香澄「凄ーい!こんな凄い車でコテージまで送って貰えるなんて」
開発「悪いなこころ。送ってもらっちゃって」
こころ「気にする事ないわ。車で行った方があっという間でしょ」
開発「まあそうなんだけど」
日菜「あの別荘からコテージまで結構距離あるもんね」
つぐみ「話ながらだったから気がつかなかったけど、確かに随分歩いたかも…」
蘭「何にせよ、送ってもらえて良かった。流石に眠くなってきたし」
つぐみ「うん。私も…」
開発「俺も限界が…」
香澄「えー!?寧ろ私、目が冴えちゃったよ」
開発「何でだよ!?」
香澄「だってさ、凄い星だったでしょ!?どこ見ても、星、星、星!おまけに流れ星まで!興奮して眠れないよー」
蘭「確かに、興奮はしたけど…眠いものは眠いって」
開発「いつまで興奮してんだよ。五月蝿いからとっとと寝ろ」
香澄「そんなぁ…日菜さんは起きててくれますよね」
日菜「うーん、ちょっと無理かなー。車に乗ったら眠くなってきちゃった」
香澄「えー寝ないで下さいよー星について話しましょうよー」
開発「我儘言うな!!ていうか付け焼き刃の知識で日菜先輩とそんなトーク出来る訳ないだろ」
香澄「そういえば人が住める星って見つかりました?」
こころ「流れ星に夢中で、すっかり忘れてたわ」
開発(馬鹿野郎その一言で覚醒させたくない奴が覚醒しかけた)
日菜「あれだけ星があるんだからどれかしら住めるってー」
開発「何て雑な返しだ」
香澄「ううー日菜さん」
開発(取敢えずこれで)
香澄「そだ!こころんがまだいる!こころん、星の話を…」
こころ「💤」
開発(ナイスこころ)
俺は静かにガッツポーズをした
香澄「さっきまで起きてたのに」
蘭「香澄も少し休んだ方がいいよ?それじゃあ、お休み」
香澄「後は…」
香澄は俺に的を絞った
開発「俺も寝る」
香澄「そんなー」
開発「!!」
香澄は俺の膝に飛び乗ってきた
開発「何してんだ!!このアホ娘!!」
香澄「だってだって寂しいんだもーん星の話したいんだもーん」
香澄は俺の頭を胸に押しつけた
開発「やめろバカ!!」
頭に柔らかい感触と女の子のいい匂いが脳内をかき回した
香澄「聡くーん」
俺は窒息しそうになっていた
蘭「ちょっ、香澄それは幾ら何でも」
日菜「聡君顔真っ赤湯気出てる」
つぐみ「香澄ちゃんそろそろやめた方が」
日菜「何か聡君赤ちゃんみたい」
香澄「じゃあ、此の儘ランダムスターで子守唄奏でてあげる」
開発「💢」
蘭「あっこれはまずい」
香澄「聡ちゃーんねーむれー」
俺は最後の力を振り絞った
開発「お前が寝ろアホ角女!!!」
俺は右ストレートを香澄打ち込んだ
香澄「ぐはっ」
香澄は壁に激突し気絶した
蘭「有難う聡」
つぐみ・日菜「有難う聡君」
皆眠りにいた
エンディング 抑えきれないワクワク 完