今一度に猫と一緒に暮らしたい!
愛猫を亡くされたシニアの方から希望が寄せられ
ボランティア仲間の保護猫
5歳位の元野良猫に我が家で会って頂きました
粗方の条件として・・・
1)譲渡ではなく飼育代理人という考え方
2)代理人が飼育が困難になった場合
ボランティアが無条件で引き取る
3)猫の引き渡しの際に血液検査など諸費用として
2万円を頂き90%は保護されたボランティアに
10%を通常の譲渡同様に仲介料として
「クワトロの会」の基金に入金
4)引き渡し後の餌代や治療費は飼育代理人が負担する
5)預け入れ前に飼育環境の下見をさせて頂く
しかし・・・預け入れ予定の元野良猫は繊細で内気な個性
新しい環境下でスリスリ・ベタバタとなるまでには
かなりの時間を要することが想定され
飼育希望者と同じベットで一緒に寝る事は保証出来ず
そんな飼い慣らし途中で脱走でもされたら・・・
見知らぬ土地で野良をさせる事は何としても避けたい
対象となった猫の気性と共に
案じる事が多くご縁は結ばれることなく「白紙」に
動物が好き!・・・人生を共に過ごしてきた動物と最後まで一緒
そうした方に厳しい野良で生きてきた野良猫を温かく迎えて欲しい
しいては保護で忙しいボランティアの手元をも軽くする
こうした取り組みは
高齢化社会においては何としてでも進めたいのですが
シニアの方にシニア猫のご縁を繋ぐことの難しさ
つくづく痛感した一件でした