妄想バンドリ 第2話 弦巻家探訪 | 開発くんのブログ

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ピン芸人開発くん劇場が日払いで一人暮らしの日常も芸人活動を書き綴って行きます。

舞台は阿佐ヶ谷中心

お花見当日


沙綾「おっはよー聡」

開発「あっ沙綾お早う」

沙綾「何その荷物」

開発「いや手ぶらで行くのもあれかなあって奮発しちゃった」

俺は駅前の◯ンタッキーでバレルを二つ買った

開発「沙綾は何持ってきたの?」

沙綾「私はうちのパン」

開発「それは楽しみ、モカとりみが話してるの聞いて気になってたんだよね」

沙綾「期待してていいよ」

開発「勿論」

沙綾「にしても聡今日仕事だったんじゃない?」

開発「そうだったんだけどあの後まりなさんに事情話したら」

回想

まりな「勿論OKだよ。ここで誘い断るとか有り得ないからね」

回想終了

開発「て二つ返事で承諾してくれたよ」

沙綾「まりなさんらしいね」

駅に向かっていると

沙綾「あれ?二人とも早いね!もしかして、有咲、楽しみ過ぎて早く来ちゃったとか?」

開発「有得そう」

有咲「はあ!?べ、別にそんなんじゃねーし!待ち合わせの時間よりも早めに着いとくのなんか常識だろ?」

沙綾「はいはい、そーだね?」

開発「沙綾楽しそうだね」

沙綾「面白くって」

イヴ「お早う御座います!良い天気になってよかったですね、有咲さん、眉間に皺が寄っています!大丈夫ですか?もしかして気分が悪いとか?」

有咲「いえ…別に、そういう訳では…お気遣い有難うございます…おほほほ」

開発(誤魔化し方下手!!)

イヴ「それならよかったです。それにしても、有咲さんはとてもお淑やかですし」

開発(騙されないでイヴ!其奴猫被ってるから)

イヴ「大和撫子を絵に描いた様な方ですよね。桜が似合います」

りみ「うんそうだね」

開発(りみ笑そうになってるし)

香澄「ごめーん遅れちゃったー」

有咲「香澄!お前」

イヴ「お前?有咲、さん?」

有咲「おまっ…おま…おま、んじゅう…持ってきてくれた…かしら?」

開発(方向修正無理くりすぎんだろ)

香澄「お饅頭?そ、そんな約束したっけ?お饅頭はないけど、お菓子は沢山持ってきたよ!」

有咲「そうでしたか。有難うございます。おほほ」

開発「もう崩壊始まってるじゃん」

沙綾「時間の問題だね」

香澄「有咲、何か変だね?ま、いっか。まだこれだけ?他の皆は?」

りみ「皆はお花見で食べる料理作ってて、ちょっと遅れてるみたい。私も今来た所だから。香澄ちゃんは何の料理作ってきたの?」

香澄「私はお菓子を沢山持ってきた!料理は、そんなに得意じゃないから、これで許して欲しいな。えへへ」

開発「俺も買ってきた」

りみ「いっぱい買ったね」

開発「つい買いすぎた」

たえ「あ、皆もういる」

香澄「おたえお早う」

たえ「あっこの匂い!?聡センスいいねえ」

開発「お褒めの言葉どうも」

たえ「途中で、この人達とも一緒になった」

はぐみ「皆、お待たせー!じゃーん!はぐみとみーくんも一緒です」

美咲「お早う御座います」

開発「美咲は通常運転だね」

美咲「まあそりゃそうだよ、私は普通に」

開発「これで全員だね。んじゃこころ宅に行きますか」

数分後

香澄「私、もうここでお花見したーい」

開発「辛抱ゼロ!!」

香澄「ねえ今すぐ始めよー」

開発「いや無理だから、我慢しろ」

はぐみ「いやいや。かーくん。こころんのお家はきっとこんなもんじゃないよ」

開発「今でも中々凄いけど」

香澄「そんな事、有得るの?」

はぐみ「まあまあ、楽しみにしててよ」

更に数分後

香澄「…ねえ、はぐ?こころんのお家ってまだなの?さっきから、ずっと長ーい塀沿いに歩いてるだけで…段々私、眠くなって…」

開発「いやいやこの場面で何で眠くなるの!?」

香澄「おんぶしてー」

開発「無茶言うな両手塞がってるっての」

はぐみ「はい!皆さん、お待ちかね!やっと到着しましたー!ここが、こころんのお家でーす」

開発「はぐみ?幾らなんでも」

有咲「ここってかなり有名な豪邸じゃ…」

沙綾「ねえ、聡、こころの苗字って、弦巻だよね?」

開発「確か…」

りみ「表札…『弦巻』って書いてある」

弦巻は財閥の名前である

はぐみ「だから〜、さっきからそう言ってるじゃん!ここが、こころん家だよ」

開発「ははは驚き過ぎて言葉が出ない」

沙綾「私も…」

こころ「皆、よく来てくれたわね!どうぞ、入って頂戴」

弦巻家

こころの案内で中へ通された

香澄「これって…夢?ひょっとして私、眠すぎて夢、見てるのかな?目の前が…全部ピンク、何だけど」

開発「多分ねー自身はないけどね」

香澄「ちょっとほっぺた貸して」

開発「いててて」

香澄「あっやっぱり夢じゃないんだ」

開発「ひゃめろ香澄」

香澄「聡君肌すべすべ」

開発「良い加減にしろー」

両手が塞がってるので香澄の頭にヘッドバットを叩き込んだ

香澄「いたーい酷い」

こころ「皆、どうぞ自由にして!走り回るもよし、寝転がるもよし、バク転するもよし!ここでは全てが自由よ、彼方のテニスコートでは、後でバドミントン大会を開催するわ!楽しみにしててね」

開発「いやテニスコートでバドミントンとバク転とか」

沙綾「聡ーツッコミが追いついてないよー」

開発「情報が多すぎる」

たえ「向こうに噴水がある」

イヴ「こんなに大きい家は、フィンランドにも滅多にないですよ」

有咲「つーか、ここどこだよ!?有得ねーだろ!?普通、有得ねえ」

有咲はハッとした顔になった

こころ「それじゃあ、皆!用意をお願いするわ」

すると屋敷から黒服の女性達が複数人出てきた

開発「何が始まるんだ」

沙綾「お花見だよ、多分」

第2話 弦巻家探訪