State In Figures -36ページ目

State In Figures

written by 4 Σ α - murmur -

空に舞う矛盾は謳う

儚く、内に暴力的な淋しさ

泪に為れない瞬き 夢なら


光の意味など知らない

閉ざした扉に目を奪われる

薄羽蜻蛉が眠りにつくまで



天窓から 救い出せたら


途切れた映写機


あの日に 爪先は届かない



色付く桜よりも 薄く淡く

生に強く しがみつけたなら


壊れた砂時計 時は中空へ

始まりを失い 終わりは退化した



何もかも 真っ暗な夜


忘れ去る前に消え去った

360度 見渡せない世界


誰かが笑って 誰かが怒って

誰かが泣いて 誰かが沈んで

誰かが死んで 誰かが生まれて


今というドッペルケンガー

二本足で立っている


数え始める間も無く 進み始めるその瞬間


刻んで 刻んで


それぞれの一瞬に 想いを乗せて




やわらかな一秒が
君を鮮やかに染めていく

そんな気がした
君の笑顔に満たされたから

上手には笑えなくて
そんな言葉が哀しすぎて

雲が途切れた皐月の空
さりげなく嘘をついていた

子供のように上手に
造り上げたモノは何だった

壊れそうな積み木の
自分自身に問いかけて


つまりはただサラサラと
形保てず消えていく

薄っぺらな大切さだと
分かったあの日には


壊れてた


つながらない一秒が
君を知らない人に変えていく

知らない空と知らない街
知らない人に抱かれるなら

思い募らせても
ただ君が笑顔なら

それでいいから




ずるい仕草で


捕まらないように


吐息を閉じていた


描いてみた魔法


ガラクタに変えられた夢は

思い出せない


でくのぼうの毎日


生きること


楽じゃなくなって


劣等感に苛まれながら


太陽を背に


楽になりたかった



キリが無い


ずるい仕草が


強がってみても消えはしない


景色を濁した


ルールの中でまた溺れる



乞う願い


遠くを眺めていたら


もう解らなくなった


なぜが踊る頭の中で


過去が少しでも色付けば


強がって失った光も


退屈な日常を溶かしただろうに



鋭角、角度にして15度


360という数字の概念で形成される世界で


所詮、僕らが生きていたのは



生きていると思い込んでいたのは



そんなものだった




そう気付けることができた僕と



そう気付くことの出来なかった僕が



同一平面空間上で壊死を起こすことは有り得ない



どちらが正しいか



全てはいつでも君に委ねよう