ふと空を見上げて
あの時ではなくなった
この時がなぜか悲しくて
雨上がりに出来た
とても小さな水溜りはまるで
この心に残る優しさを
全て見透かしたように
映し出しているかのようだった
真っ暗闇の毎日が嫌で
君を光に例えてみたのは
通り雨のような
気紛れな気持ちではなかった
生憎、自分勝手な大雨
涙を隠してくれたことに
礼を言いたいのは山々だけど
君まで遠くに連れ去ってしまった
いつしか風を涼しくなった頃
頭の中の君は遠くに消えていた
声も背中も温もりも
何処かに静かに消えていた
あの時ではない
この時だから悲しくなった
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