小さな 小さな
きっときっかけなんて
気付かないくらい
僕や君にありふれたもので
大きな 大きな
ずっと消えることない
戻ることもない時代が
写真の中だけはいつも真実で
無理ばかりして
笑っているような
そんな儚い表情
錯覚の中で踊らされていた
一人称を捨てた兎
冬の色に消えていくから
いつまでも変われない
いつからか色褪せた葦
どうか涙は忘れませんように
鮮やかに見えた空ほど
きっと
悲しい色の空なんだ
雲がちょっとだけ
恥ずかしそうに流れた空
君だけのことを少し
考えていたから
いつもより夜空も
お月さまと笑っていて
嫌な気持ちになったことも
全部
忘れてしまいそうだった