「野良猫のために生きた人」そんな生き方を貫いたOさん
ご高齢となり現場での餌やりを若いボランティア仲間に
託して自宅で保護した猫との暮らしに転換
そうした日々にも少しずつ認知症が進み
餌やりを託された若いボランティア仲間が
2〜3週間に一度連絡を取り元気を確認すると共に
介護に関わる介護支援センターの担当者に
もし万一の時には連絡を!
猫は引き取ります
事前にお伝えしていたのですが・・・
2月の半ばの連絡を最後に全く連絡が取れなくなり
自宅に伺うとお部屋は真っ暗
「愛ちゃん」と名付けられた保護猫の声もしない
どうしよう・・・と相談が入りました
お部屋で亡くなってはいないか?
入院したのか?
愛ちゃんはどうしているのか?
介護支援センターへの電話確認でも「個人情報」として
詳細確認が出来ず
次に警察に伺い警察から介護支援センターに連絡するも
これもダメ!
事前にお願いしていたスタッフは非番で
休み明けの連絡をお願いしてひとまずその日は終了
しかし休み明けに連絡はなくこちらからの連絡で
Oさんは施設に入りました
猫は譲渡されました
「愛ちゃん」は警戒心の強い生粋の元野良猫
人見知りで譲渡は難しい・・・そんなに簡単に譲渡される?
何も見えてこない中で憶測が先行し心配が深まるばかり
墨田区役所高齢者福祉課にも確認
告げられた「猫は無事保護され譲渡されました」
では譲渡先はどこ?
Oさんが今どこの施設にいるのか?
長年のお付き合いの中で
猫の引き受けを元気な時に話していたにも関わらず
肝心のことが全く見えてこないまま
幕引きをせざるを得ませんでした
やはりこうした事態に備えるためにも
「ペットのエンディングノート=ペットの終活ノート」
今後の取り組みを進める必要あり・・・痛感する一件でした
ー この記事はフェイスブック
「犬猫を100%救い隊」サイトに同時掲載中 ー