病理検査報告書での告知 | 胆嚢癌ステージ3bからの生還

胆嚢癌ステージ3bからの生還

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退院してからまず1週間後に診察がありましたが、その時にはまだ摘出した臓器の病理検査報告書は届いておらず、「これだけ報告書がのんびりしているのは何も問題無かった事だと思う」と担当医も言っていました。


しかし、それから2週間後の診察時には報告書が上がっており、担当医からは暗い顔で「○○さん、残念な事に検体から癌細胞が見つかりました。○○さんはインターネットに精通しているからあえて説明しないのでこの病理検査報告書の内容はご自分で調べて確認して下さい。後、体のどこに癌細胞が散らばっているかはわからないので、それを確認するためにも○○記念病院に紹介状を書くのでPET-CT検査を受けてきて下さい。」と言われて再び頭の中が真っ白、目の前が真っ暗になりました。






以下がその内容です。


病理組織診断
Advanced carcinoma of the gallbladder
patGbnf, 腹腔側前壁、慢性炎症型、平坦浸潤型、腫瘍の大きさ:3×4.5㎝

病理組織所見
切り出し図の如く標本作成しました。
胆嚢頚部体部底部に胆嚢癌、invasive adenocarcinoma, tub1を認めます。
上行結腸に腫瘍性癒着を示し、上行結腸に広範な浸潤を認め、粘膜下組織に浸潤を認めます。
割面#12-13にもadenocarcinomaを認め、pBMXです。
胆嚢癌は以下の所見を示します。
組織所見:tub1, sci, INFc, ly0, v0, nel-alpha, si(A/C), s(+), Hinf0,
PV0, A0, Pn1(胆嚢周囲1/5), pBMX, pHM0, pEM0, pT3aN1M0, pStage ⅢB

最近になってやっと上記内容を良く調べました。

以下の通りです。

tub1:高分化型管状腺癌
sci:線維化多い
INFc:浸潤傾向強い
ly0:リンパ管侵襲なし
v0:静脈侵襲なし
nel-alpha:神経周囲浸潤あり
si(A/C):上行結腸まで浸潤
s(+):漿膜浸潤あり
Hinf0:肝浸潤なし
PV0:門脈浸潤なし
A0:動脈浸潤なし
Pn1(胆嚢周囲1/5):リンパ節転移あり
pBMX:胆管側断端判定困難
pHM0:肝側断端陰性
pEM0:剥離断端陰性
pT3aN1M0:T分類3a、N分類1、M分類0
pStage ⅢB:ステージ IIIb

「胆嚢癌 si」でググるとたくさんのデータが出てきますが、それらを見れば、現在私が元気でいる事が奇跡だ言う事が良く分かると思います。



後に続きます。