私が大好きな吉祥寺にある名曲喫茶バロックが今年の12月末(30日が最終影響日)に閉店する、この日は最後の思い出として訪問した

 

 

閉店するのは店主の中村幸子さんがご高齢なこと、オーディオ装置がもう維持不可能なことが原因であり、そのニュースが雑誌などで明らかになると、常連さんなどから多くの問い合わせがあったのでしょう、11月末に「閉店1か月前に寄せて」という店主のご子息の中村達雄氏によるエッセーがホームページにアップされた

 

そこには閉店に至る経緯、ご子息が後を継がない理由、他に後を継ぐにふさわしい人が見つからなかったことなどが詳細に記載してあった、これを読むと閉店も仕方ないなと思う

 

 

この日は12時半くらいに到着、店内に入ると平日の昼間なのにほぼ満席状態、前回訪問した時も既に閉店のニュースが知れ渡った後のためか混雑していたが、今回はそれ以上だ、名残惜しいと思う昔の常連さんたちが訪問しているのでしょう、若い人や女性客も見られた

 

 

これだけの混雑になると接客対応も大変になるためか、この日は若い女性が一人、注文を取ったり、飲み物を運んだり、会計をしていた、店主のお孫さんかアルバイトか

 

この日は名残を惜しみ、いつもと同じように2時間近く滞在した、滞在中にかかっていたのはベートーヴェンの大フーガ、フランクのヴァイオリン・ソナタ、モーツアルトのクラリネット協奏曲、ブラームスの交響曲1番であった、どれもお客さんのリクエストのようだが好きな曲ばかりだったのはうれしかった

 

 

私がこの店に気づき、通い始めたのは定年退職してからのわずかな期間だ、しかし、毎回ここに来るたびに、この店のすばらしさを実感してきた、こんなに居心地の良い店はまれだ、私の中での名曲喫茶の最高峰と言っても過言ではない、本当に楽しませてもらった、私の脳裏にはこの店での経験が永久に焼き付いて残ることでしょう

 

帰り際に店主に挨拶と思ったが、忙しくててんてこ舞いのご様子なので、心の中でお別れの挨拶をして店を後にした

 

笠原将広シェフか河原のあべの大将のYouTubeを見て、シュウマイを作ってみようと思った、そんなに難しそうではないし、今までシュウマイというのはどうやって作るのか全く知らなかったからだ、中華料理の菰田欣也シェフのYouTubeもわかりやすいので参考にしてみた

 

実は少し前に一度挑戦して失敗している、今回は二度目である

 

ナイフとフォークナイフとフォークナイフとフォークナイフとフォークナイフとフォーク

 

材料

豚ひき肉100g、鶏ひき肉100g、玉ねぎ半分、椎茸2つ

挽肉に加える調味料

塩少々、ごま油大さじ1、生姜チューブ少々

 

まず、ボールに入れた挽肉に調味料を加え、ネバネバになるまで手でこねる、豚ひき肉が100gしかなかったので、鶏ひき肉も100g使ってみた、こんなレシピはあり得ないが、家庭料理だから有るもので作るのはOKだ、どんな味になるやら

 

これにみじん切りにした椎茸を入れて混ぜる、さらに玉ねぎをみじん切りにして片栗粉大さじ2つを加えて混ぜておき、これもボールに投入して肉と一緒にこねる

 

終わったら冷蔵庫で少し休めるが、10分弱しか休めなかった、これも家庭料理だからこれで良いでしょう、YouTubeでは30分休めると説明されていたが・・・

 

焼売・雲吞用の皮に肉だねを乗せ、親指と人差し指を使ってシュウマイの形に成形し、お皿に乗せておく、うまく成形するのがけっこう難しい

 

蒸し器に水を入れてあらかじめ沸騰させておき、キッチンペーパーを敷き、その上に成形した生シュウマイを乗せて、フタをして10分間蒸す、中火

 

10分たってフタを開けたところ

 

お皿に盛りつける、見た目はうまくいっていそうだ

 

今日はうまくいった、味もまあまあだ

できたシュウマイは生シュウマイよりは大きく感じる、ハンバーグを作る時も焼けると膨らむのと同じか

 

生ビール生ビール生ビール生ビール生ビール

 

今日の反省点など

  • プロのレシピには肉だねにオイスターソースや醤油、砂糖などを入れるとしているものもあるが、オイスターソースや醤油は塩分過多になるので入れなかった、食べるときに醤油をつけて食べるので、それで十分だと思った、ただ、お酒は入れた方が良かったが忘れたので次回は入れてみたい
  • 椎茸はみじん切りにしたが、もう少し大きな切り方でよかったと思った、シュウマイに椎茸が入っていることが目で見てわかるような大きさで切った方がインパクトがあると思った

ご馳走様でした

英国ロイヤル・オペラinシネマ2025/26で歌劇「トスカ」(全3幕)を観劇した、3,700円、20名弱の観客だったが女性が半分以上であった、収録日2025/10/1

 

今回の「トスカ」は、英国ロイヤル・オペラ(ROH)の新シーズン開幕上演、音楽監督に就任してから初となるヤクブ・フルシャの指揮に加えて、オペラ部門ディレクターのオリバー・ミアーズの新演出である

 

 

【音楽】ジャコモ・プッチーニ

【台本】ジュゼッペ・ジャコーザとルイージ・イッリカ(ヴィクトリアン・サルドゥの戯曲「ラ・トスカ」より翻案)

【指揮】ヤクブ・フルシャ(1981、チェコ)

【管弦楽】ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団

【演出】オリバー・ミアーズ

【美術】サイモン・リマ・ホールズワース

 

〈キャスト〉

【フローリア・トスカ】アンナ・ネトレプコ(1971、露)

【マリオ・カヴァラドッシ】フレディ・デ・トマーゾ(1994、英)

【スカルピア男爵】ジェラルド・フィンリー(1960、加)

【スポレッタ(スカルピアの副官)】カルロ・ボージ

【チェーザレ・アンジェロッティ】オシアン・ハスキンソン

【堂守】アレッサンドロ・コルベッリ

【シャルローネ】シペ・クワニ

【牧童】エズメイ・フラウド

【看守】オッレ・ゼッターストローム、ジェット・パーカー・アーティスト

 

(ものがたりについて)

トスカをより理解するために必要なこの時代の状況については、昨年のMET・LVの「トスカ」を見た際に書いたので興味のある方はどうぞ

 

 

(演出について)

  • ミアーズの新演出は、現代に近いローマを舞台にしている、第1幕では、ミサイル爆撃で半壊した教会で祈る人々の姿を、第2幕では白い大理石と真鍮の大扉が印象的な部屋でスカルピアの暴力的欲望を、第3幕では陰惨な処刑場だったが、あまり時代設定の違和感はなかったが、現代にした意味がよくわからなかった、劇中、マレンゴの戦いでイタリアを支配していたオーストリア軍がナポレオン軍に敗れました、というセリフがあったが時代設定と不一致だと思った、それ以外も舞台設備の時代設定は現代だがストーリーは原作のままというのがあった
  • 第2幕のスカルピアの部屋だが、応接室みたいな感じでスカルピアの執務机など無く、ここでの「トスカの接吻」の場面も何か灰皿のような大きなものをスカルピアに投げつけ、抵抗して絡んできたところをトスカの櫛で刺して殺すのだが、か弱い女性にできるとは思えない非現実的な演出だと思った
  • 第3幕の処刑場面がリアルすぎて気持ち悪かった、処刑室は白いタイルの壁で、そこに射殺された人の血がべっとりと飛び散ったり、死体から血が流れ出てきたりして露骨すぎると思った
  • 最後に絶望したトスカが処刑室の窓から飛び降りるのはセオリー通りでよかったが、簡単にひょこっと飛び降りたように見えた、「キャー」とか絶叫して飛び降りた方が真に迫っているのではないかと思った

 

(歌手について)

  • アンナ・ネトレプコは2019年の『運命の力』以来6年振りのROH出演、2019年の出演の時はカウフマンと共演した、その後、コロナ禍とウクライナ情勢を背景に、英国の舞台から遠ざかっていたが復帰を果たした、劇場前では抗議活動も見られたが、公演チケットは完売した、この公演の後の18日の公演は54才の誕生日でフラワーシャワーがあったようだ、今回の公演でも第1幕で最初に舞台に登場した時に歓声が上がったし、「歌に生き、愛に生き」をうたった後の拍手がすごかった
  • ネトレプコはウクライナ戦争絡みの心労で少し瘦せたのではないか、やはり悲劇の主人公が太っていては様にならないので、今回は良かったと思った、本当はもう少し痩せてほしいけど・・・また、歌唱力は相変わらずの素晴らしさだと思った
  • マリオ・カヴァラドッシのフレディ・デ・トマーゾは今年1月に観たMET・LVの「トスカ」でも同じ役をやっていたので得意の役なのでしょう、歌唱力は申し分ないと思った、マスクもまあまあだと思った
  • トマーゾは今年の6月に観た「ノルマ」にもポッリオーネ役で出演してたが、この時の役はちょび髭を生やした何だか悪役なのか善人なのかよくわからない役をやっていたが、今回の方が彼に似合った良い役だと思った
  • スカルピアのジェラルド・フィンリーの歌唱力はまあまあだと思ったが、容姿が知性的な感じがして好色で精力絶倫の警察官という感じがしなかった、やはりこの役も歌手を選ぶと思う、個人的には昨年観たルカ・サルシ、クイン・ケルシー、だいぶ前に観たテジエ (Ludovic Tézier、1968)みたいなちょっと小太りな体形や悪役イメージの歌手がぴったりとはまる役だと思う

 

(指揮者、管弦楽について)

  • ヤクブ・フルシャの指揮する管弦楽を聴くのは初めて、インタビューに答える彼の姿勢は立派なものだと思った、非常に穏やかでオーケストラの力を引き出す能力があるように思え、実際の演奏も特に違和感はなかった、まだ若いのに立派なものだと思ったし、この若さでROHの音楽監督に就任するとは、マケラもそうだけど欧州は実力主義なのだろうか、日本ではちょっと考えられない人事だと思った

楽しめました

演劇「飛び立つ前に」を鑑賞した、場所は東京芸術劇場シアターイースト、14時開演、上演時間1時間50分、満席に見えた

 

【 作 】フロリアン・ゼレール

【翻訳】齋藤敦子

【演出】ラディスラス・ショラー

 

【出演】

橋爪 功(1941年)/作家・アンドレ

若村麻由美(1967年)/その妻・マドレーヌ

奥貫 薫/長女・アンヌ

前田敦子/次女・エリーズ

岡本圭人/エリーズのフィアンセ・ポール

剣 幸(1954年)/謎の女性・シュワルツ夫人

 

 

ホームページの説明から

 

現代社会の中で複雑に絡み合う“家族”の姿を描いた演劇、老い・愛・別れといった身近なテーマをミステリアスで繊細な心理劇として描いたもの

 

著名な作家アンドレとその妻マドレーヌは、パリ郊外の家で穏やかな日々を送っている、だが、50年という歳月を振り返るうちに、ふたりの関係は「完璧な愛」ではなかったのではないかという疑念が、静かに心に影を落としはじめる、娘たちの訪問を控え、何気ない日常の支度を進めていたある朝、届いたのは差出人のない一束の花

そして、過去の記憶をまとったひとりの女が、扉を叩く──静けさの裏に潜む、名もなきざわめき、ふたりの人生に封じられていた秘密が、時の奥底からゆっくりと浮かび上がる

 

作者のフロリアン・ゼレールは1979年パリ生まれ、フランスの小説家・劇作家・映画監督、代表作には、『L'autre(他人)』『Le Manège(調教)』『Si tu mourais(もし君が死んだら)』『Elle t'attend(彼女は君を待っている)』などがあり、2011年には『La Mère(母)』でモリエール賞・最優秀女優賞および最優秀演出家賞を受賞、以降も『真実』『嘘』『Une Heure de Tranquillité(平和な1時間)』などがフランス国内外で成功を収めている

 

演出のラディスラス・ショラーはフランスの演出家、キャリア初期にはボーマルシェの『セビリアの理髪師』『フィガロの結婚』といった古典作品を数多く手がけた、フロリアン・ゼレール、セバスチャン・ティエリーなど現代の劇作家たちの作品を精力的に演出、日本でも、2019年と2021年に東京芸術劇場でフロリアン・ゼレール作『Le Père(父)』『Le Fils(息子)』を演出し、2024年にはその家族三部作の完結編『La Mère(母)』を手がけた

 

クリスマスツリークリスマスツリークリスマスツリークリスマスツリークリスマスツリー

 

観劇した感想

  • とにかくあらすじが良くわからなかった、こういう演劇というのは相当意識高い系の作品と言えようが私は合わない、何の予備知識がなく観劇しても理解できるような作品こそ演劇の要諦ではないかと思う、シェイクスピアの作品がそうでしょう、小説は何度も前に戻って筋や登場人物を確認できるが演劇や映画は前に戻れないから、より分かりやすさが要請されると思うが如何であろうか
  • 主人公の作家・アンドレは少しボケているのかもしれない、妻には先立たれたのかと思いきや妻が出てくる、これは時間を後戻しにしたためか、わからなかった
  • 劇の最初の方でアンドレが住む住宅に差出人不明の花束が届くが、劇の最後の方で花束に入っていたメッセージを書いた手紙が落ちていたのを見つける、しかし、そこに何が書かれていたかは明示しない、誰かのものかも最後まで不明である、これがわかりにくかった、何が書いてあるかも想像できなかった
  • アンドレの娘二人が父であるアンドレに家を処分して老人ホームに入所させようとしているのかなと思ったが、娘たちはそうではないと言う、次女のフィアンセは不動産会社に勤めており、その彼がアンドレの家の売却を進めているのかと思ったが、わからなかった
  • 劇の途中で謎の女性が出てきて、アンドレの昔の不倫相手であったようでもあったが、それがわかって妻のマドレーヌはショックで出ていく、しかし、最後は戻って二人で幸せそうにする、どういう経緯でそうなったか、わからなかった
  • 作家のアンドレは日記をつけており、そこに不倫の話が出てきて発覚したのか、それもはっきり覚えていなくてあいまいだった、その日記を編集して出版しようとしていたがそれがどうなったかもわからなかった
  • 俳優たちのセリフについて、怒鳴るような話し方をする場面が多く見られたのは如何なものかと思った、怒る場合でもヒステリー気味に大きな声を上げるのは日常生活でもあまりない思う、そこまでしなくても十分興奮していることや起こっていることなどの感情表現はできると思った
  • 舞台設定は劇のムードを十分反映した良いものであった、場面転換も舞台を真っ暗にして、その間になされており、オーソドックスな方法だと思った

とにかくわからないことだらけで理解不能な演劇であった、他の人のブログなどのレビューを見ても同じような感想を持っている人が少なくなかった、それが作者の狙いなのかもしれない、観ていて疲れました、私には手に負えない演劇だった

用事があって銀座に行った際、昼食で久しぶりに6丁目の銀座シックスの裏通りにある「ひょうたん屋6丁目店」の鰻重を食べた、11時半の開店時間をちょっと過ぎたくらいに到着したら、すぐに入れたがほぼ満席状態

 

ここではいつも鰻重の竹を注文しているので、それを注文、4,500円、庶民には高いがたまにどうしても食べたくなる、座席はカウンター席かテーブル席どちらでも良いと言われたが、カウンター席を選び、ちょうど鰻を焼いているところが見える席に腰かける

 

ここの鰻の調理は関西風だと思う、割いた生の串刺しの鰻が用意されており、注文があってから炭火で焼く、そして蒸さない、私はこれが好きだ、ある程度の歯ごたえがあり、においもよく、おいしく感じる、また、蒸してなくても魚臭さは感じないし柔らかい

 

 

仕込みで一度焼いたものを注文があってから焼き直すのではないので、料理が出てくるまで時間がかかる、また、開店直後のため皆さんが一斉に注文を出したのでさらに時間がかかる、待っている間に焼いているところをじっくりと見せてもらった、煙が天井のダクトに吸い込まれるが店内もうなぎ屋らしい焼いた鰻のにおいが充満し、良い雰囲気、焼いている人は炭火の熱で暑そうだった

 

 

20分くらいしたら出てきた、意外と早かった、蒸し時間がないからか、食べてみると実に美味しい、身はしっかりしており、ご飯は硬めで、タレもちょうどいい味付けだ、いつもと変わらない素晴らしい味だった

 

満足しました、幸せな気分になりました、ご馳走様です

泉カントリーでゴルフをした帰り、時間が早かったので例によってどこかに寄って帰ろうと思い、カフェを探し、コース近くの千葉県印西市にある「Natural Ingredients Cafe NOIE」に行ってみた、初訪問

 

ナビで検索してカフェの近くに来ると、駐車場の大きなマークがあるので、そこに停める、見ると普通の家の玄関先、立て看板があり、民家の空きスペースを借りていてカフェは門を出て右手の3軒目にあると書いてあった

 

 

店に行ってみると、何となく普通の民家風、きっとリノベ案件だと思って中に入った、先客はなく、椅子とテーブルの席が4つあったので、腰かける、午後2時半くらい、初冬のやさしい日差しが入ってくる落ち着いた雰囲気、奥にはカウンター席もあり、その奥には2階に行く階段が見えた

 

 

女性の店主らしき方にメニューをもらい、私はエチオピア珈琲、嫁さんはカフェオレを注文、ケーキがないのでアイスクリームを1つ注文した、このカフェは名前の通り自然食材を使った食事も売り物のようだ

 

コーヒーは注文を受けてから豆を挽いて抽出している丁寧なやり方、出てくるまでに少し時間がかかるのはそのため、その間、店内をゆっくり見ると、天井はむき出し、木造家屋をリノベして洒落た雰囲気を出している、本や陶器なども棚に飾ってあり、売っているのかもしれない、外国語のポスターが貼ってあり、独語のようだがBAUHAUSミュージアムなどの文字があり、店主はそちらに興味があるのかと思って帰りがけに聞くと、オーナーは建築関係の仕事をしているとのこと

 

 

店舗正面のガラスに2階はIN-FINE.Coと書いてあったので2階を貸しているのかと思ったが、帰宅してwebページを見たら、「Cafe NOIEを内装工事に始まりメニュー開発・家具雑貨のセレクトなどトータルで手掛け、運営する株式会社インファイン、IN-FINEでは店舗デザインを中心に戸建やマンションのリノベーションも得意としております」と出ていたからこれがオーナーがやっている会社なのでしょう

 

 

コーヒーは洒落た大き目なカップにたっぷり入っていた、味わいは素晴らしかった、バニラアイスも濃厚なミルクの味がして、かなりこだわりを持って仕入していると思った、また、嫁さんのカフェオレのアートもよかった、これで時間がかかったのかも・・・

 

 

これも帰宅してからwebサイトで知ったのだが、この店は「毎年夏の間、かき氷のご提供のみとなっております。尚、その間はこちらのサイトからの完全予約制(1グループ1枠迄の最大4名)とさせて頂いております。ランチメニューやコーヒー等のカフェメニューのご用意はございません」となっていた、すごい人気なのでしょう、かき氷の時期ではないが、偶然来て、ゆっくり楽しめてよかった

 

 

ご馳走様でした

千葉県印西市の泉カントリーでゴルフをした、天気は晴れ、朝は寒かったが日中は温かく、師走のゴルフを楽しめた

 

 

このコースは27ホールで2グリーン方式、ラウンドはキャディー付きカートだから名門路線のコースでしょう、住友系のゴルフ場、総武カントリーと隣接している

 

 

今回はウェスト、サウスの順でラウンドした、Bグリーン、コースはほぼ平坦だが、打ち降ろしのティーショットをするホールが数ホールあった、また、池が絡むホールが何ホールかある、そしてほとんどのホールでガードバンカーが2つ以上あることにより難しくしている

 

 

グリーンは9.5ft、ところどころ傾斜がきついところがある、硬さは21.0だからそれほどでもない、プレーの進行は良く、ティーショットで待たされたことはなかった、この辺の運営はさすがである

 

 

レストランの食事はおいしかった、ここは麻婆豆腐や担々麵が美味しいので、これを注文することが多い、この日は、自分で麻婆豆腐を作るようになったから、それと比較するために麻婆豆腐を注文してみた

 

 

食べてみると、辛めの味付け、豆腐が崩れないようにうまく調理してあった、これは陳健一氏の料理ブログによれば、豆腐をサイコロ状に切った後、一度沸騰するお湯に入れることにより崩れにくくなるという、このレストランもこれを実践しているのでしょう、家庭料理ではそこまで手間はかけないけど

 

 

味はおいしかった、さすがプロの技だと思った

 

冬場でも晴れて風のない日は絶好のゴルフ日和である、今日はそんな日だった、お疲れ様です

牛肉のステーキは今まで何回か焼いたことがあったが、豚のステーキは作ってこなかった、豚肉の場合、ステーキと言わずにポークソテーというのか、「ソテー (sauté)」はフランス語で「軽く炒める、焼く」といった意味

 

自分で料理するようになって、買い物もたまにするが、食材の値段などもだんだんと分かってきた、ステーキ用の肉は牛肉が豚肉の倍以上していた、この日はポークソテーを作ろうと思って豚肉100g×2切れを610円で買い求めた

 

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今回の料理も「河原のあべ」の大将のYouTube番組「まかないチャレンジ」の「ふっくらジューシーに豚ロースを焼く方法は、この動画を観ればバッチリです!【究極のトンテキ】作り方」を参考にした、トンテキとポークソテーの区別はYouTubekの中で大将が話しているが、私はこのYouTubeで作っていたのはポークソテーではないかと思っている、知らんけど

 

材料(2人前)

  • 豚肉100gを2切れ

ソースに使う調味料

  • 酒大さじ2,オイスターソース大さじ1,ケチャップ大さじ1,にんにくチューブ大さじ半分を小さな食器に入れて混ぜる

ステーキステーキステーキステーキステーキ

 

肉の下処理、胡椒と味の素をふりかけ、筋と脂身のところに包丁で切れ目を入れる

 

焼き具合はウエル・ダンを目指す、フライパンにオリーブオイル大さじ1くらい入れ、熱くなるまで待ち、豚肉を入れ、フタをして2分半、中火で焼く

 

ひっくり返して同様に2分半焼く

 

火を止めてフタをしたまま2分間、余熱で焼く

 

これで出来上がり、まな板の上に移して包丁で切り、お皿に盛りつけ、付け合わせは長ネギを茹でたもの

 

肉を取ったフライパンの中に混ぜておいた調味料を入れて、煮立たせ、ソースを作る

 

これをポークソテーにかけて完成

 

食べてみると味はまずまず、焼き具合も十分、ソースもまあまあ、成功ではないか、次回の課題としては、ステーキを焼く時はやはり強火で焼いた方がもっと焦げ目がついてよかった、ソースに入れたオイスターソースは、大さじ半分くらいでよかった(ソースが少し濃く感じたため)

 

ご馳走様でした

池袋に行ったとき、昼食をとることになった、行きつけの東武のレストラン街は11時からオープンなので、オーブンの15分くらい前に行ってみた

 

 

あらかじめジャンボ餃子の天龍か陳健一の四川飯店と決めていた、どちらも12階、行ってみると、もうこの時間で人気店には行列ができており、天龍には10人くらい並んでいたので四川飯店に決めた、何回か来たことがあるおなじみの店だ、一度赤坂の本店にも行ったことがある

 

 

入ると右側の2人掛けの席に案内され、メニューからランチメニューの麻婆豆腐1,800円を注文、ご飯のお替り無料、ここに来ると麻婆豆腐か担々麵のどちらかでいつも迷うが、最近自分で料理を始め、麻婆豆腐も作っているので、もう一度ここの麻婆豆腐の味を確認したくなった、麻婆豆腐は辛さを調節でき、メニューには辛子印2つと1つが書いてあったので2つを選択

 

座った席の正面にはガラス越しに厨房が見えるのが良かった、料理を作っているところを見るのは子供のころから好きだった

 

 

麻婆豆腐が出てきた、鶏の蒸し焼きに独特のソースがかかっている小鉢、ザーサイ、酢の物、玉子スープ(小海老入り)と杏仁豆腐がセットになっている豪華版

 

早速麻婆豆腐をご飯に乗せて食べてみた、味はけっこう辛く感じた、麻婆豆腐が盛り付けてある皿から麻婆豆腐を半分くらい取ったところを見るとラー油と豆板醤の赤い汁がいっぱい残っている、花椒も十分効いていた、これも自分の好みに合っている

 

 

自分が作る麻婆豆腐と比べると辛いが、自宅では嫁さんが辛いのが苦手というので、そこは仕方ない、あとは見た目がここの麻婆豆腐のソースや挽肉の色の方が濃いと感じた、自宅の麻婆豆腐はもう少し薄い色なのだが、ここは濃い茶色に感じた、これがどうしてか、たぶん、使う中華調味料の量の差ではないか、豆板醤か甜面醤か豆鼓醤のいずれか、その全部か

 

 

いずれにしてもレストランと同じ味を出そうとすると塩分過多、糖分過多、油過多になるのが確実なので、自宅料理では外食より薄味にするのは仕方ないでしょう、我が家の料理では塩、砂糖は極力使わない、油もなるべく使わず、使ってもオリーブオイルにして量は少なめとしている

 

おいしかった、さすが四川飯店だ、ここの麻婆豆腐は好きだ、付け合わせのザーサイ、鳥の蒸し焼き、酢の物は全ておいしかった、ご飯もお替りした、デザートの杏仁豆腐も量がたっぷりとあり、味もおいしかった

 

満足しました、ご馳走様でした

映画「ナイトフラワー」を鑑賞した、2025年、124分、監督・原案・脚本:内田英治、監督が同名の小説を書いており、それを映画化したもの

 

借金取りに追われる母親が子どもたちの夢をかなえるため危険な世界へと足を踏み入れていくストーリー

 

 

借金取りに追われ、2人の子どもを連れて東京へ逃げてきた永島夏希(北川景子)は、昼も夜も必死に働いてもなお、明日の食べものにさえ困る生活を送っていた、ある日、夜の街でドラッグの密売現場に遭遇し、自らも売人になることを決意する、心に深い孤独を抱える格闘家・芳井多摩恵(森田望智)と出会った夏希は、ボディガード役を買って出た彼女とタッグを組み、危険な取引に手を伸ばす、そして、ドラッグをやる不良少女と付き合っていた良家の女子大学生の死により事態は悪い方向に回転し出す・・・

エンディングテーマ曲は角野隼斗

 

銃銃銃銃銃

 

鑑賞後の感想

  • 借金で首が回らなくなり蒸発した夫、残された夏希は高校中退で2人の子持ち、ラブホテルやピンクバー、小さな工場のパートしか仕事がなく、毎日食べていくのが精いっぱい、この母子家庭の悲惨さは現実にも少なくないでしょう、そんな場面からどんどん夏希が転落して行くところは観ていてつらかった
  • 不良仲間から金を巻き上げられる良家の女子学生、仕事中心で家庭を顧みない父親、娘のことを知ろうとせず夫に従うだけの苦労知らずの母親星崎みゆき(田中麗奈)、そんな両親とうまくいっていない娘が不良仲間に入ってしまい転落して行く、これもありそうな話で身につまされた、外見は立派な大邸宅に住んでお金には困っていない家庭でも、そこには幸せはなく家族の間は冷え切っているというのも少なくないでしょう
  • ドラッグの密売の量を増やし密売人のボス(渋谷龍太)ににらまれ、多摩恵(森田望智)が殺されかかる、そこでボスが3つの質問をするからその答えによっては命は助けてやると言われ、質問しだしたところで場面転換になる、きっと殺されたのだろうな、と思っていたが・・・これがわからなかった
  • 星崎みゆきが拳銃を持って夏希の住むアパートの前に到着すると偶然、夏希の娘の小春と遭遇する、そしてアパートの中に場面転換になり、外で拳銃の音がする・・・これもわからなかった
  • 最後に事態が非常に切迫しているのに夏希の家族と多摩恵が楽しそうに旅行に行く準備をしている場面で映画は終わる、夜にしか咲かない花(月下美人)がアパートのベランダで満開に咲いている、しかも昼間に・・・・・・この結末も意味深だと思った
  • 上の3つはいずれもその場面やその後の結末を出さずに見る人に想像させる効果を狙ったうまい演出だと思った
  • この映画は重い内容を扱っており、結末に救いがないように思う、いや、一つだけ、夏希の娘の小春の健気なこと以外はだ、大人に対して教訓じみたことまで言うし、親に内緒で乞食同様なことをする
  • 社会の底辺で暮らす人々の悲惨な生活を示して、こういう事態を社会でどうすべきなのかの問題提起をしているのだろうと思った
  • ネットで調べると一人親家庭で経済的に困窮している家族に対する国などの支援策はいろいろあるようだが、実際にはそれだけでは間に合っていないのでしょう、この映画の中でも夏希が児童手当を役所に前借させてくれと懇願している場面が出てくる、そんな形で政府の対応の不十分さを訴えているのでしょう

観るのがつらい映画でしたが役者の演技は真に迫っていた