実家からの帰り道。
夜空に二つの星がきれいに寄り添うように
輝いていました。

一人じゃない。
星を見上げている人と
つながっている。

あの夜
きっと星を見上げて
静寂の中
希望を捨てないでいた人が
沢山いたと思う。

夜明けを願いながら。

人生は難しい。
思いがうまく伝わらないこともある。
思い通りにならないことがある。
だからこそ
つながった時に喜びを感じるのだ。

夕方、
気仙沼のさちこさんから電話をいただいた。
絵葉書のお礼だった。

周りの人からは
「支援は続けているの?」
と何気なく聞かれることがある。
今日も義母から聞かれ、
絵葉書の話をしたところだった。


双葉町の方へのボランティアの話をしたら、
さちこさんも
今の取り組みや思いを話してくれた。

さちこさんの構想は、
第6次産業ともいえるものだった。
(作ることから全てやるというもの)

昨年5月にお邪魔した、
津山にある避難所。
そこでがんばっていた方が
NPOを立ち上げ、わかめの生産支援を
しているらしい。
「こんど送りますね」
と明るく話してくれた。

現地の方が
そうやって何かをしていることを
聞かせて頂けるのはうれしい。

また、
高齢者の問題についても
食に携わるところで
(調理師の資格をもっているとのこと)
先人の知恵をもっと引き出したい
というお話をしてくれた。


最初は自分が
気仙沼に行って何か出来れば
という提案をしたのだけれど、
やはり必要なのは
現地の方が取り組みを始めることだと
実感できました。


私は可能な限り
また双葉町の方とお会いして
高齢者の方にいろいろ教えてもらえたら
さちこさんとも
いろいろ共有していけるのではないか
と思いました。


そうやって、つながっていられる。
夜空の輝く星を見て
うれしくなりました。


あきらめずに
自分がどこかに自分らしいやり方で
かかわっていけたらうれしいです。