休校中の日々・・・ | 怪獣たちとの子育てときどきハンドメイド

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我が家の4匹怪獣の子育てのおはなし。
ハンドメイドのおはなし。
大騒ぎの毎日の中で、ふと気付いたことなどを書いています。

2月末、突然の休校で、小学生3人の最後の登校日。
次女が6年生なので、3人で登校できる最後の日が
いきなりやってきた。
でも、先に登校してしまった長男。
次女と三女と抱き合って泣いてしまった。
次女の同級生では、別の中学に行く子もいたので、
卒業式までの日々を思い出にするはずだったのに、
その日々をいきなり奪われてしまった。

卒業式は、卒業生と先生方だけ。
保護者は、体育館には入れない。
多くの保護者が、体育館の外で出待ちw
式の様子を隙間から覗いたりしている保護者も。
式が終わり、体育館から次々出てくる子供達を拍手で迎え
激写する親達。
なかなか面白い風景でした。
いつもなら、厳粛で涙涙の式なのに、
みんな笑顔で、外での撮影会。
お天気もすばらしく良くて、
むしろこの方が良かったんじゃないの?とさえ思えるほど。
でも、子供達はやっぱり淋しかった。
本当ならここまで育ててくれたお父さんお母さんへ向けて
たくさん練習した成長した自分たちを見て欲しかった。
誰のための卒業式なの?と泣いていた子供達も。
そうだよね、お母さんだって本当は式に出たかったよ。
入学式の時を思い出して泣きながら、
卒業証書を受け取る姿を見たかったよ。

休校の日々は、毎日毎日ゲーム三昧で
家事が普段の倍以上になっているのに、
進んでお手伝いなんて、夢のまた夢で
かろうじて私が決めた時間割の3割をこなす日々。
お昼近くに朝の会をやって
今日の日付と天気を英語で書く。
今日の天気は晴れかなぁ、じゃあ、Sunnyだね。
今日は何の日かな?
Macの画面をAirPlayでテレビに映してみんなで読む。
「お母さん、この漢字なんて読むの?」
「なんで今日は◯◯の日なの?」
次女と三女は、気に入ったものだけを書く。
長男は全て書く(しかも小さい字!)。
性格が出るなぁ、面白い。

学校からもプリントやドリルも出ているので、
いろんなサイトや国、教育委員会などで
オンラインで勉強できるサイトを見たけど、
ありすぎて選べず、結局ゲーム性のあるアプリで
算数と英語を中心にやる程度。
他は、プリント中心で丸付け対応だけでいっぱいいっぱい。
高校生の長女がもう少し協力してくれたら、
小学生ズの勉強見るのもラクなのになぁ・・・。

あれから1ヶ月超。
感染が仙台にも広がってきて、休校が始まった頃よりも
学校は不安要素の大きい場所に。
でも、通常通り授業を始める?冗談でしょ?
1週間の休校延期からまたもや延期。
今日なんて、明日始業式する予定が、夜に変更。
もう学校では二転三転する状況で、きっと泣いているだろう。
この時期は異動もあったから、慣れない学校にいる先生もいるだろう。異動なんて今年くらいなくても良かったのに。

こういう時に、教育の現場がいかにデジタル化されていないか露呈されたのだから、オンラインで授業ができる体制を急遽作って欲しい。もしくは、学校単位で動けるように許可を出して欲しい(先生方はネット環境も縛りが多くて、自由に使えない)。セキュリティとか肖像権とかを気にするのも大事だけど、もう1ヶ月以上勉強の場から離れている子供たちの学ぶ権利を守って欲しい。子供だからいいだろうなんてことはない。私立の学校ではできていることが、公立の学校ではできないなんて、格差以外の何者でもない。海外では、動画サイトを活用して担任が子供達とコミュニケーションを取っている。日本ではなんでできない?みんな動画サイトを見るためのツールはほとんど持っているはず。持っていないなら、貸し出せるシステムを作ればいい。なんで日本ではできない?

書き出すとキリがないので、この辺にしよう。
明日から5月まで、また子供達の生活のペースを考えながら、私も頑張ろう。
世の中のお父さん、お母さん、コロナもそうだけど、倒れないようにね!!