<走れメロス>

かんごです。 

ご紹介するのは「走れっ!!!!メロス!!」

太宰治氏へのオマージュです。俺は中卒なんで文学なんて一切知らず、アレルギーだったんだけど、
作家のケンヂがよく飲み会で、文学やら小説のあらすじを面白おかしく話してくれている内に興味を持つようになり、今じゃすっかり読書までするようになりました。。。

改めて学校で勉強できるかどうか?なんて、そんなことよりも、大人になってどうなりたいか?
どう生きたいか?どんな人に会うか?で「自分」という存在はそれに応じて勝手に成長していくんだと思う。

原作の中で、俺が好きなシーンはラストの下記の文章。

「メロス、私を殴れ。同じくらい音高く私の頬を殴れ。私はこの三日の間、たった一度だけ、ちらと君を疑った。生れて、はじめて君を疑った。君が私を殴ってくれなければ、私は君と抱擁できない。」

そう。俺はつい疑ってしまう。。頭の中で勝手に。
自分が弱くなると大事な人を疑ってしまったことがたくさんある。

さらにこの楽曲の歌詞では「まずは僕が僕に期待しなくちゃな」って言葉がある。
その通りで、俺は4年2組で音楽活動初めてクラスメイトたちに出会うまで、正直
「アーティストになりたい」と思いながら「でも、俺じゃ難しいよな。。。」って勝手に思い込んでた。

でも今は違う。
この曲と会ったのも大きいけど、カンゴとしてカンゴに期待するようにしている。
「自分に必要じゃないことなんて、起きないから大丈夫。今ある問題はすべて乗り越えられるように出来ている」ってのを、よくスタッフとも話すんだけど、全くその通り。

これを聴いてくれるみんなにも、もっと自分に「期待」して欲しい。
すぐに結果なんて出ないし、それでも続けてることで、勝手に縁も運もいつの間にか回ってくるから。

メロディも4度、5度、6度、オクターブのメロディが連発されながら、歌っていて流れが途切れなくて、譜面見て単純に「美しいっ!」て思ってしまった。だからこの曲も俺もサビはリードボーカルやらせてもらって、ユウキと一緒にユニゾンした。そのくらい、痺れちまった、大好きな曲。

アレンジとしては、アレンジャーの坂本君がサンバのリズム?的に16分の跳ね感をつけてくれて、
一気に先が見えた。イントロから何か希望みたいなモノを感じるし、坂本君の作るイントロは、いつも素晴らしい…!!!

歌詞の中にある自分のことを「よくやった!」と抱きしめてあげられる日が来るくらい、俺も青春しまくってやる!!



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