「ため息」と「うれしさ」と | 「下町の猫たち クワトロの会」

「下町の猫たち クワトロの会」

東京・墨田区など下町周辺地域の自治会等に地域責任を求めつつ「野良猫対策」をご提案し、TNRに取り組む任意のボランティア団体です。野良猫への不妊・去勢手術や保護せざるを得ない猫たちの飼育者募集などのクワトロの会の活動を紹介をさせていただいています。

2017年、地域猫活動に動いた

都営文化一丁目アパート

自治会長から

突然のお電話が・・・

 

   捨て猫らしき

   仔猫が4頭

   遊びながら駆け回っているらしい

   そちらでの引き取り

   何とかなりませんか?

 

   預かり可能な方がいらしたら里親募集と

   時期が来たら

   避妊去勢の協力はしますが

   猫を引き取る活動ではないので・・・

 

お話をする自治会長も

お話を聞くクワトロの会

共に「ため息」

団地内

約10ケ月に渡る

野良猫たちへの避妊去勢活動

一年も経たずして捨て猫?

団地「地域猫対策本部」ご担当者と共に

関わった側としても

「ため息」が出るのは当然です

 ー 団地内の野良猫2頭、耳カットは?

          ついつい気になります。 ー
しかし

内心・・・「うれしい!」とも

 

活動以前

団地内

糞尿問題へ対策なし

「地域猫活動」ご提案に伴い

「地域猫対策本部」を設置

繁殖抑制に自治会費で動くことに・・・

無関心から

野良猫管理に舵を切ったのです

その結果は:

2017年1月から約10ケ月に及ぶ活動結果

(2017年12月15日ブログ掲載済み)

  メス    12頭避妊済み

  オス    15頭去勢済み

  保護     4頭(内3頭譲渡済み)

  胎児埋葬  15頭

  ー 問題の捨て猫?母猫を含めて4頭

         寒さを控え、食欲旺盛でした ー

活動終了後も

捨て猫に対する素早い対応

「対策本部」が形式ではなく

実際に継続機能している!

それがうれしかったのです

 

不妊去勢の他に大切に考えていること

それは・・・

美化活動のひとつとして

地域が自ら解決に動く・・・ということ

 

地域猫活動は

ボランティアが繰り広げる活動ではなく

地域が主役の活動です

 ー 続く ー