ブログを再開しました。

駄文で申し訳ないケド、あえてココに綴ろう

 

誰かが見るかもしれないし、誰も見ないかもしれない

有象無象している情報時代に、需要なんてないしね

 

何年か後に、もしくは自分が死去した時に

息子や娘なんかが発見したらラッキー

(自殺するつもりは、サラサラないよ笑)

 

このタイミングで過去の記事を全削除しようと思ったが

10年前の自分の言葉にクスっとなったのも事実

恥ずかしいが、残しておこう

消すのは「今」じゃなくていいかな

 

現在の近況というと

漢字検定の勉強真っ最中

今日なんて朝から晩までやってるよ

 

なんで漢字検定の勉強をしているかというと

記憶力が低下してきた事を感じたから

言葉の理解を深めたかったから

子供たちに言葉の大切さを学ばせたかったから

(自ら率先して勉強する姿勢をみせる)

かな

 

そんなに深い意味はないけど

やって損になる事は一つもないと思う

 

今日のテーマである一念発起も、四字熟語で勉強しました。

少しずつ、使える言葉を増やしていこうと思う

 

今日はこんなところかな

「火花」で有名になった又吉さんの作品”劇場”を読んでみた。

 

読む前に・・・

 

どこかで、”吉本興業の芸人が書いた作品”として見下していたところがあった。

 

プロじゃない、”準プロ”でしょ?”質の高いアマチュア作品でしょ?”って捉え方かな。

 

それも踏まえて、どこまで描けるんだろうって

 

超上から目線の視点から読み始めた。

 

ところがどうだ。

 

読み終わってから、謝りたいくらいですよ、又吉さん。

 

感動の言葉で済ませたら、もったいない程の感情で包まれている。

 

鉄は熱いうちに打てじゃないけど、ブログに感じた思いを綴ろう。

 

まず、印象に残ったシーンは2つ

 

2つともに共通するのは主人公の感情が”自分でも感じたことあるような感覚”であったこと

 

過去に感じた実体験を言語化したのかと思うくらい。

 

1つめはサキ(彼女)が帰ってこなくて、バイト先の同僚から”店長と一緒にいるはず”と伝えられた時

 

今まで、自分の思うようになっていた彼女。

言葉で言うならば”いいなり”であった彼女が

 

自分の意思で、腐敗したつまらなくなってしまた日常から、変化を求めた事に気付いた時だ。

あるよね。わかるよ。

価値があるモノだからこそ、変化しなければ維持できないのはわかってるのに

変えたくない、変えれない日常があるんだよね。

 

押し迫るような切迫感があるシーン。ドキドキしながら読んだ。

 

2つめはラストのシーン

 

サキ(彼女)が実家に帰り、体調も戻ってきたところで

二人の思い出の慣れ親しんだ東京の部屋で荷物の整理をするシーン

 

思い出の台本を思いふけりながら読み始め

二人の現状の関係とダブりはじめてきたところで

 

主人公の永田がアドリブでサキの本心を探るようなセリフを読み始める

 

もう終わった

もうなんだ

二人は変わった

 

そんな事はわかっていても

 

永田は離れ離れになっても

今まで叶えられなかった考えられるありったけの希望を彼女につたえる

 

そこで物語は終わりました。

 

正直、変わってしまった相手と変わらない相手の溝は埋まらないと思ってる

この先二人が戻ってハッピーエンドで終わるのかなー

 

あとがきで又吉さんも書いてたけど

元に戻りたいと思っていても、自分だけでなく相手が変わってしまっていたら

元には戻れないんだよね

 

せめて、新しいカタチを探すしかないのかなってとこ

 

まぁ僕の経験上、うまくはいかないと思う

 

27歳と具体的な年齢が出てきたが”青春”を超えた関係になったので

後に戻れないところはあるが・・・

 

総評

主人公のダメさも含め、自分とダブってるところが共感できた

人間臭さが、丁寧に綴られた物語だなと。

脚本家の設定なので、とにかく言葉が流暢。

共感できる反面、羨ましい、尊敬する才能も。

あらためて、感覚で捉えていたことを言葉のフィルターに浸すと

こんなに世界観が広がるんだなっと感じた。

ありがとう又吉さん。

読むことはできるけど

 

なかなか日常会話に埋め込んで使うのは難しい言葉NO1といえば

 

”隔てる”

 

時間軸だったり、距離を遮る時に使うのかな

 

と言っても、わからないよね。。。。

 

霧を隔てて見るように

 

と使用する笑

 

”霧”と”見る”の間に”隔て”が入りました〜

 

少し比喩がかった表現だから、使えると知的に思われるし

 

世界観をもった人なんだなと印象を与えられるような気がします

 

ちょっと使い方を考えてみよう

 

社長と平社員の隔たる経験は、見える景色に違いがある

社名が違うから隔たりはあるよね

1Fと2Fを隔てる境界線があるってことはご存知の通り

沈黙が、二人を他人のように隔てている

意見は隔たっていても、向いている方向は同じでいたいと思う

 

やはり、使えたらカッコイイな

 

積極的に使っていこう!!