野良猫に関わる要望書  1 / 3 | 「下町の猫たち クワトロの会」

「下町の猫たち クワトロの会」

東京・墨田区など下町周辺地域の自治会等に地域責任を求めつつ「野良猫対策」をご提案し、TNRに取り組む任意のボランティア団体です。野良猫への不妊・去勢手術や保護せざるを得ない猫たちの飼育者募集などのクワトロの会の活動を紹介をさせていただいています。

野良猫に関わると

時に

身の丈を超えたり

多くの人々の思いが

厚く高い壁のように感じられ

どう対処してよいのか・・・

そんな難しい問題に直面します

ー 別々に保護、血縁もなく年齢も離れたオス2頭

     里親宅ではいつもいつも一緒の義兄弟! ー

 

そこで

こちらの思い・考え3項目を

墨田区役所に「要望書」でお願いすることを考えています!

まだ原稿段階ですが

このブログを含め3回に分けて掲載を予定しています

 

第一回は繁殖抑制に動く中、

明らかに飼育洋猫とのMIXと思われる野良猫たちが目につく

ようになり、飼育者のモラルの低さを痛感するようになりま

した。

適正飼育への意識の芽生えを待つ余裕は猫の繁殖力を考える

とありません。

野良猫を生み出す一つの出口を塞ぐ資金として飼育猫への助

成制度追加を要望することにしました。

飼育猫の避妊去勢に税金を使うことに正直、抵抗感はありま

すが、逆説的に考えると野良を産ませてから、税金を使うよ

り、産ませる前の段階で助成し、税金の無駄使いを回避する

ことが得策であり、飼育猫の避妊去勢への助成金制度により、

飼育猫への不妊の必要性と適正飼育への啓蒙効果をむしろ期

待しています。

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「動物の愛護及び管理に関する法律」に基づき、飼い主のいない

猫(野良猫)による糞尿被害及び殺処分削減を目指し、人と猫と

の共生社会実現を図りたく下記のことを要望いたします。

 
猫は法律では家畜と定義され「愛護動物」に分類され「野生
動物」ではありません。
  野良猫と飼育猫は同じ扱いで、餌を与えなければ虐待となり、
餌やり行為は「いのち」ある生き物への対応として法律でも
  求められています。

(1)飼育猫への不妊手術助成金制度
   野良猫を増やす原因のひとつに、飼育猫の避妊去勢未手
   術及び外飼いなどが挙げられます。
   適正飼育促進のために、多くの自治体で既に取り組みが
   行われている飼育猫への不妊手術費用助成金を現行の
   「飼い主のいない猫不妊手術助成金制度」に加えていた
   だきたく要望いたします。
   現在、野良猫への避妊去勢手術はある程度進み、その効
   果として街中での頭数、区役所への苦情件数も減少傾向
   にあります。それに伴い助成金申請者も減少し、予算が
   毎年削減されています。
   一方、不適切飼育による外飼いや未手術による屋外繁殖
   で洋猫化した野良猫増加、家庭内の「多頭飼育」崩壊に
   よって、遺棄や近隣環境への悪影響などが増えています。
   猫の繁殖力を考えると、今までの助成金として使われて
   きた多額の税金を、不適切飼育によって無にしないため
   に助成金制度の対象を広げる必要があると考えます。
   また、助成金制度導入は飼育猫に対する不妊の必要性と
   適正飼育への啓蒙効果も期待出来ます。
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残る2項目の「要望書」原稿も近々掲載予定です
この要望書に対するご意見・ご質問はブログ上「コメントする」
欄にご記入の上お知らせ下さい。
又、ブログをお持ちでこの要望にご賛同いただけますなら「リブ
ログする」で一人でも多くの方々に広報していただけますと幸い
です。
            「下町の猫たち クワトロの会」