強く冷たい風が吹き付ける

体は温め歩けるけれど…

胸の内側だけが何故かとても寒くて痛いよ

踏み付ける乾いた落ち葉のオトが胸に響き…傷み増す

心の傷みを癒すための答えわからず我慢して…我慢して…

怺えて歩く
こんなに辛いのに…

今年もまた怺えて進む…

まだ癒えるまで時間が掛かるのかな…
君が悲しい願いを告げるたびに
僕は…ひとつ言葉だけで何も出来なくて…

無力な僕は悲しくて…

いつの日か逢いに行く
そう言った僕は遠い君に簡単じゃない約束を…

でも君は気づいているだろう

僕が近づけないことを…

そばで…君を救えないことを…
「さよなら」は…けっして言わないと決めた…
ぼくの独りよがりな想い…

いつも『またね』を先に口にする僕
さよならじゃ悲しみが強くなりそうだから…

辛くて…悲しいときには…
少しだけぼくを思い出してね…

たぶんそのときは
ぼくがここに居ることに意味を作れるだろう…

届く距離に居なくたって…
思い出は忘れない一瞬だって…

すべてを失わないための…

ぼく自身の決めごと…

「さようなら×」…

『またね○』は続けていくんだ