2023年6月23日 墨田区区役所から一通のメール
飼育困難となった多頭飼育宅37頭
飼育の世話をされていた方の入院・急死で
残された目が不自由な兄弟二人では自立した暮らしは元より
飼育も覚束なく施設入所を控えての依頼から保護に動き始めました
* 多頭飼育宅にて *
全員が不妊・去勢手術がされておらず
「カッパえびせん」や「ご飯にお醤油」など餌も充分ではなく
出産したばかり子猫を食べてしまう若いメスもいて
そうした厳しい環境で9年間出産・子育てを毎年繰り返して
生き抜いてきた「はなちゃん」
不妊手術・血液検査などを済ませ
子供たちも収容されているシェルターへ移送
久々に会う子供たちとは一緒に戯れて遊ぶなど
飼育宅では忘れていた暮らし?を楽しむ姿を見せてくれましたし
そこで温かいご縁にも出会いました
(保護した子たちの一部は若くして早世してしまっていますが)
人馴れ「ゼロ」完璧な家庭内野良猫で触ることも出来ず
一時は飼育者宅のベット下に姿を隠し続けていましたが
少しずつ飼育者ご夫妻の身近で暮らし始めていたところで
訪問客がきっかけで再びベット下の暮らしに戻ってしまいました
多頭飼育されていたアパートでは
多すぎる子供や仲間との約10年に及ぶ暮らしから
今はご夫妻との静かな暮らし
こちらとしてはゆっくり暮らさせたいとの思いでしたが
* 多頭飼育宅にて *
年齢も12〜13歳で
多頭飼育宅での不健康な暮らしもあってか
腎臓疾患もあり食欲も落ちてきています
飼育者ご夫妻は「はなちゃん」の体調に心を砕き向き合い続け
「はなちゃん」も与えられた人生を懸命に生き
そして今を生きています
はなちゃんにエールはもとよりですが
向き合い続けて下さっている飼育者ご夫妻に何より感謝です
ー ありがとうございます ー
ー この記事はフェイスブック
「犬猫を100%救い隊」サイトに同時掲載中 ー