譲渡猫みゅうの死 | 「下町の猫たち クワトロの会」

「下町の猫たち クワトロの会」

東京・墨田区など下町周辺地域の自治会等に地域責任を求めつつ「野良猫対策」をご提案し、TNRに取り組む任意のボランティア団体です。野良猫への不妊・去勢手術や保護せざるを得ない猫たちの飼育者募集などのクワトロの会の活動を紹介をさせていただいています。

2008年12月19日に譲渡した「みゅう」

その死を知らせるメールを頂きました

餌やりをされていた息子さんの死から

餌やりを引き継いだ90歳を超える方の餌で

多くの野良猫たちに混じり「みゅう」と母猫は生きていました

 *保護引き取りしてまもない頃のまだまだ幼顔のみゅう*

 

その「みゅう」を引き取りたい・・・若い女性の依頼から

捕獲しケージを貸し出し環境慣らしをお願したのですが

いきなりお部屋に放しこれまた引越しのゴタゴタ

「みゅう」はもうパニック状態

飼育を諦めます・・・と我が家で引き取った「みゅう」

次第に落ち着きを取り戻し

ご縁を得てある温かなご家族のもとで暮らし始めた「みゅう」

2023年3月31日 約15歳で亡くなりました

 

一方 シャムMIXの「みゅう」とは全く違う黒サビの母猫

姿を消した幼い娘「みゅう」を懸命に探す姿が思い出されます

みゅうの保護と前後してママも不妊を済ませたのですが

リリース当日我が家の玄関前でケージが破損

以来14年間付近で餌やりを続けていますが

亡くなった息子さんから引き継いた餌やりのお年寄りも亡くなり

ケージが壊れたことは「禍転じて福」だったのかも!

 

生粋の野良猫で人馴れはしていませんが

餌の後はしばし向き合い

「また明日ね」と声かけすると後追いもするようになり

近々我が家でのんびり余生を過ごさせるべく

もうお一人の餌やりの方と捕獲作戦を練っています