State In Figures -25ページ目

State In Figures

written by 4 Σ α - murmur -



泣くこともできなくて

笑うこともできなくて

こんな時

どんな顔したらいいかわからなくて


小さな小さな星にすら

なることもできやしないから


気の利いた一言も届けられずに

空の向こうが頭を過ぎる


いつしか微笑みのさえずりが

この耳に慣れたら

あの群青に溶け込めるのだろうか




空がただ 羨ましくて


鋭角に射し込む あの光を


ずっと見つめていた



思い出話にできれば


きっと嘘を零さないで良かった


大嫌いにはなれない


君にさよならも言わなくて良かった



空にただ 問いかけるだけ


ねじれの位置に寄り添った 二人が


其処に在ったことを



二等分にはできない


それが木枯らしの知らせだった


大好きはもう居ない


君の顔をもう思い出せないから




壊れてはいないけど


何処か型を失くしたような


些細なひび割れ



終わらない追いかけっこ


真昼を照らす憂鬱と


星空が囁く杞憂に


また飲まれることを恐れる日々



強がる言葉も何もかも


安売りの玩具同然に思えて


鼓動の真実にすら


生じる偽証



何も与えてはくれない


「終わりはあるのか」


無駄に重なる問いを繰り返し



かさを増す嫌悪感に


寄り添い目を閉じ


ほんの一時の次回を待つ





どうしてかな


いつのまにか


きみをわすれていくのは



どうしてかな


いつのまにか


きみになっていくのは



どうしてかな


こんなこと


といかけてしまうのは



どうしてかな


おもいだすのは


いやなことばかりで



どうしてかな


たのしいことは


ぜんぶなくしちゃったのかな



どうしてかな


こんなこと


またかんがえてしまうのは



どうしてかな


おてんきなのに


きみがぼやけていくよ



どうしてかな


いつのまにか


きみもきみにかわっちゃうのかな



どうしてかな




「大好き」と「愛している」


僕にはまだこの言葉の違いが分からない


だから


時々、君に注ぐ言葉の最上級に戸惑う


難しく考えることなんてない


そんなこと頭では理解しているのに


僕にはまだ



「大好き」と「愛している」



どちらも言える資格などない


きっとそうなのだろう