空に舞う矛盾は謳う
儚く、内に暴力的な淋しさ
泪に為れない瞬き 夢なら
光の意味など知らない
閉ざした扉に目を奪われる
薄羽蜻蛉が眠りにつくまで
天窓から 救い出せたら
途切れた映写機
あの日に 爪先は届かない
色付く桜よりも 薄く淡く
生に強く しがみつけたなら
壊れた砂時計 時は中空へ
始まりを失い 終わりは退化した
何もかも 真っ暗な夜
忘れ去る前に消え去った
360度 見渡せない世界
誰かが笑って 誰かが怒って
誰かが泣いて 誰かが沈んで
誰かが死んで 誰かが生まれて
今というドッペルケンガー
二本足で立っている
数え始める間も無く 進み始めるその瞬間
刻んで 刻んで
それぞれの一瞬に 想いを乗せて
やわらかな一秒が
君を鮮やかに染めていく
そんな気がした
君の笑顔に満たされたから
上手には笑えなくて
そんな言葉が哀しすぎて
雲が途切れた皐月の空
さりげなく嘘をついていた
子供のように上手に
造り上げたモノは何だった
壊れそうな積み木の
自分自身に問いかけて
つまりはただサラサラと
形保てず消えていく
薄っぺらな大切さだと
分かったあの日には
壊れてた
つながらない一秒が
君を知らない人に変えていく
知らない空と知らない街
知らない人に抱かれるなら
思い募らせても
ただ君が笑顔なら
それでいいから
ずるい仕草で
捕まらないように
吐息を閉じていた
描いてみた魔法
ガラクタに変えられた夢は
思い出せない
でくのぼうの毎日
生きること
楽じゃなくなって
劣等感に苛まれながら
太陽を背に
楽になりたかった
キリが無い
ずるい仕草が
強がってみても消えはしない
景色を濁した
ルールの中でまた溺れる
乞う願い
遠くを眺めていたら
もう解らなくなった
なぜが踊る頭の中で
過去が少しでも色付けば
強がって失った光も
退屈な日常を溶かしただろうに
鋭角、角度にして15度
360という数字の概念で形成される世界で
所詮、僕らが生きていたのは
生きていると思い込んでいたのは
そんなものだった
そう気付けることができた僕と
そう気付くことの出来なかった僕が
同一平面空間上で壊死を起こすことは有り得ない
どちらが正しいか
全てはいつでも君に委ねよう