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State In Figures

written by 4 Σ α - murmur -



小さな 小さな

きっときっかけなんて

気付かないくらい

僕や君にありふれたもので


大きな 大きな

ずっと消えることない

戻ることもない時代が

写真の中だけはいつも真実で



無理ばかりして

笑っているような

そんな儚い表情


錯覚の中で踊らされていた

一人称を捨てた兎

冬の色に消えていくから


いつまでも変われない

いつからか色褪せた葦


どうか涙は忘れませんように




鮮やかに見えた空ほど


きっと


悲しい色の空なんだ



雲がちょっとだけ


恥ずかしそうに流れた空


君だけのことを少し


考えていたから



いつもより夜空も


お月さまと笑っていて



嫌な気持ちになったことも


全部


忘れてしまいそうだった








ぼんやりと見えた月は

まるで君までの距離のようで

フラフラとすれ違っていく


涙がまだ少し足りないや


頭だけで考えてみても

わからないから気になって

繋いでいく瞬間が


少しずつ明日になったなら


きっと変わっていくから

永遠なんて

言葉に見とれたりはしないけど


きっと変わっていくんだ

未来だって

少しくらい愛したっていいだろう





過ぎ去る 針で刻まれる世界

笑い合った日々も 思い出すほど過去になって


目を閉じる少し前 耳にしていた世界

遠く儚さに変わった君 残ったものは哀しさと


単純に割り出せない 辛いほど長い砂利道を

太陽に願いを

それほど素直にはなれず


望まない方角へ 影と明日は延びていく

望まないその表情

もう二度と見たくはないのに


辿り着けない 強欲と決別できない心

何も求めず 涙を流せたら






誰よりも罪深き蒼

壊れていく 隣の世界


表も裏も分からないまま

ただ流れ始める意味を

空に預けて


弱くうずくまるその背中に

真っ白な羽なんか 要らなかっただろう


耐えても偲んでも

戻らない針の一方通行

何もかもが嫌だ

誰も彼も嫌だ


また別の朝

違う仮面を生み出して

体裁を保つくらいなら


あの蒼になろう