脱走猫 茶トラ君 | 「下町の猫たち クワトロの会」

「下町の猫たち クワトロの会」

東京・墨田区など下町周辺地域の自治会等に地域責任を求めつつ「野良猫対策」をご提案し、TNRに取り組む任意のボランティア団体です。野良猫への不妊・去勢手術や保護せざるを得ない猫たちの飼育者募集などのクワトロの会の活動を紹介をさせていただいています。

2018年6月初めだったか・・・

雑草が生い茂る空き地前で

友人と立ち話をしていると

見慣れなぬ茶トラが・・・

餌を与えると・・・もう!「爆食い」

2−3週間後

付近の環境に馴染み始めたのか?

時折姿を見かけるようになり

距離も次第に縮まり

こちらの餌を待つまでに

そんな折

「脱走した猫の行方を探している方がいます

茶トラのオスで大柄、耳カットあり」・・・と

ボランティア仲間から電話が入った

もしかして!

 

残念ながら飼い主の連絡先は未確認

止む無く

チラシを付近の電柱に貼り出し

飼い主の気付きを待つことに

しばらくして

再びボランテイア仲間から

「連絡先が解りましたァ・・・」

 

「生きていた」と涙する飼い主との

約2ケ月半振りの再会に

茶トラ君

逃げ惑いながら

「シャー!」威嚇でご挨拶

8月20日

飼い主と一緒に捕獲器で保護を決行

しかし

警戒心は強く

その日は保護を断念

 

それから1週間

捕獲器慣らしの餌やりを飼い主の方が続けて下さり

8月27日早朝

ようやく保護出来ました

 

人と猫との関係って

人の猫への思いで成立するものでしょうかねぇ?