PBL演習総括 | 四大陸

四大陸

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 この夏はいい思い出ができた。そんな充足感漂う、演習後半の8月最初の土日であった。

 

 エネルギーワークショップに当たり、自らの出発点はゼロからで、そこからインプットしたレベルは大学生とそう変わらない。昔の(東日本震災とか)の映像記憶がある分、抜きんでてはいるが、それでももっと勉強したいと思わせるきっかけにはなった。

 

 議論グループには、工学部、経済学部、医学部の学生を充てて頂いた。理解力があり、素直で、積極的に関わってくれた彼らには随分助けられたし、その議論をリードしているのは結構楽しかった。これから始まるであろう実務補習にしても、20歳代、30歳代の社会人に対して、マインドとかITリテラシーとか、いろいろ警戒はしていたが、決しておののく必要はないのだと気づかせてもらった部分でもありがたかった。グループ以外でもジャーニーマンとして漂ってきた学生たち。消極的な子もいれば、モノ申したい人、一生懸命考えている子、いずれも共感を持てた。このプログラムに関しては、ものすごくよい機会だったと思う。

 一方で、専門家と称して参加していた先生方の何人かに対しては、物足りない部分が映った。慣れなのか、性格なのか。学生と対峙することに対してワクワクしていないのが客観的に見て取れた。これは自分の仕事にも当てはまることかもしれない。傍から見れば、自身の態度はどう映っているのだろうか。やる気がないならやめろとまでは言われないが、一回一回の機会を相手もいるからこそ大事に使わなければいいけないということなのだ。

 

 この二日間は教授を交えて飲む機会もあった。今の立ち位置やプログラム、教育に対する考え方、今後の身の振り方などを聞くことができ2夜連続とはいえそれも有意義であった。やはりこういう機会での出会いはそれなりに大事にせよとの訓えは、自分の欠点であり、設けて頂いたことに感謝したい。

 この話の中で、専門課程に進むのは自分一人だけなのがわかり、後期は関わり方もまた考えなければいけない。それでも4月に始めてリアルで合って、それ以来の再開時に、オンライン講義での絆もあってここまで係を深められたのだから、きっとどんな状況でも大丈夫だ、と思ってやっていきたい。

 

 とにかくこのプログラムはすごく役に立っているし、この7月8月出会った、言葉を交わした学生には感謝しかない。(※と思ったけどグループフィードバックが頂けなかったということはそういうことなのだろう)DSの女子や医学部軍団、福島の芸工等。何より、自グループのメンバーと4日間一緒だった4年生には感謝している。それに、一緒に臨めた先生と同期生にも感謝している。

 基礎課程は残り1月足らず。できることは力を借りながらやり切って、今後の道にはまた意見ももらいながらフル活用して行きたい。

 あと、学生との関わりに「ここだけの関係だから」というスタンスが、特を得ないということを他の方のふるまいを見て感じた。この辺も自分の弱点。これらも若いが、何かの形で助けになるかもしれない。一期一会だがSNSでも繋がれる時代。積極的に行きたいものだね。