自分の勉強法まとめ1 まず最初に難問に取り組むことで力を得る | seek the Esprit.

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アウェーからのブログ。
文系好きの理系大学生です。

前回書いた文(暗記を排す )だが、抽象的で結論も書いていないのは十分承知であるので、今回はちょっと具体的な、いわゆる勉強法についてきちんとまとめたいと思う。
もし前回の文章を読んでさっぱりわけがわからないと思われたら、それは正しい(正直言って文章になっていなかったと後悔している)ので、無視して今回から読んでいただいても構わない。
前回の失敗を踏まえて、今回はセクションごと、細かく区切って記事にしていこうと思っている。
また、ある書き方を真似して、補足説明は(注)などとしてどんどん後ろに飛ばそうと思う。


 一応注意だが、僕がやったことはあくまで理念を形にしたのであって、その結果だけを利用すれば有用なのかははたして不明なのである、ということは頭に入れておいてほしい。
平たくいうと、「この通り真似してもあなたに合うかは保証しませんよ」、ということだ。



1.まず取り組むべきは難問

 これは主に理数系の教科で実践すべき方法だが、実は意外と文系教科、特に国語に関しても効果がある。(なぜなら、高校程度では国語・英語もほぼ演繹系とみなせるからだ。)
 さて、学校や塾、自習などで一定の範囲の「基礎的な」(注1)インプット(理解)をしたあと、アウトプット(演習)は簡単な、量のある問題集(例えば数学なら4STEP、理科ならリードα、トライアル、シグマベスト系など)で行うという方法が一般的だと思う。
これに対し、私の主張は「そうした「基礎系(注1)・量系」参考書をまともにやり始めるより先に、一般に教科書レベルからつなぐのは難しいといわれるような問題に当たる」ということだ。

このメリットは、

1.「入試レベル」とのギャップを把握できる
2.単純でない問題に当たることでかえってわかっていない部分がはっきりする
3.解答の発想がナチュラルに身につく
4.当面の目標が定まるので、モチベーションが上がる



「スモールステップ」で一歩づつ固めていくという理想にかなった、良い方法に思える。
しかし、現実的には「基礎=公式の暗記!」のように誤った考えが横行しており、その程度の(公式を暗記した程度の)理解で問題集を使ってアウトプットしても、無駄が多いのだ。
 そのような問題集の「基礎的な」問題というのは公式に数値を代入して計算したり、ほぼ教科書の例題と同じような問題が並んでいたりするものである(注2)。 
ただ機械的に公式を暗記したところで、間違いなく入試問題というものは解けない。
解答を見て「ああ、この形だからこの公式をつかって、こっちではこの公式で・・・なるほど、このパターンの問題はこうやって解くのか・・・」とやるのは構わないのだが、せっかく「基礎=公式の暗記」に時間をたくさん費やしたのに、そんなものことをしていては時間の無駄
 
その代わりに、いわゆる「入試用」の問題集で、解説を読める程度のもの(注3)を適切に用いれば、先に上げた4つの利点を得ることができる。
 例が数学ばかりで申し訳ないのだが、
 教科書にっている程度の公式は
大体わかった(暗記していなくても良い)状態から、「一対一対応の数学」のような、やや難し目の、問題数の絞られた問題集に取り組む。
 このとき、解ける必要はない。が、しかし、すぐに解説を見てはいけないだいたい解答の方針の目安を立てるのである(注4)。それから、解答を読んで、「公式」が実際にどのような形で、どうされているかをしっかりと考える(「覚える」のではない)。決して、「パターンを暗記」でもないことを留意せよ。
その中で大抵は自分のしていた公式の丸暗記がいかに頼りなかったかを自覚することとなり、理解が足りなかった部分に気づくとなる。
 
これが、メリット、3を生み出す理由である

 
そして、その部分を教科書などで確認したら、その問題集は一時しまって良い(注5)。 
ここでやっと、網羅系のチャート、もしくは4STEPなどで高速アウトプットをするのだ。公式を形で暗記したのではなく、意味的にきちんと理解した上で演習するので、特に詰まることもないだろう。(注6)


スモールステップ的な学習は着実で良いのだが、どこまで積み上げればよいのかわかりづらくまた時間的にも逆算できないという欠点を持つ。
よって途中で焦りだしたり、焦らなすぎて入試に間に合わないという自体を引き起こしてしまうことがあるのだ。
他方、「難問方式」は、自力で最初に取り組んだ「難問」達を解けるようになる、という当面の目標が必然的にできる。
また、最終的に求められるレベルとのギャップもある程度わかるため、不安感が払拭される

簡単な問題集で無機的に物事を覚えるよりも、「生きた」問題の中で有機的に物事を学ぶほうが正しい理解により早く、より正確にたどり着けるのだ





補足
(注1:これはまたいずれ述べるが、”本当の”基礎ではない場合が多い!)
注2:よく公式を体で覚えろ、脊髄反射でできるようにしろなどと言っている人がいるが、勉強とはカラダでもセキズイでもなく、アタマでするものだ。そんな勉強なら人間様がやる必要がない。コンピューターにやらせて遊んでいたほうがまだマシである。)
(注:ここでは、
解説を何度か読んで、かろうじて理解できる程度までを「読める程度」とした
(注4:
「ここはベクトルの範囲で、3:4というが出ているのだから分点の公式を用いるんだろう・・・・あれ、分点の公式ってどうだったっけ?」といった程度で構わない
(注5:とはいっても、前述の「一対一対応」などは各章のまとめなども秀逸なので逐一参照したほうが良い)
(注:ここであえて”簡単な”問題集に戻るのは、やはり問題数の絞られた問題集だけをやっていては量的に足りないからである)