「みほ」の死 | 「下町の猫たち クワトロの会」

「下町の猫たち クワトロの会」

東京・墨田区など下町周辺地域の自治会等に地域責任を求めつつ「野良猫対策」をご提案し、TNRに取り組む任意のボランティア団体です。野良猫への不妊・去勢手術や保護せざるを得ない猫たちの飼育者募集などのクワトロの会の活動を紹介をさせていただいています。

1月21日午前10時45分

静かに「みほ」が逝った

2020年9月25日獣医から告げられた体調不良

リリースを止め我が家を終の住処として暮らしていた

多くの野良猫たちの最期を看取ってきたが

野良でお腹を空かせて餌を待っていた姿や

一緒に過ごした日々が蘇り

命の儚さに哀しみや脱力感を覚える

*亡くなる4日前、この数日前から急に食べなくなり

    強制給餌は行わないと決めていたけれど・・・*

どこでどんな風に生きてきたのか?

突然餌場に姿を見せた当時は死にそうな様子だったとか・・・

多くの野良猫同様

厳しい暮らしをしていたのだろう

* 口腔内扁平上皮ガン・・左頬や左目にもガンは進行して

  いたが、頬の膿みは消えて毛が生え揃い、目はゼリー状

  の赤むくれが消えて、再び綺麗な瞳を見せていたが *

 

ビビりだけれど甘えを受け入れてもらうと

ハスキーで大きな声で語りかけてきたり

前足で優しく顔や顎を撫でてくれたり

堰を切ったように甘える子だった

 

我が家で暮らした約4ケ月

沢山の思い出を残して「みほ」は逝った

 ー 合掌 ー