 まあ、脱塔話をペラペラ話せる組織ではないですが、それ以外にも話せない理由があるのか?と疑わせる口の固さなんですね。

 なんだろう、とさらに興味をそそられたほすまん、I君の同級生である手下君に事情を質してみたわけです。

 するとなんとI君、会衆の人妻姉妹と突如駆け落ちして、2人で断絶したって言うじゃないですか!

 それを聞いたほすまん、もう大興奮笑

 えぇ〜、I君よ〜、その手の悩みは俺に相談してくれよ〜、一緒に楽しんで….いやいや、苦しんであげたのに〜。←説得力なし笑

 経緯を詳しく聞いてみると。
 I君は、自分の会衆に、結婚で移動してきた某姉妹と親密になり、その姉妹と不倫関係になってしまったらしい。
 その某姉妹は、I君の所属していた会衆の開拓者と結婚してまだ2、3年だったから驚き。
 その某姉妹、ほすまんも薄く知ってるけど、確かほすまんより少し上の年齢の、なかなかの美人だった記憶がある。
 だからI君は、自分より10歳くらい上の人妻を奪って駆け落ちしたって訳だ。

 まあ、たまらんかったんだろうね笑
 まだまだ若さ爆発の20代。
 恐らくJW2世だったので恋愛経験も薄かっただろうし。
 そこにきて、色気ある歳上姐さん、かつ人妻と仲良くなってしまうと、もう、暴走しちゃう、って言う。
 男だから、何となく、理解はできる。

 I君のパートナーだったG君に話を聞く機会もあって。
 G君によると、I君は、突然姿をくらますまで、パートナーであるG君に全く何も告げず。
 ある日、夜の集会で割り当てを果たしたのを最後に、いなくなったんだとか。
 で、断絶届まで出してると聞いて、ショックを受けたそうだ。

 まあ、そらそうだろうな。
 G君の気持ちもよく分かるよ。

 
 でもね、ほすまんが当時、まず思ったのは。
 なんて、官能的な愛なんだ、って。

 I君と共に駆け落ちした某姉妹が、脱塔後、ほどなくして悪阻で実家に帰っていると聞き。
 まあ、つまりどう逆算しても、彼ら2人が開拓者として会衆に交わり、I君が「奉仕の僕」として割当を果たしていた時には、もう、ビシバシそーゆー関係を持っていたんだな、という事が明白で。

 その、背徳感たるや、想像を絶するな、と。
 萌えるのです笑


 で、真面目な話。
 皆さんには怒られるかもしれないですが、I君には、今でも幸せでいて欲しいな、って思うんですよね。

 もちろん、道義的には許されることではないし、妻を寝取られた旦那さんのことを思うと、気の毒だし。
 I君は、親族や友人達、そしてG君にもとんでもなく迷惑をかけていると思う。


 でもね、ほすまんは心のどこかで、こーゆー事が起こるのも、仕方ないとも思ってて。

 閉鎖的宗教の中で性欲を閉じ込めてきたピュアな2世が、身近に現れた「大人の女」の虜になるのは、正直必然とも言えるし、責められない気がする。
 それに、某姉妹の方も、嫁姑問題で同情すべきところがあったとも聞く。
 そんな心の隙間に、若くて爽やかなイケメンが寄り添ってくれた時、邪な思いが芽生えたら、抗えないのだろう。

 一番ずるい方法は、そんな関係を隠しながらJWとして繕い、性愛が落ち着くのを待つ事だろう。

 でも、彼らはそうしなかった。
 いや、出来なかった。

 この一連の出来事を聞いたおばさま姉妹達は、大層興奮笑して非難したい放題だったようだが、ほすまんは不貞において避妊すらしなかった彼らに、何か覚悟めいたものを感じた。


 ご存知のように、2世にとって離塔は、命懸けだ。
 ましてや、不倫の末の駆け落ちとくれば、宗教的にだけでなく、世間的にも排斥される可能性もある。

 当時I君や某姉妹が教団の教義を信じていたのなら、この駆け落ちは筆舌に尽くし難いストレスを伴うものだったろうな、とも思う。


 だからこそ、幸せでいて欲しいのよね。

 彼らが幸せである事こそが、彼らにとっての正解だったことを証する唯一の免罪符になるのではないか、と。


 その時の子どもも、今やもう、10代後半かな?
 その子どもに、自分たちの命懸けのラブストーリーを語って、自慢していて欲しい、とすら思うほすまんは、なんとロマンチストなんでしょう笑
 おっさんやのに。


 隠れた風俗通いや、ネット隠し見の自家発電で、膨張した性欲を誤魔化しながら善人面した、いい子ちゃんJWよりも。

 一途な愛を成就させるために、なりふり構わず全てを捨てて出て行った2人を応援してやりたいと願ったほすまんは、やっぱり異端なんだろうな、と改めて思いはしますが…