進藤やす子 『欲ばりワードローブ』 | 映画な日々。読書な日々。

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欲ばりワードローブ/進藤やす子 
¥1,365
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産業編集センター  

「MORE」や「美人百花」で話題の人気イラストレーターによる、汗と涙のお買い物クロニクル。普通女子のための着回し&着映えコーデが満載です。


雑誌に載ってる洋服は可愛いけど、超スタイルがいいモデルさんが着てるから自分も似合うかどうかわからない。オシャレは好き。洋服買うのもバッグ買うのもアクセサリー買うのも大好き。だけどふと、他の人ってどれぐらい、そしてどんな洋服を持ってるんだろう?

持ってる洋服でどんなコーディネートしてるんだろう?


他の人のワードロープをちょっと見てみたい!

そんな風に思ったことありませんか?


芸能人やモデルが着る、テレビや雑誌の世界ではない、一般人と変わらない(といっても綺麗な方なんですけど)イラストレーター・進藤やす子 さんのワードローブを可愛いイラストと共に紹介してくれているのがこの本です。


イラストレーターの進藤さんの本ですから、出てくる洋服達も写真ではなくてイラスト。

何せそのイラストが上手いから、進藤さんが持ってる洋服がすごくリアル。

こんな感じで沢山紹介されてるの~。
映画な日々。読書な日々。-欲ばりワードローブ

こういう組み合わせがありなのかーと参考になるコーディがあったり、うんうん、わかる!と思わずうなづいちゃったり。理想のVネックセーターなんて、まさにそう!って思っちゃった。


私が持ってるのと似た感じのものもあれば、私が一度も買ったことのないようなものまで、他の人のワードロープって見るの楽しい!って思っちゃった。


一般のごく普通の女の子がオシャレできる服や鞄、靴から小物までがずらりと紹介されてるから、オシャレ好きな人だったら見てるだけでも楽しいはず。


思えば私も大学時代~正社員時代、すっごい服買ってました。

進藤さんと同じく「人に買ってもらってるんじゃないんだから!自分で稼いだお金で買ってるんだから!」と自分に言い聞かせてわりと大人買いしたりもして。


カラー選択に悩んだら、色違いで買っちゃうなんてこともしょっちゅう。(←進藤さんも色違いでよく買うらしい。)

似てる服持ってるのにまた買っちゃう。

それが女の子の楽しみだもん。


そして多くの人に訪れるであろうブランド狂時代。

進藤さんのブランド狂時代は30~32歳で2年間の大人の成金生活だったようですが、私は大学生の時だったのでちょっといきがった感じだったかもしれない。


青学だったから、周りはお金ちの子ばっかり。

私が大学生の頃はみーんなVITONを持ってて当り前みたいな感じだったから、バイトしたお金でそれはそれは買いまくりました。


VITONやGUCCHIの鞄をいくつも買い、ロレックスを買い、ブルガリのアクセサリーを買い・・・。

相当のおカネをそれらに費やしたはずなのですが、その時買ったもの達は時代遅れ感が否めず、社会人になってすぐにお蔵入りになりました。


それからは高くなくても可愛くていいものは沢山ある!と気付いたのでハイブランドにこだわって買うことはなくなりましたが、これ読んでたらそんなことも懐かしく思い出したりもして。


進藤さんのおしゃれ年表、そして「人に歴史あり」に思わずうなづいてしまったのでした。


ちなみに進藤さんの出没エリアは新宿だそうです。

私も新宿で買うこと多いけど、進藤さんのお買い物エリアで行ったことないところもあったので、今度行ってみよう。会社辞めてからは洋服買う頻度もめっきり減っちゃったけど、これ読んでたらまた購買欲が出てきちゃったわ。


また12/12~12/18まで、三越前駅のoffice echoで進藤やす子さんの原画展を開催するそうです。

会場には進藤さんが毎日いらっしゃるみたい。

サイン本の販売もあるし、すでに買った人は持って行けばサインしてもらえるそう。

私もせっかくなのでサインもらいに行こうと思います♪