2022年の高校駅伝はクリスマス。
今にして思えば今年は上賀茂神社を意識し過ぎた。あまり行ったことのない北のエリアへの足、交通網、日没時間を考慮すると、高校駅伝は今年も烏丸紫明。昨年と同じく1区たたき合いの場であったが、西脇工業の長島君がさっそうと独走。何年か前の九州学院久保田君以来の後続差だったか。結局今年はこのポイントのみになってしまったが、それでも来年中央に入る二人を目に収め、そして20位、30位台の選手が、決して遅くない中一生懸命走っていく様、それにかかる掛け声、そんな風景を見ながらパラパラと雨が舞いつつも見える晴れ間に目をやって、胸の奥が久しぶりに熱くなってしまった。
そしてこれも意識し過ぎた王将の昼ご飯。慌てずとも、京都のそこら中にあるのに。
上賀茂神社は今年ブラタモリで見た水脈を探しにというテーマであったが、それなりに風情があった。神社そのものも広域で、来年の繁盛や健康、開運をそこら中で祈りまくった。これぞ年末京都。ここ数年はこのために来ている。
そしてまだ日があったので、大文字妙型を目指してみた。明確な目的地もなくなんとなくこちらの方かな、と歩いたものの、いつしか目標物は船形に代わり、それとてたどり着くことができず、結局最終目的地は正伝寺に。この時間に北山のこれほど高い場所にいたことはなく、鳴り物入りのnorthfaceは意外に寒いという後悔と共に、京都駅までバスで南下した。
そして大阪行きを早々に選択肢から外した割に、京都駅では100円コーヒー一杯にありつくこともできず、7月のいざいざ奈良で訪れたイメージは崩れ去った。結局この時期京都駅で夕飯を食うのは無理という新たな結論を得て、2022年の京都もあっという間に終わった。というよりも昼間のラーメンが最後までもたれてしまい。やや後悔。
今年は鴨川も河原町も東急ハンズも阪急も無し。そしてここ数年京都駅のツリーにもお目にかかれない。という、少し寂し気な結果に。
来年も続く‥‥はず。