取り壊しまでの3日間で室内に残る2頭の保護
積み上げられ散乱した物・物・物
止む無く捕獲器を玄関と細い隙間に二台設置
突然の侵入者に警戒している家庭内野良たちは
夜9時になっても動きなし
火の気のない家で捕獲のために前日から餌を与えていない
多少餌を食べさせてあげたくもあり
捕獲器慣らしを兼ねて入り口を降りない設定にし
中に餌を置いて1日目は終了
2日目・・・
前日置いた捕獲器の中の餌が綺麗に無くなっている!
改めて捕獲可能な設定に戻し
外でコンビニのおにぎりを食べながら
・・・ただ待つ・待つ・待つ・・・日が暮れる
冷えきった身体を温めたく近くの馴染みの銭湯で一風呂
温まった身体で戻り・・捕獲器をチエック・・入っていた!
解体工事を翌日に控えた3日目・・・
前回と同じ要領で捕獲器慣らしの後
夜9時過ぎにようやく2頭目も保護出来た
それぞれ実妹宅に搬送
しかしここでも問題が・・・
ご主人は猫たちの保護に「大反対」
奥のお部屋で言い争う声が・・・
脊椎管狭窄症を患う実妹さんは70歳代半ば
いつまでお元気でこの2頭と向き合えるのか?
高齢飼育者問題が見え隠れする2頭の行く末・・・
多頭飼育者の社会性や責任意識の欠如の先に
猫たちの置かれている今がある
諸手を上げて万歳とは言えない「保護」が終了した