保護猫「まみ」の死 | 「下町の猫たち クワトロの会」

「下町の猫たち クワトロの会」

東京・墨田区など下町周辺地域の自治会等に地域責任を求めつつ「野良猫対策」をご提案し、TNRに取り組む任意のボランティア団体です。野良猫への不妊・去勢手術や保護せざるを得ない猫たちの飼育者募集などのクワトロの会の活動を紹介をさせていただいています。

2021年5月26日

まみが旅立っていった・・・

我が家に来てから約2年半

それ以前の約16年に及ぶ厳しい野良生活

後から後から

その時々の姿が思い浮かんでくる

ある大雪がやんだの夜

シャーベット状のぬかるみとなった中で

足の体温が奪われ動けなくなり

大声で私に助けを求めたことがある

走り寄ってぬかるみから抱き上げ

雪が積もっていない人気ない公園公衆トイレで

餌を食べさせた時の姿が切なく思い出される

*保護される3ケ月前、まだ野良で暮らしていた「まみ」*

我が家に連れて来た最初の夜

パソコンに向う私の背中におぶさってきた!

野良では後追いもせず

淡々と私に向き合っていたのに・・・

我が家に来てからの甘え方は半端ではなく

亡くなる前日も

私の後を追うためヨタヨタと歩き出し

廊下で倒れたところを抱き上げたことも・・・

* 我が家で15年ぶりに親子の再会を果たしました!

  まみ(左)と交通事故で保護され、

         当時認知症となっていた娘リロ(右)*

子猫の時から約18年間

まみの死によって

長い付き合いは終わりを告げました  ー 合掌 ー