子供は10ミリシーベルトでいいのか 小出裕章(転載) | MATICブログ*思うところ無し!

MATICブログ*思うところ無し!

MATICのブログ*思うところ無し!

放射線管理区域に指定されるような量の放射性物質が出ているところに
こどもがいるというのは許されない。
子どもに対し年間10ミリシーベルトという基準を設定することはとんでもない。
1ミリシーベルトという基準を決めていたことには意味がある


2011年4月14日に毎日放送(MBS)ラジオが放送したたね蒔きジャーナルに、
小出裕章氏が出演し、福島第一原発について話されました。

2011年4月14日【木】
計画的避難区域指定 畜産農家の苦悩
福島県飯舘村は、福島第一原発から半径20キロの避難区域圏外にありながら、高い放射線量が記録されているとして、村の全域が「計画的避難区域」に指定されました。政府は近く、住民に対し、おおむね1カ月以内に避難するよう求める方針です。今夜の番組では、その飯舘村で10代続く畜産農家の男性に電話をつなぎ、今の思いなどをうかがいます。
また、福島第一原発の現状や今後の見通しについて、きょうも京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんに解説していただきます。

今回も、放送エリア外の人たちのために録音を公開してくださっている方がいらっしゃいます。

http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/04/15/tanemaki-apr14/

以下、要約です。

・(2号機の復水器に高濃度汚染水を入れることが進んでいて、立て抗の水位がいったん下がったが、また上がったことについて)入れ続けている以上、トレンチに汚染水が入ってくるのは避けられないので、上がるのは当然。外部から水を入れ続ける限り同じこと。

・(汚染水をリサイクルするループを構築する案について)圧力容器と配管が健全であれば、冷却のための循環のループはできるはずだが、すでに圧力容器に穴が空いているため、入れれば漏れてしまう。ただ、私が提案している、格納容器から出てくる水を熱交換器を経由させて循環させるループであれば、漏れない。既にある余熱除去系というものを工夫して活用することも考えられる。それなら全く新しく作るよりは比較的簡単だが、それでも大変な被曝作業が発生するので、私は気が重い。

・(7日の余震のときに女川原発で国の耐震基準を超える揺れが観測されたというニュースについて)こうしたことは従来繰り返されてきた。国が認めた基準の3倍を超えるケースもあった。甘く見積もってきた想定を厳しく見直す必要がある。

・(福島の小学校の校庭でセシウムが検出されたことについて)放射線管理区域に指定されるような量の放射性物質が出ているところにこどもがいるというのは許されない。子どもに対し年間10ミリシーベルトという基準を設定することはとんでもない。1ミリシーベルトという基準を決めていたことには意味がある。今回は非常事態だからといって限度を引き上げたが、それを国民が受け入れるのであればいいが、せめてこどもだけは守らなければいけない。

・(京都府が緊急会議を開き、独自に原発から20kmという避難基準を設けたことに関連し、避難基準を作ることについて)今回福島では最初の3km から徐々に拡大し30kmを超える飯舘村まで避難対象になっている。国の言っていた10kmではダメというのは明らかで、今回の福島の実態を考慮して決めないといけない。

・(エネルギー源の再考に関連し、トリウムを使った、より安全と言われる代替的な原発の案なども出ていることについて)安全な原発はありえない。原発が本当に安全なら電力の消費地である都会に建てればいい。福島は東電の給電範囲ではない。柏崎刈羽も新潟であり、これも東電の範囲ではない。原子力をすすめている人たち自身が原発のリスクを知っていたからだ。





関東のテレビ局は「原発から20キロ圏内の映像はながせない事に???
[VIDEONEWS 神保哲生報告] ゴーストタウンと化した避難区域で見たもの
http://goo.gl/fb/akyhb





放射性ヨウ素、50分の1外部に=総量推計、2号機が最大か-福島第1原発・保安院・・時事通信

福島第1原発事故で、経済産業省原子力安全・保安院は14日、東日本大震災で原子炉が停止した際に1~3号機にあった放射能量について、放射性ヨウ素で計610万テラベクレル(テラは1兆)だったなどとする推計を発表した。

12日に保安院が発表した総放出量と比較すると、放射性ヨウ素で約50分の1、放射性セシウムで約120分の1が外部に放出されたとみられる。
 
保安院は1~3号機の個別の放射能量を推計しているが、「全体像を示すことが重要と考えた」として総量のみを発表。放出量は2号機が最も多いとの見通しを示した。
 
保安院によると、推計は1~3号機で生じた放射性物質について、格納容器内への沈着や水への溶け込み、圧力低下のために弁を開放した作業による放出や漏出などを考慮し、放出率を解析した。
 
燃料の構成などはモデル化された値を基に計算しており、保安院は今後、実測値などを踏まえて、各号機の詳細な放射能量を見直すとしている。

(2011/04/14-22:05)