夕陽が沈んで
月が満ち欠けしながら
夜空に上がっていく。


地球という乗り物に
虫もカエルも
カラスも猫も
もちろん人も
みんな乗っかってる。


昼間は盛大に暑かった。
夏はまだ去らない。
だけど昼間は短くなり
夕闇前の穏やかなひとときに
ほっと佇む。


猫たちも
好きな場所から
動こうとしなかった。


それでいい。
動かなくていい。
無理しなくていい。


生きるものは皆
老いていくし、
若い命は絶えず
生まれ育っていく。


道半ば
そう言って
長い政権のトップが
辞任を表明した。


色んな思いはあるけれど、
潮時なんだと思う。
いつかは道を譲らねば
ならない時が来るし、
道の真ん中をランウェイのように
闊歩できる人が
時代の寵児として現れるものだから。


流れる川に
浮かんでは消える
うたかたのように。


良い組織とは
特定の人がいなくても
機能するものだという。


機能を損ねずに
医療や日常が
維持されている今は
良い状態なのではないか。


問題が生まれたら
それは見つけた人が
声を上げて見える化して
良い状態に導くしかない。


平和も安全も
そうありたいと願い
意思を持って行動する
今の積み重ねで
成り立つもの。


それぞれの日常を
機能させていこう。


そのためにも
穏やかでいられる
お気に入りの時間を
大切に味わおう。




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