飼育者に先立たれた愛ちゃん(2) | 「下町の猫たち クワトロの会」

「下町の猫たち クワトロの会」

東京・墨田区など下町周辺地域の自治会等に地域責任を求めつつ「野良猫対策」をご提案し、TNRに取り組む任意のボランティア団体です。野良猫への不妊・去勢手術や保護せざるを得ない猫たちの飼育者募集などのクワトロの会の活動を紹介をさせていただいています。

ボランティア仲間と一緒にアパートに出向き

保護しなければならないなら早い方がいい・・・

私の忙しさを知る仲間が預かりをかって出てくれた

*持参した懐中電灯に照らし出された

  寒い部屋の片隅にうずくまる姿が不憫でした*

その深夜にその仲間から電話・・・この子歩けない!

これまた想定外で翌朝病院に連れて行くことを決めました

 

エコー・血液検査などから

獣医は・・・「どんな飼育をされていたのかな?」

      「何を食べさせられていたのかな?」

もう手の施しようがない脂肪肝・腫瘍もあり

「余命・・・」深刻な状態を告げられました

 *ボランティア仲間宅に用意されたゲージの中で*

亡くなった独居飼育者は70歳代半ば

ペット不可での賃貸暮らし

結果として厳しい現実に置かれている猫

 

軽くはない治療費負担などを含め

不動産屋さんに私を紹介したボラ仲間も自ら参加し

不動産屋さん・大家さんそして私など縁もゆかりもないが

・・・しかしご縁と受け止め

四者でこの子に向き合って欲しいと願い出ました

 

関わる人たちの優しさを集めて

名付けた名前は「愛」

推定7〜8歳のメス

まだまだ元気でいられる年齢です

 ー 続く ー