小太の「てんかん」(6) | 「下町の猫たち クワトロの会」

「下町の猫たち クワトロの会」

東京・墨田区など下町周辺地域の自治会等に地域責任を求めつつ「野良猫対策」をご提案し、TNRに取り組む任意のボランティア団体です。野良猫への不妊・去勢手術や保護せざるを得ない猫たちの飼育者募集などのクワトロの会の活動を紹介をさせていただいています。

小太の保護に一緒に動いたボラ仲間Wさん

2022年9月19日

交通事故の骨折が回復し我が家で預かっていた小太を

一旦は戻しましたのですが傷口の化膿で「再入院」が浮上し

202210月17日我が家に戻ってきました

生後約7ケ月となり

脳障害に適した麻酔薬を使用して去勢手術を済ませました

飄々として無邪気で可愛い子です

しかし意味ない徘徊や呼び掛けに反応もなく

人を怖がらず・・・さりとて人に親しまず

オス・メス問わず発情行為が繰り返し

首を噛み背中にのられるシニア猫たちは唸り・逃げ惑い・走り出す

逃げる猫を本能的?に凄い勢いで追いかけ回したり・・・

こうした行動パターンによるシニア猫達の疲弊は無視出来ないけれど

遊び盛りの子猫の小太をゲージに入れての隔離飼育も忍びない!

処方された薬はてんかんの発作を抑える効果が見られず

10月24日・11月1日・5日・7日と続けざまに

硬直した身体をバタつかせ口から泡を吹く

発作中の怪我を防ぐため周辺のものを移動させ

発作が収まるまでの数分間ただ見守る事しか出来ない

  *最近はテレビに興味を持ち始めているが・・・*

明らかにかなり重度の脳疾患で保護していなかったら

時・場所を選ばない発作に死んでいたかもしれない

 

2022年11月20日

検査のために再びWさん宅に戻された小太

発情行為を止めることは出来ないこと

服用薬の肝臓への影響を見るために

定期検査を行うことになりました