みなさま、こんにちは。
有山 あかねです。
【有山道場】
【不動産仲介実務研修】
10月18日(日)の宅建士本試験を受験された方、
まずはお疲れさまでした!
個人的な感想ではございますが、
何点か印象に残った、
あるいは考えさせられた問題を
取り上げたうえで、
合格予想点について検討していきます。
【問2】
民法の改正点でもあった、
保証契約についての問題でした。
肢2でポイントとなった個人根保証は、
賃貸借契約の締結にかなり関係があるため、
出るかもしれないと予想はしていましたが、
肢4の事業資金借入の保証については、
そこまで出すんだな〜といった所感です。
しかもおそらく正解肢。
【問6】
錯誤からの1問。
いろいろなケースに当てはめた問題でしたが、
相手方が善意無過失なのか、あるいは…
というところを読み取ることができれば、
具体的な内容でちょっと悩みますが、
正解は出せたんじゃないかなと思います。
あと肢4がかわいそうだけど、ちょっと面白かったです。
100円を125円と勘違いするのは、
たしかに重大な過失がないとおこらなさそうw
ちなみに17日(土)時点の5時50分のレートは、
1ドル105.39円。
125円だとちょー円安ということになります。
【問11】【問12】
借地借家法は基本事項が正解肢になったので、
ありがたい反面、みんな取りやすかったはずなので、
逃したくなかったかな…といったところ。
でも問12の貸主Aと借主Bの入れ替えに、
引っかかっちゃったという方も多いかも。
解約権は借主Bにあるものですよね。
【問17】
正解肢である肢1、ひっかかった方多そう。
ひっかかり方としては、
共同住宅は特殊建築物
↓
でも200㎡ジャストだから建築確認いらない
↓
バツかな!
といった感じだと思うのですが、
…木造以外の建築物は2階以上だと
大規模建築物だから、
大規模修繕のときには確認いりますよね。。
という、
あえて共同住宅とか持ってきている
ちょっと意地悪問題かな。
ただ他の選択肢が過去問はもちろん、
講座内でも何度か扱っているところですから、
なんとか騙されずに取りたいところです。
あとに続く宅建業法ですが、
ここが基本的なものが多く、
取りやすい印象を受けましたので、
合格点にちょっと響きそうです。
【問27】
これは個数問題でしたが
今年は個数問題はそんなに多くなかった印象。
イの
「誤認させる方法には限度がなく」
という一言が
しばらく探しているのですが、
明確な根拠が見つけられなくて
ちょっと気になるところですが、
でも、内容的にはどう考えても○ですよね。
業法はほんとに素直な問題が多く、
現時点では、
ほかはそんなに突っ込みどころがないです。
ラストに
【問50】建築物についての一問
肢3は布基礎、ベタ基礎が逆になっているため、
最も不適切であることは間違いないと思うのですが、
肢4がすごく気になります。。
主要構造と、
仕上げ部分に該当するような壁や床という理解かな。
主要構造部には屋根とか壁は含まれているわけですから、
それらの主要構造とされる部分とは別に、
仕上げ部分として…というふうに読もうとすると、まあ…
もう少し調べたいので、個人的な宿題とします。
そのため、これから見解は変わるかもしれません。
ざっくりではございますが、
個人的に気になった問題をピックアップしました。
昨年等の問題の難易度等も踏まえたうえで
私が実際に解いた感覚としましては、
合格点は、
【37点±1点】と予想します。
なお、12月受験生の方向けのご案内ですが、
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※でも、申込手続きは必要です!※
実力を出しきれた!という方も、
ちょっと不安かも…という方も、
これまで頑張ってきた自分をほめて、
今夜はゆっくり休んでいただければと思います。
以上、10月18日(日)宅建士本試験についてでした。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
有山 あかね