地元に転職をして
一番良かったなと
思えたことは、

おひさまと
青空と
心地よい風と
季節の遷ろいを
肌で感じることが
できる時間が増えたこと。

仕事帰りに
お気に入りのルートで
夕焼け空と
田んぼの緑と
猫や餌やりさんと
挨拶する時間が
今の至福のとき。


夕暮れ時に
風がようやく
正気を取り戻す。
ホッとした空気に
包まれる幸せなとき。


ちょうど暦が
立秋になる頃に
夏休みの3連休を取った。
仕事に追われる事は
殆どないけれど、
ホッとひと息つける時間が
本腰の夏には欠かせないもの。


県をまたぐ移動を避け、
ドライブツアー。

旅先では
いつもより沢山の
おひさまと
青空と
自然を堪能する。

観光施設に選んだのは
お城のある公園や神社、
美術館や博物館。
地域と共生し
その地に欠かせない
風景となっている。


もともと
レジャーに縁の薄い
夫婦なので、
人と会うことも少ない。
長年一緒にいるので
会話そのものも少ない。


ニュートラルな状態で、
予定に追われず、
心地よいと
感じる時間に浸る。


欠かせないものは
等しくみんなにある。
朝も
昼も
夜も
等しくみんなに訪れる。


飲んで、食べて、
排泄もする。
日常は
止まらずに流れてる。


旅をすると、
その日常のシンプルなところに
フォーカスが当たる。
日常をシンプルにして
ほんの少し軌道を外れて
自分のペースで世の中を
俯瞰できる気がする。


どこにいても
おひさまも
空もあるけれど、
処を変えると
そのありがたみが
新鮮に感じられる。


高台から眺める景色の中に、
それぞれの日常を俯瞰する。


美術館や博物館で
新たな発見をする。


宿泊先の食事に
季節を感じたり、
盛り付けや演出に
心踊らせる。


旅には
ルートを決めて
たどり着く楽しみもある。


私たちは
行きたいところへ必ず
たどり着くチカラを持っている。
旅は、そのトレーニングとして
欠かせないものだ。


欠かせないものに
気づけるのは、
ゆとりあってこそ。


お盆休みのこの時期に、
ゆとりをもって
欠かせないものに
気づけますように。













via SLOW DOWN LIFE
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