春らしくなってきて、桜の開花予想がニュースに出るようになると、やはり季節の甘味の桜もちが食べたくなる

 

今年もまた、向島の隅田川沿いの「長命寺の桜もち」を買いに行った、ここは電車やバスで行くには不便なところである、だからこそ、わざわざ買いに行く価値もあろう、何しろ店のwebページによれば、創業300年の歴史を持つ老舗だ

 

 

今回は都心に出かけた帰りに、地下鉄の押上駅から歩いて行った、15分くらいかかった、夕方4時ころ行ってみた、まさか売り切れということはないだろうな、と心配しながら店に行くとちゃんと変えた、例年通り5つ入り1500円を買った、嫁さんと二人暮らしだし、賞味期限は当日中なので、これ以上は買えないのだ

 

 

店に行ってみると次々と来店者が来る、やはり人気店なのでしょう、ここまで買いに来る人は相当なこだわりを持った人でしょう、浅草松屋でも週に一回、販売しているが、売り切れの時もある、そして、むかしからこの地で川を渡る人を相手に商売していたこの店に来るのも食道楽を趣味にしている者の矜持というものだ、と言ったら大げさかもしれないが

 

さくらんぼさくらんぼさくらんぼさくらんぼさくらんぼ

 

桜もちは関東発祥の甘味で、小麦粉を水で溶かして固めて皮にして、そこに餡を包むが、その後、関西にも普及した、ただ、関西では道明寺餅米を使った皮で餡を包む方式が普及し、関東とは異なる味わいの桜もちとなった

 

この道明寺桜もちがその後、徐々に全国に広まり、いまやコンビニやデパートで売っている桜もちの大部分は道明寺製となっているようである、それを聞くと、なおさら「長命寺の桜もち」にこだわりたくなる

 

ニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコ

 

さて、帰宅して、食後のデザートで頂いてみた

 

 

独特の食感が心地よい、関東風の方が餡の甘さが強調されるような気がする、道明寺製は餅米の甘さもあるので、餡の味が少し霞むような気もする

 

 

そして、こちらの桜もちは桜の葉3枚で包まれている、これは桜もちの乾燥防止と、桜もちに桜葉の香りづけのためであるが、これが得も言われぬ上品な味となっている

 

この桜の葉を取って食べるのか、包んだまま食べるのか、店ではどちらも好き好きだとしているが、取って食べることを推奨しているので、私もそうしてみた

 

美味しく頂きました

久しぶりにプルコギを作ってみようと思った、ある程度の間隔で作っていかないと料理のコツを忘れてしまうので

 

材料(二人分)

牛肉250g、玉ねぎ小1個、ニンジン5㎝、ピーマン青と赤、もやし少々

 

調味料

ごま油・コチュジャン・調理酒:大1、醤油:大半分、粗挽き胡椒適量

 

ナイフとフォークナイフとフォークナイフとフォークナイフとフォークナイフとフォーク

 

牛肉を適当な長さにカットし、ボールに入れる、そこに調味料を加え、こねる、これをしばらく置く

 

 

次に材料の野菜をカットしてバットに入れておく

 

 

フライパンにオリーブオイル少々入れて、ニンジンと玉ねぎを炒める、胡椒と味の素適量ふりかける

 

 

火が通ったところで肉を入れる

 

 

肉を適当に炒め、表裏の色が変わったら野菜と混ぜる

 

 

さらに残りの野菜のピーマンやもやしを入れて混ぜながら炒める、ただ、今回はもやしはほとんど入れなった、量が多かったので全部入れるとプルコギというより肉野菜炒め風になってしまうため、プルコギはあくまで肉が主役のメニューと考えた

 

 

出来上がり

 

 

生ビール生ビール生ビール生ビール生ビール

 

盛り付け、1回で全部食べるのは量が多かったので、半分は明日の食事用に分けた

 

 

まずまずの味だった、今回は今までで一番プルコギらしくなった

 

 

それというのも、今まで豚肉を使って作っていたこともある、ある材料で作っていたわけであるが、やはり、牛肉でないとレストランのような味は出ないとわかった

 

お疲れ様でした

人形町で食事をすることになり、どこに行こうか迷い、最初に「芳味亭」に言ったら「満席」と言われたので、それでは、ということで「魚久」に行ってみようとなった

 

前回訪問してからだいぶたつが、中に入ると、案内された席は入って右側のスペース、前回は左奥のカウンター席だったので、こちらの方は全く目に入らなかった、こんなスペースがあったのかと驚く、11時20分くらいだったか、満席に近いけど、まだ若干の席が空いていた

 

 

ランチメニューは、ぎんだら京粕漬定食、銀鮭京粕漬定食、本さわら酒粕白味噌漬定食と、贅沢ランチ三種盛りあじみせ定食の4つ、3種類ある魚の定食から一種類選ぶのは難しいので、どうしても3種類とも出してくれる「あじみせ定食」を選んでしまうでしょう、これがいちばん高いのは仕方ない、2,145円だった

 

注文があってから魚を焼くので少し時間がかかるが、逆に美味しさが期待できる、10分か15分くらい待っただろうか、「あじみせ定食」が出てきた、ご飯のお替り無料とのこと

 

 

三種類の魚を順に食べていく、最初はぎんだら、こちらの名物らしい、おいしいけど骨が多くて「ばくり」とは食べられないのが難点だ、次に銀鮭、これは骨も少なくて食べやすい、味も美味しいので気に入った、最後は本さわらの酒粕白味噌、噛み応えがあり、これも食べやすい、他の2種類と違い、あまり油っぽさを感じない淡白な味だった、美味しく頂きました、ご飯は食べ過ぎになるためお替りはしなかった

 

魚久は粕漬で有名だが、レストランを併設するというのは良いアイディアであろう、魚の粕漬はそんなに安くはない、いや、高級品でしょう、子供のころは魚があまり好きではなかったけど、大人になって好きになった、いまや魚は高級な食べ物の一つになったでしょうから、この値段で美味しい焼き立ての粕漬の魚を食べられるこの店の価値は高いでしょう

 

 

来ている人を見ると、女性客が圧倒的多数だ、おいしい店は女性がいちばんよく知っているのでしょうね、そしてテーブルの上には「価格改定のお知らせ」が乗っていて、「ここもかよ」と思って読んでみると、今年の4月から値上げするというが、その値上げ額を見るとずいぶんと少額の値上げで、1割以下だ、非常に良心的な店だと思った

 

会計を済ませで外に出ると、すごい人が行列を作って待っていた

潮来カントリーでゴルフをした日、ラウンド終了が2時前だったので、例によって、帰りにカフェを探して行ってみた、この日はゴルフ場のある潮来市のカフェ「珈琲倶楽部ぷちろーど」に行ってみた、初訪問

 

 

潮来の駅からそれほど離れてなく、以前行った「偶吟」からも近い、常陸利根川沿いあるカフェ、店の前には車が何台か駐車できるスペースがあるが、ほぼ満車で驚いた、人気のあるカフェなのだろうか

 

バスバスバスバスバス

 

中に入ると直ぐに席に案内してくれた、ちょっと高級感のある内装や調度品、カウンター席の背面にはコーヒーカップが収納されており、カフェとしては理想的な雰囲気、昼食メニューもあるようだ

 

 

メニューを見て、この日は私も嫁さんも紅茶を選ぶ、いろんな種類があり、私はダージリンを選んだ、ケーキも一つお願いした

 

 

紅茶はポットに入っており、NARUMIの紅茶カップで二杯分は飲めそうな量だからお得感がある、蒸し時間を図るため砂時計もついていた、頂いてみると美味しかった

 

 

ケーキもゴルフの疲れを癒す甘さがあった

 

 

店内を見渡すと、使っている椅子が全て同じブランドの同じ種類の椅子でけっこう高そうに見えた、壁には絵も飾ってあった、落ち着いた良い雰囲気を感じた、店員さんの丁寧で好感が持てた

 

 

ゆっくり休めました

茨城県潮来市の潮来カントリー倶楽部でゴルフをした、天気は晴れ、気温は15度、風も強くなく、ゴルフ日和だった

 

 

何度か来たことがあるコースである、新日本観光のコース、普段は値段が若干高めだが、風呂場を改修中のため利用できず、その分安くなっている

 

 

乗用カートはリモコンではなく自走式、フェアウェイ乗り入れもできないので普段はあまり来ないが、年に1回はプレーしたいコース、27ホールあり、この日はサウスとアウトをラウンドした、アウトをラウンドするのは久しぶり

 

 

コースはバックティーで7,000ヤードあり、飛ばし屋でも楽しめる、ワングリーンだが、かつては2グリーンだったのをサブグリーンをつぶして1グリーンにした形跡がある、バンカーが多く、サブグリーンのバンカーも残っているので余計に難しい、アップダウンはほとんどないし、池のあるホールもわずかで、よく言えば上品なコースだが、悪く言えばあまり印象に残らないコースでもある

 

 

インコースの5番ホールのグリーンと6番ホールのティーグラウンド付近に新しい道路がひっかかり収用されたようで、その分、両ホールの距離が短くなったのが玉にキズ

 

このコースはどういうわけか普段あまり混んでなく、この日も8時半くらいの早めのスタートにしたら前の組が見えず、スイスイとラウンドできた、これはうれしい、毎ホール待たされるようなコースには行きたくない

 

 

かつては高級コースだったのでコースの手入れは良いし、クラブハウスは立派だし、レストランも良かった、ドライビングレンジは使わないが広々している、ただ、フェアウェイのディボット跡は修復していないところが多く、バンカーも足跡が多かったので、お客さんのマナーは良くないでしょう

 

車であれば交通の便もそれほど悪くない、たまに来てラウンドしたいコースである

 

お疲れ様でした

「~クラシック3大シリーズ~3大ピアノ協奏曲」を鑑賞した、土曜日、13時開演、15時30分終演、場所は東京文化会館 大ホール、ほぼ満席だった

 

 

指揮:田中祐子(1978)

ピアノ:酒井有彩(ありさ)

管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

 

酒井有彩は文化庁新進芸術家在外研修員として渡欧、ベルリン芸術大学卒業、同大学国家演奏家コース卒業、ドイツ国家演奏家資格を取得、レオポルド・ベラン国際コンクール第1位など国内外にて多数入賞、ポーランド国立放送響や東京フィル、東響、新日本フィルなど内外の数々のオーケストラと共演してきているピアニスト

 

指揮者の田中祐子は藝大指揮科大学院首席、パリエコールノルマル修了、五島オペラ新人賞、21年度ローム奨学生、東京国際入選、ブザンソン、ショルティ、セミファイナリスト、2018-21アンサンブル金沢指揮者、題名のない音楽会/らららクラシックなどに出演している

 

東京フィルハーモニー交響楽団は、1911年に名古屋で発足した「いとう呉服店少年音楽隊」を起源とする現存する日本最古のオーケストラ、2001年に新星日本交響楽団と合併したことにより、現在でも日本最多の楽員数を擁し、ほぼ常に二つのグループに分かれて演奏活動を行っている、二期会などとの結びつきも強く、コンサートと平行して伝統的にオペラやバレエのピットでの活動を得意としてきた

 

ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇

 

曲目

ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 Op.18

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23

(ピアニスト・アンコール)

チャイコフスキー:18の小品op72より「瞑想曲」

 

 

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感想など

  • この日は、開演時間を1時間間違え、公演の開演時間を2、3分すぎて東京文化会館に到着、私の席は3階正面だったが、大ホールの入口でチケットを出すと、まだ演奏はスタートしてなく、係の方が1階の大ホール入口から中に入れてくれ、最後尾の座席を示し、「ここで最初の曲を聴いて下さい」と言われ、その座席に座った、示された最後列の一ブロックは全席が空席だった
  • その座った直後にピアニストの酒井有彩がステージに登場して、初めの曲の演奏が開始された、来る途中で「最初の1曲目はあきらめるしかない」と覚悟していたので、救われた思いがした、東京文化会館の機転の利いた柔軟な対応に感謝したい
  • そして、私が席に座わり、酒井有彩が歩いてステージに出てきたその時に、同じように数人が私の横の座席に座ったのには驚いた、係の方から同じような説明を受けていたので、遅刻組でしょう、あとで気づくと、さらに最後方の壁際に折り畳み式の椅子が数台置かれて、そこに腰かけていた人もいた、これらの人たちは開演時間を過ぎていても楽章のあい間に入れてもらったのでしょうか
  • この日の公演は、3曲のピアノ協奏曲の最初の2曲が終わった後、休憩になるスケジュールだった、最初の1曲が終了すると、係の方が来て「2曲目が終わった休憩時間にチケットの座席に戻ってください」と言われたので、その通りにした、チケットの座席が1階席の人は最初の一曲終了後に自席に移動していた
  • 2曲目が終わって休憩時間になり、自席に移動すると、3階正面の前から3列目、ここでも十分舞台が見渡せ、良い席であったが、最初の1階席の方が良かったのは確かだ、得した気分にもなったが、今後時間の確認に注意しないといけないと自戒したのでした
  • さて、この日の公演だが、曲目はすべて聴きなれた曲だけど、指揮者の田中祐子さんもピアニストの酒井有彩さんも知らない人だった、ところがこの日の大ホールは満席なのに驚いた、過日、サントリーホールでの若林顕氏のピアノリサイタルでもあの大ホールを満席にしていたのに感心したけど、今回の人気ぶりに接し、いかに自分がこの世界の重要な演奏家や指揮者を知らないか思い知らされた、ちなみに酒井有彩は2026年1月18日号の『月刊ショパン』の表紙を飾っているそうだ
  • 酒井有彩が一回の公演でピアノ協奏曲を3曲も弾くというのも驚いた、彼女の説明によると、これは初めての試みだとのこと、けっこう大変だと思うが、しっかりとこなしていたのには感心した、最後まで少しも乱れず、疲れを感じさせる演奏しきったのはプロとは言え、立派なものだと思った
  • この日の彼女は休憩前の2曲は赤いドレスに着飾り、休憩後の最後の1曲は白のドレスにお色直しして登場した、ここでも相当力が入っていたなと思った
  • 田中祐子指揮の東響フィルも乱れたところがなく、素晴らしい演奏だと思った
  • この日の演奏の3曲であるが、個人的にはいずれも好きな曲とは言えない、それは3曲とも短調であることも影響している、春に短調というのは何となく明るい春のムードと逆行していと感じるところもある、春にはやはりモーツアルトの長調のピアノ協奏曲を聴きたくなる、しかし、好きではない曲でも実演を聴くと、家のミニコンポでは聞こえない音が聴こえてくるし、また、視覚的な効果もあり、好きな曲に転じることもある、今後も「好き嫌い」に関わりなく、いろんな指揮者、演奏家、オーケストラの演奏を聴いていきたいと思う

疲れた一日でした

今週の日曜日の大河ドラマ「豊臣兄弟」の第10回「信長上洛」を興味深く観た

 

今回は、美濃を攻略し終えた信長が、いよいよ上洛をするまでを描いたもので、その上洛の障害となる近江の浅井(あざい)家を調略するため、信長は妹のお市(宮﨑あおい)を浅井長政の嫁に出すことにする、そのお市と小一郎(仲野太賀)、勝家(山口馬木也)それぞれとの会話の意味深だったこと

 

また、藤吉郎(池松壮亮)が妻の寧々(浜辺美波)のやきもちをなだめているときに「お市様がお呼びです」と告げられる場面も意味深であった

 

このお市と、長政と、その3人の娘、勝家のその後の人生はまさに波乱万丈であることを谷崎潤一郎の「盲目物語」で知っていたので、その伏線がちゃんと張られているのがわかり楽しかった

 

ネタバレになっても十分面白い物語である、今後、ドラマでお市の人生をどれだけ取り上げるかわからないけど、興味のある方は「盲目物語」を読んでみるか、忙しい方は拙ブログをご覧頂けば要点が書いてあるので、ご覧いただければ幸いである

 

ニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコ

 

さて、今回は、夕食にレバニラを二人分作った、前回まではYouTubeの「まかないチャレンジ」を参照したが、今回は笠原将弘シェフの「料理の細道」を参考にして作った

 

「まかないチャレンジ」と「料理の細道」の最大の違いはレバーの下処理である、「まかないチャレンジ」はレバーを水洗いし、熱湯でゆでる方式だが、「料理の細道」は生レバーを水洗いし、薄力粉をまぶして焼く方法である、さて、笠原方式がうまくいくか

 

ナイフとフォークナイフとフォークナイフとフォークナイフとフォークナイフとフォーク

 

材料

スライスした生レバー200g、もやし、ニラ

 

調味料

醬油、みりん、料理酒それぞれ大さじ1、オイスターソース小さじ1、にんにくチューブ少々

 

 

スライスした生レバーを包丁で半分に切る、これがうまくいかなかった、そのままでも良かったかと思った

 

水洗いして血を抜く、これを何回もやるとレバーの臭みが亡くなり、かえってレバーらしくなくなるとは笠原シェフの言、キッチンペーパーで水分を取るが、これもうまくいかなかった、キッチンペーパーにレバーがくっついてしまった

 

 

水分を取った生レバーに小麦粉をまぶす、これもなかなかうまくいかなかった

 

 

フライパンにオリーブオイルを大さじ1入れて、レバーを乗せる

 

 

3分くらい焼く、胡椒と味の素を少々入れる、途中でレバーを裏返し、最後は炒め物のようにかき混ぜながら焼いた

 

3分焼いてレバーに焼き目が付くと、皿に一時的に置いておく

 

 

フライパンの汚れをキッチンペーパーで拭って、オリーブオイルを大さじ1入れて、もやしを入れ、炒める、胡椒と味の素を少々、もやしに火が通ったらニラを入れる

 

 

ニラが油で炒められ、色が鮮明になったら、ニラともやしを少し端に寄せて、調味料を入れ、煮立たせる

 

 

その調味料のところレバーを入れ、なじませる

 

 

その後、もやしやニラとレバーを全体的にかき混ぜながら炒める、これで完成

 

 

食べて見ると、なかなか美味しかった、レバーの臭みも全く感じなかった

 

 

なんとかうまくいったが、いくつか次回見直したいところがあった

映画「センチメンタル・バリュー」を鑑賞した、2025年製作/133分/ノルウェー・フランス・デンマーク・ドイツ合作、原題Affeksjonsverdi(愛情の価値、Google翻訳)、監督ヨアキム・トリアー、脚本ヨアキム・トリアー、エスキル・フォクト、2025年・第78回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞、平日の昼間、日比谷の映画館の狭い部屋での鑑賞となったが、ほぼ満員であった、場所柄か若い人もけっこう来ていた

 

 

オスロで俳優として活躍するノーラ(レナーテ・レインスベ、ノルウェー、1987)と、家庭を選び夫や息子と穏やかに暮らす妹アグネス(インガ・イブスドッテル・リッレオース、ノルウェー)、ある日、幼い頃に家族を捨てて以来、長らく音信不通だった映画監督の父・グスタヴ(ステラン・スカルスガルド、スウェーデン、1951)が姿を現し、自身にとって15年ぶりの新作となる自伝的映画の主演をノーラに打診する、父に対し怒りと失望を抱えるノーラは断固として拒絶し、ほどなくしてアメリカの人気若手俳優レイチェル(エル・ファニング、米、1998)が主演に決定。やがて、映画の撮影場所がかつて家族で暮らしていた思い出の実家であることを知ったノーラの心に、再び抑えきれない感情が沸きおこる・・・

 

丸ブルー丸ブルー丸ブルー丸ブルー丸ブルー

 

鑑賞した感想

  • 久しぶりに欧州映画を観たが、欧州映画らしい良い映画だった、だが最初と最後の音楽が英語の歌だったのはなぜなのか、わからなかった
  • ストーリーはだいたい理解できたが一部はわからないとこも残った、主人公の姉妹の離婚した両親か、その一代上の祖父母がナチスの国家主義に抵抗して拷問を受けた過去が映画の中で出てくるが、これがストーリーにどういう影響を与えているのかはわからない点の一つだ
  • 姉妹の姉は独身で、繊細なところがあり、俳優でありながらステージに出る前に極度に緊張して逃げ出そうとする弱さを持っている、幼いころの両親の不仲がトラウマになったのか独身を続けている、一度は自殺未遂をしたこともあった、そういった女性の前に原因となった父が現れてくれば、普通でいられないのは当然だ
  • 姉妹と父との会話で印象に残ったのは、姉が妹に向かって「あなたは結婚して子供もいて良いわね」と言ったとき、妹は「私とお姉さんは一つのことを除いてすべて一緒だよ」と言い、その一つのこととは「自分には姉がいて、辛い時に支えになってくれる人がいることだ」と言わせたのは響いた、また、父が姉に「子供は自分の宝だ」と言ったとき、姉が「じゃあ、その子供をおいてなぜ出て行ったの」と厳しく切り返したところもうまいと思った
  • 父は姉に向かって、なぜ一人なのか、それを選択しているのかを聞く場面があった、娘がどう答えたか忘れたけど、姉は常に孤独を感じていたことは確かだろう、それを慰めたのが妹であることも確かだ、そして、映画を観た後で妹の「自分には姉がいることが、姉と違う唯一の点である」というのは、姉にとっても、「自分には妹がいるというのが妹と違う唯一の点だ」とも考え、父と和解できるかもしれないと考えを変えたのかもしれない、父が倒れて入院した時、姉妹で見舞いに行くが、その時の病室の父が看護婦に向かって冗談を言うのを聞いて、この人には別の一面があるということも知ったのかもしれない
  • 最後の方で、父が昔3人が一緒に住んでいた家の内装を取り壊し、白を基調にしたリノベをし、そこに姉妹と子供が一緒に住んで、ある時、子供が学校に行くために家を出ると、1人になった姉が天井にひもを吊るして首つり自殺をしようとする、その時、家のドアをドンドンと叩く音がし、玄関に行くと、さっき出て行った子供がスマホを忘れたと取りに来たため、自殺を思いとどまる、「嗚呼、良かった」と思ったが、実はそれは姉が父が監督をする自分たちの家族を描く新作映画の撮影現場だった、観ている人にドキッとさせるうまい見せ方だと思った
  • 音信不通だった父は、姉の自殺未遂のことを知っていた、姉がまだ昔のことを引きずっていることも知っていた、妹が父と連絡を取っていたのかもしれない、妹は、姉が父に厳しく当たる時、「言い過ぎよ」と何度もたしなめていたのもそのためか
  • この映画の最後の結末は、何を意味しているのだろうか、父と姉、姉妹は和解したのか、姉が父の新映画作品に出演することに同意したことなどからすると、そうなのかもしれないし、妥協して出演しているのかもしれない、そこはわからなかったけど、そういう曖昧な終わらせ方も欧州映画らしいと思った
  • 蛇足ながら、父が孫に誕生日のプレゼントを渡すと、それは本や映画のDVDだった、その中にミヒャエル・ハネケ監督の「ピアニスト」があったのには驚いた、その時、父は孫に対して何かプレゼントの説明をしていたと思うが、思い出せない

もう一度観ても良いと思った映画でした

[東京春祭] オープニング・ガラ・コンサート室内楽の夕べ〈第一夜〉を鑑賞した、平日夜、開演19時、終演21時10分、場所は東京文化会館小ホール、9割がた座席は埋まっていた

 

 

(曲目と奏者)

モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 第17番 ハ長調 K.296

 ヴァイオリン:フェデリコ・アゴスティーニ

 ピアノ:加藤洋之

ブリテン:ラクリメ ──ダウランドの歌曲の投影 op.48

 ヴィオラ:店村眞積

 ピアノ:加藤洋之

シューベルト:ピアノ三重奏曲 変ホ長調 D897《ノットゥルノ》

 ヴァイオリン:堀 正文

 チェロ:辻󠄀本 玲

 ピアノ:野平一郎

シューマン:6つの即興曲《東洋の絵》op.66 より 第1曲、第2曲、第5曲、第6曲

 ピアノ:加藤洋之、津田裕也

メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲 変ホ長調 op.20

 ヴァイオリン:郷古 廉、周防亮介、水谷 晃、横溝耕一

 ヴィオラ:佐々木 亮、篠﨑友美

 チェロ:辻󠄀本 玲、横坂 源

 

 

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鑑賞した感想など

  • この日は2026年の東京春音楽祭の開幕日だった、また、春がやってきたとうれしくなる、ただ、会場の東京文化会館の雰囲気はこの音楽祭と春の到来をよろこぶ華やかさには少々欠けていたと思う、スポンサー企業も日本企業中心で、ロレックスとかベンツとか海外の一流ブランドがないのが寂しい、主催者である東京・春・音楽祭実行委員会の名簿に名前を連ねている企業をみると、それを要求するのは無理そうな重厚長大の日本企業ばかりである、招聘する外国人演奏家や指揮者も毎回同じような顔ぶれが多いし、オペラも演奏会形式のものが多い、あの佐々木忠次のようなその道の有能な人材を起用しないとダメでしょう、そして、来年はこの東京文化会館が使えないのでどうするのであろうか
  • この日のプログラムであるが、演奏当日になって突然、「ブラームス:ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 op.25 より 第1楽章」での演奏を予定していた原田禎夫(チェロ、1944年生まれ)が体調不良により出演ができなくなり、演目の変更が行われた、そのため、当日配布の1枚ものの曲目と奏者を書いたペーパーは対応ができたけど、ネットにアップされている曲目解説は元のままである、直前までぎりぎり努力していたのであろうが、スタートダッシュにケチが付いた形になったのは残念である、通常、オペラなどでも代役は常に用意しておくものだが、それもできなかったのは事務方の危機対応に問題があるのではないか、と言ったら厳しすぎるか
  • さて、この日の演目、最初のモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ 第17番ハ長調 K.296は今回のメンバー変更により入った曲であるが、自分は大変好きな曲であり、結果的にこの変更をよろこぶことになった、モーツアルトらしい春に相応しい軽快なテンポの素晴らしい曲を実演で聴けたのは大きな収穫であった
  • このヴァイオリン・ソナタを知ったのは、あの吉祥寺の名曲喫茶「バロック」であった、そこの推薦版にワルター・バリリ(ピアノ)とパウル・バドゥーラ=スコダ(ピアノ)のLPレコードがあり、そのLPにはト長調と変ロ長調が入っていて、17番のハ長調は入っていなかったけど、このLPの演奏のCDを探してみると、この二つの曲に加え、17番も含めた3曲が入ったCD(1952年録音)が見つかって、それを買って聴くと17番が一番好きになった、そして、一度、バロックでこの17番をリクエストしてかけてもらったこともある、それがこの日聴けたのはうれしかった
  • 3曲目のシューベルトのピアノ三重奏曲 変ホ長調 D897《ノットゥルノ(夜想曲)》は知らない曲だった、自宅で予習で聴いてみると1楽章だけの短い曲、死の前年に作曲されたシューベルトらしい哀愁のこもった曲だったので当日を楽しみにしてきた、この日の堀正文と野平一郎の両ベテランにチェロの第一人者の辻󠄀本 玲を加えたトリオの演奏は素晴らしかった、ただ、私の座席は正面から若干左側、前から数列目であったが、辻󠄀本 玲のチェロの音がほとんど聴こえなかった、自分の耳が悪くなってきたのかな思ったが、どうなんだろうか、チェロがそんなに大きな主張をする曲ではないので、これが普通なのかわからなかった
  • 最後のメンデルスゾーン弦楽八重奏曲 変ホ長調は知らない曲だったけど、第1・2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの若手実力者の揃い踏みの豪華版演奏に酔いしれた、良い曲に聴こえてきた、前の方の座席だったので郷古 廉のクリスチャン・ルブタンの赤い靴底もしっかりと見えた、こういう日にこそ履いて良い靴でしょう
 
楽しめました

さて、京都迎賓館の見学を終わり、車で中心街の四条河原町で早めの昼食、車を京都市鴨東駐車場に入れて、歩いて四条河原町交差点から直ぐの京寿司屋の「ひさご寿し」を目指す

 

 

この店も「遺したい味」に紹介されていた店、京都の寿司と言えば祇園新地「いづう」の鯖寿司が好きだが、今回は「ひさご寿し」に行ってみたくなった、初訪問、ここは創業昭和

 

 

11時15分くらいだったか、この店はテイクアウトも多く取り扱っているが、店で食べることもできる、2階に案内されて腰かけ、名物の蒸し寿しセットと都路(みやこじ)という盛り合わせを注文

 

 

少し時間がかかりますよ、と言われたけど、それでもOK、しばし待っていると他のお客さんも上がってきた

 

 

蒸し寿しを食べて見ると、なるほど美味しい、ここの名物はちらし寿しだが、これにひと手間ほどこし、ふたつき茶碗に盛り込んで蒸しあげ、これに茶碗蒸しをセットにしたのが蒸し寿しセット、冬場だけの提供、これは京都の寒さゆえの蒸し料理であるため

 

そして盛り合わせも実はこの店のもう一つの名物とのこと、戦後の食糧難から生まれたもので、一皿でこの店のいろんな種類の寿司が食べられるので重宝である

 

 

美味しかった、店を出るころには店内は満席になっていたので、早めに来てよかった、そして次の目的地の八坂神社近くの「何必館 」に行く途中、車を停めた鴨東駐車場前の四条大橋のたもと歌舞伎のルーツ「出雲の阿国」の像が立っているのに気づいた

 

 

 

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いよいよ、最終日の午後、四条河原町から祇園に向かって少し歩き、通り沿いにある「何必館 京都現代美術館」に行く、初訪問、この日は「サラ・ムーン展」を開催中だった

 

 

何必館(かひつかん)は、1981年開館、人間は学問でも芸術でも定説にしばられ、自由を失ってしまう。定説を「何ぞ、必ずしも」と疑う自由の精神を持ち続けたいという願いから、「何必館」と名づけられた、「好きですね、こういう発想が」、疑うことをしない日本人に最も不足しているものの一つでしょう

 

 

何必館の柱は、村上華岳、山口薫、北大路魯山人らの作品、近・現代の絵画、工芸、写真を収蔵・展示する、常設展示は地階の北大路魯山人作品室と、5階の自然光が差し込む「光庭」と茶室がある

 

 

魯山人の作品コレクションは日本有数と言われている

 

 

この館は5階建ての縦に細長いビルで、展示は地階から3階までと5階がある、一歩館内に入ると祇園の雰囲気は全く感じられない静寂な場所となり、ちょっと戸惑うくらいだ

 

 

サラ・ムーンのことは知らないけど、1941年生まれのフランスの写真家、元々はモデルとして活動していたが、1970年代にファッション写真に転向し、1985年以降はギャラリーや映画の仕事に専念している女性、写真禁止だったので、彼女の意味深な抽象的な写真作品を「よくわかんねーなー」と思いながら見物した、全部モノクロ写真だった

 

魯山人のことは良く知らなったが、彼の陶芸の本を読んで、少しはその人となりや、来歴を知った

 

私は陶芸の知識がないけど、魯山人が料理や食に取り組み、その後、自分の料理や食を引き立てる器に興味が向き、陶芸の世界に入って行ったというところに興味を惹かれた、魯山人の「器は料理の着物である」という名言に「なるほど」と思った

 

 

京都中心部での観光はこれでおしまい

 

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最後は、伊丹に向かう途中にある「アサヒグループ大山崎山荘美術館」に向かう、車で40分くらい

 

 

この美術館には駐車場がないので最寄りの阪急大山崎駅の近くのコインパーキングを探して駐車した、そこから坂道を上り、15分くらいで入口に到着、ここに来るのは2度目だが、嫁さんは初訪問

 

 

この美術館は、大阪府と京都府の境にある天王山の山腹、京都府乙訓郡大山崎町に位置する京都府の登録博物館で、運営は公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団

実業家の加賀正太郎氏が昭和時代初期に建物の他、庭園や道路、家具、調度品なども含めて自ら設計、デザインして建てた英国風の山荘の建物を復元整備し、1996年(平成8年)に美術館として開館した

 

 

山荘は後に加賀家の手を離れ、様々な所有者の手に移り一時はマンションを建てる計画もあったが、住民の反対があり、アサヒビールの社長樋口廣太郎が知事の申し出に応じて企業メセナ活動として保存に協力することになった、この時、加賀氏はニッカウヰスキーの株式をすべてを自らの方針に賛同してくれたアサヒビールに譲渡し、ニッカはアサヒビールの連結子会社になったという経緯がある

 

美術館のコレクションの中核は、朝日麦酒株式会社(現・アサヒグループホールディングス)の創業者として知られる関西の実業家・山本為三郎の収集したコレクションである

 

 

山本氏が民藝運動にかかわる河井寛次郎、バーナード・リーチ、濱田庄司、富本憲吉、棟方志功および芹沢銈介といった作家たちとの交流の中で収集された作品が展示されており、モネの絵画『睡蓮』連作を複数所有するほか、モーリス・ド・ヴラマンク、アメデオ・モディリアーニ、パウル・クレー、イサム・ノグチ、アルベルト・ジャコメッティ、ヘンリー・ムーアなど、第二次世界大戦前後の近現代美術も展示されている

 

陶芸家の濱田庄司の作品は、ゴルフ帰りに立ち寄った益子の「濱田庄司記念益子参考館」で観たことがあったが、河井寛次郎美術館は京都にあるにも関わらずまだ訪問できていない、次回、京都に来た際は是非行ってみたい

 

訪問した日は、「くらしに花咲くデザイン ―大正イマジュリィの世界」展を開催していた、ここで「イマジュリィ(imagerie)」とは、仏語で、本や雑誌の挿画、装幀、絵はがき、ポスターなど大衆的な印刷物や版画の総称、監修者である山田俊幸氏(1947–2024)の貴重なコレクション約320点を展覧し、多彩なデザインやイラストレーションを展示するもの

 

館内は写真撮影禁止なのが残念、順路に従い、大正時代の雑誌の表紙や挿絵などがいくつも展示してあるところを興味深く鑑賞した、同時に館内の大正時代を彷彿させる山荘風の建屋内部をじっくりと味わった

 

館内の2階の眺めのいい部屋にはカフェもあり、お茶を楽しんでいる人も多かった、そのカフェの前にはテラスがあり、山崎駅方面を眼下に眺望できて最高の雰囲気を味わえた

 

 

この付近は戦国時代に本能寺の変(1582年)で織田信長を討った明智光秀と、主君の仇を討つために中国地方から電撃的に戻った羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)の戦いである「山崎の戦い(山崎合戦)」が起きた場所である、その当時を想って景色を楽しんだ

 

美術館にはモネの睡蓮の絵が3点もあるので、山荘に接続されている別館のような地中館に行き、じっくりと鑑賞した、また、所蔵品の彫刻作品の「パルミラ饗宴図浮彫」も鑑賞できた

 

 

この美術館は山腹にあるため健脚でないと少し辛いかもしれない、元気なうちに来られて良かった

 

車車車車車

 

さて、これで今回の京都旅行で行ってみたいと思っていたところを見物した、天気は2日目だけ雨模様だったが、初日と3日目は晴れたので、観光にはもってこいの天気と陽気でラッキーだった

 

駐車場に戻り、車で伊丹空港のレンタカー会社まで40分弱で戻れた、ここはレンタカー会社が空港に併設されているので非常に便利である、バスで移動しないといけない空港が大部分だからだ

 

セキュリティーチェックを受けて、あとは飛行機に乗るばかりであるが、お土産売り場の一角にパンのメゾン・カイザーがあるので、そこで翌日の朝食用のクロワッサン2つを買った、少し大きめだとは言え、一つ450円くらいした

 

 

翌朝、少し温めて食べて見ると出来立てと思えるほどパリッとして、サクサクして美味しかった、さすがJALのファーストクラスやビジネスクラス、ラウンジで選ばれただけのことはある、こういった状態を翌朝までキープできる技術を持っている店は知る限り、ル・グルニエ・ア・パン麹町店と軽井沢沢村、それと私の地元のパン屋さんだけだ

 

 

3日間、楽しめました 

(完)