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State In Figures

written by 4 Σ α - murmur -



当たり前という名前の 幸せを欲しがって


さも疲れた顔で 自己満足を売りつける



本当の自分なんて 丁寧に仮面で隠して


街角に落ちているような笑顔を得意にして




そうやって いつのまにか 失っていく




思い描いていた理想とか


高望みしてみた 沢山のキャンバスに


こんな筈じゃなかった


そう悔やむ日に 君は明日を見れるのか




使い慣れたくだらない物差しに


有り触れた色彩以外の 色は在るのか




問い掛ける術は 不透明な上辺の中に


問い掛ける術が その身に宿るなら




公式通りに理解を抱く


歩けない猿に成り下がって


虚勢だけは一人前



笑った振りしてどこか


見下すことで姿勢を維持しているんだろう?







あまり得意じゃないけれど

どうしても君に伝えたいこと


誰かの影を追いかけてるような

そんな君に見てもらいたいこと


重ねていく日々が 本当は辛くて

おもちゃ箱の中で もがいているけど


そんな毎日でも少しだけ

君の声で変わっていく

今が

大切な気持ちを思い出させてくれた



いつもよりちょっと口数が

少ないけれど

心には響いているよ 

君の声


あの日泣き止まなかった君を

本当は抱きしめたかったんだ


過ぎていく日々 転んですりむいた

永遠に崩れない 積み木が欲しくて



鼓動早まる少しずつ

君の声で

色付いてく景色が

立ち止まることの愚かさ

教えてくれた



どんな時も泣かせはしないよ

君の声が紡ぐメロディーが

僕の全てを包んでくれるから


これからは僕が

ずっと君の傍に居るよ





いくらでも 簡単に手にしてきた 幸せとか


知らぬ間に 消えていった 温もりとか


もう二度と 戻れない 夏の日とか


これからの 在るかもしれない 幸せとか



目をつぶれば 誰も同じなのに

欲をぶつけ合うのは きっとそういうことなんだ





窓の向こう

寂しい音がやって来る

この季節

お得意様は多忙らしい



帰り道

ふとすれ違ったノラ猫

似たような

顔で僕は足元見つめてた



三回転半終わる頃には

君の左隣は埋まっていて


作り笑い 前より上手くなったよ

成りたい僕はこんなんじゃない


さらさら流れるせせらぎのように

あの日の背中 追い付けたら


枯れていたあの街路樹にも

生命の灯は輝くだろうか


未だ僕は砂利道の途中で

沈む少し前の夕日に捕らわれてる



深い息の行き帰り

何時もと同じ匂いの坂

寂しい音に包まれて