「おっとり刀」の誤用 | テスト用・コバシンのブログ

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先日、ラジオの朝のニュースを聴いていたら、有名なMキャスターが、政治の話題について、
「あまりにもおっとり刀。もっとスピーディーに動くべき」と喋っていました。

「おっとり刀」という言葉を、“ゆっくり”、“のんびり”、“のろま”という意味で
使ってる様子。

どうも、「おっとり刀」の「おっとり」の言葉から、
「おっとりしている」と誤解されているようだ。

この、「おっとり刀」は、昔、初めて聞いた時、
意味がわからなくて、辞書をひいて確認したことが有るのだけど、
「取るものも取りあえず」、「急いで駆けつける」という意味。

“のんびり”とは全く逆の意味なんですね。

武士の世界から来た言葉。

「おっとり」は、「押し取り」が「押っ取り」に変化したものなんですね。

武士が緊急な場合に刀を脇に差す余裕もなく、
手に持ったままの状態を「おっとり刀」と云うのが語源。

ですから、「おっとり刀で駆けつける」という場合、
取るものもとりあえず駆けつける様子を表します。

しかし、あの、博学なニュース・キャスターが、
ラジオで誤用するのは、いただけません。