トラブル発生!!(2) | 「下町の猫たち クワトロの会」

「下町の猫たち クワトロの会」

東京・墨田区など下町周辺地域の自治会等に地域責任を求めつつ「野良猫対策」をご提案し、TNRに取り組む任意のボランティア団体です。野良猫への不妊・去勢手術や保護せざるを得ない猫たちの飼育者募集などのクワトロの会の活動を紹介をさせていただいています。

正月にあえて

書き出すトラブルの顛末

(2016年11月25日掲載済)

福ばかりではない

災いも多い「野良猫保護活動」

 

つまるところ

猫は猫らしく生きているだけ

猫を取り巻く人の問題なのだから

野良猫「のんちゃん」と

里親募集を行う「クワトロの会」

その両極に

譲渡に前向きな餌やりの方

他方、譲渡反対の餌やり老夫婦

野良で生きている厳しさを知れば

喜んでもらえる・・・と思いきや

予想外のトラブル

 

「金欲しさに野良猫を売り渡している

と言いふらしてやる!」

保護活動には信用も財産

根も葉もない噂を広げられては・・・

その老夫婦と電話で数回話し合い・・・

合意が得られないまま・・・

時間ばかりが経ち・・・

季節は夏から肌寒い晩秋に・・・

 

そんな中で

「のんちゃん」保護に先立ち

2016年8月中旬

既に同じ里親様に引き取られた

捨て猫「ちくわ君」

(2016年8月2日ブログ掲載済)

足の怪我も回復

家猫として環境にも順応していたが

これから保護する

「のんちゃん」との相性に一抹の不安が・・・

 

混沌とするトラブル

一つの解決策として

「のんちゃん」保護を諦める?

しかし

「のんちゃん」の先々を想うと

譲渡は好機!

逃すわけにはいかない・・・

一切を振り切る思いで

「のんちゃん」保護に動いた

そして

「金のため・・・猫売渡し・・・」

噂は既に私を知る多くの人々の耳に!

 

2016年12月末

「のんちゃん」を諦めることなく

保護を待ち続けてくれた

2頭の里親様から

「うれしい一枚」と言葉を添えて

写真が送信されてきました

「ちくわ君」と「のんちゃん」

友情が芽生えはじめ

今では一緒にお昼寝!

暗澹たる思いの中で

動いたのんちゃん保護

その結末は

2頭が育み始めた

温っかな関係でした

それが私の怒りを鎮め

保護活動継続への思いに・・・

ー今年も動き続けますー