確かに私もタイに行くと決まってから、不安で学校のこととか検索しまくった記憶があるので、気持ちはとてもわかります
なので今回、あくまで私個人の感想ですが半年子供が通って思ったことなどを書いていこうと思います。
あくまで個人の感想なので、参考程度にしてくださいね💦
○バンコク日本人学校とは…
そもそも、タイに日本人学校は2つあり、1つがバンコク日本人学校、もうひとつはシラチャ日本人学校です。
今回私が書くのはあくまで、バンコク日本人学校についてです。
ちなみに学校ホームページによると、学区制は2020年度で廃止されるみたいなので、今後学校間で人数の変動があるかもしれませんね。
○学費について
日本人学校は海外にある私立学校なので、学費がべらぼうに高いです
2020 年度の場合、
入学金 160000バーツ(約54万円)
1学期授業料 58400バーツ(約20万円)
2学期授業料 58400バーツ(約20万円)
3学期授業料 29200バーツ(約10万円)
と、初年度は1人100万円かかります。
兄弟割引などもなく、1人ずつ入学金もかかります。我が家は会社の補助がなければとても通えない学校です。
あと、バーツでの振込が必要なので立て替えする場合は、バーツ貧乏になる恐れがあります。ってか、我が家は学費が会社から振り込まれるまで、家計はマジで自転車操業でした。
○学校への送迎バスについて
学校はエカマイ通りをかなり北上したあたりにあり、アソーク〜プラカノン辺りまでに大体の家庭が住んでいると思います。
スクンビット通りは渋滞するため、ほとんどがプロンポン〜エカマイの奇数側(北側)に住んでいます。そしてそのあたりに住んでる子はほぼみんなバス通学だと思います。
私は場所によって朝のバスの送迎時間が違うのではないかと思い、不動産屋にも問い合わせましたが、ほとんどが6時半前後に出発するみたいです。そして渋滞していなければ、朝7時頃には学校に到着するみたいです。
朝の渋滞を避けるためとはいえ、7時前に学校に到着するとか早すぎて可哀想
ちなみに我が家の子供たち曰く、朝7時には先生たちはみんな学校に必ずいるそうです。お疲れ様です。
○カリキュラムについて
基本的に学校のカリキュラムは日本のカリキュラムに沿っているので、日本と同じ教科書を使います。
違う点は、タイにあるタイの私立学校という扱いなので、必ずタイ語の授業があります。
学校説明会で聞いた話によると、本当はもっとコマ数が必要なんだけど、当時の日本首相が「一時的にタイに駐在し、日本に帰る子息たちなのでタイ語の授業を少なくして欲しい」とお願いしたとかしないとか。本当かな?
○教科書と学用品について
ホームページに詳しく書いてありますが、編入で入ってくる場合には
在籍校から「教科用図書給与証明書」を受領して、海外子女教育振興財団に送付して新しい教科書をもらってからタイに来る必要があります。
これが意外と面倒くさかったんですよねー。タイに来るまでに受け取れるスケジュールにしないといけないです。
あと、個人的な意見としては
何があるかわからないので、教科書は必ず手荷物で持参
した方が良いと思います。
航空便や船便はいつ届くかわからないし、預け入れ荷物にしてロストバゲージする可能性もゼロではないので💦
あと、当たり前かもしれませんが日本の教科書にそって、全く日本と同じ授業を行うので
日本と同じ学用品が必要になります。
これが地味〜に大変で、鉛筆や消しゴムノートだけではなく「絵具セット」「算数セット」「習字セット」なども必要です。
ちなみに最近最も難易度が高いなーと思ったのは、彫刻刀です。
我が家は4年生で必要なことを事前に調べて、日本から持参しましたが、友達は2日前に突然子供に言われてパニックに陥っていました
あ、補足しておくとインターネット上の学年のお知らせで1ヶ月くらい前から「来月彫刻刀いりますよー」と通知があったのですが
紙のお知らせじゃないと目を通さないよね💦
学校内に売店があるので、結局彫刻刀は買えたそうなのですが
基本的に売店で売っているのは1種類のみで、しかも高くてあまり機能的ではないものも多いです。
すぐに必要なさそうでも、日本で買ってくることをオススメします。
すぐに使わないものなら船便でオッケーです
ちなみに、今まではわりとみんな一時帰国の際に買うことが多かったみたいですが
今回はコロナのせいで帰国できず、日本から送ってもらう人も多いみたいです。
我が家も来年裁縫セットが必要なので、今年度中に送ってもらおうと思っています。
日本には今年度は帰れそうにないので
友達からもらった写真ですが、よければこちらを参考にしてください。
○学校の雰囲気について
あくまで我が家の子供たちはですが、とても楽しく通っています。
先生とも相性が良かったのか、帰ってくるなり「今日学校でこんなことしたよー」「先生と休み時間に鬼ごっこしたよー」などうるさいくらい
息子は「先生の教え方、すごくわかりやすい。今までで一番授業が面白い」と言っていました。
娘も先生が宿題の字の綺麗さを評価してくれるようになってから、自分で一生懸命きれいに書こうとしています。
現在1クラス25人前後らしいです。これから増えるかもしれませんが。
ちなみに、一学年14クラスなど日本では考えられない規模です。
あと、こちらの学校は日本の公立小学校より
確実に学力が高いです。
これは授業のレベルがというよりは、もともと通っている生徒の学力が高めなんだと思います。
程度の差はあれども、子どもに学習させる習慣があるからだとおもいます。
先日息子が100点のテストを持って帰ってきましたが、息子曰く「クラスで17人が100点だった」とのこと。
高学年でこれはすごいと驚きました。ちなみに、特別簡単というわけでもない普通のテストでした。
今のところ、イジメなどの話は聞いたことがありませんが、これは子どもたちがまだ小学校だからかもしれません。
中学生になるとまた雰囲気などもかなり違うのではないかと思います。
取り留めもない書き方になってしまいましたが、こんな感じでつらつらと書いてみました。
あくまで個人の所感ですが、今後編入を考えられている方のお役に立てたら幸いです✨