2016年3月始め
野良猫9頭に
避妊去勢を済ませたい
と知人から協力要請があった。
猫たちがいる場所は
墨田区から
小さな橋を一跨ぎした
足立区内。
知人の希望は
近隣住民に
避妊去勢を行ったことを
ご理解いただきたい・・・
そこで
松尾芭蕉も歩いた
日光街道沿いにある
足立保健所まで
協力を求めるべく
えっちら・・・おっちら・・・
自転車を走らせた。
自転車をこぎながら
フッと記憶の底から浮かび上がる
「奥の細道」出だしの一節
「月日は百代・・・馬の口とらえて・・・」
そう・・・私も
「野良猫を追い、老いをむかふるもの
日々旅にして旅を栖とす」
いつの時代に生きていても
何も変わらない
「生きる」ということ
そんなことを想いつつ
千住大橋・・・千住新橋・・・
ようやく足立保健所到着。
依頼してきた知人は
既に入口で待っていた。
次回に続く