想ToLoveる とらぶる32 凶悪バレンタイン | 開発くんのブログ

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ピン芸人開発くん劇場が日払いで一人暮らしの日常も芸人活動を書き綴って行きます。

舞台は阿佐ヶ谷中心

開発「ふああ(騒動も治まって平和だ)」


俺は先に家を出た

美柑「聡さん」

開発「おや?美柑どうしたのだ?遅れてしまうぞ」

美柑「えっと聡さんに用があって」

開発「俺にか?」

美柑は綺麗にラッピングされた小箱を差し出した

開発「これは」

美柑「今日はバレンタインだからその。聡さんに食べて貰おうと思って。貰ってくれる?」

開発「無論だ。有難う。美柑とても嬉しい」

美柑「本当に喜んで貰えて良かった」

美柑は目を輝かせて喜んだ

開発「すまなかったな。俺何かの為に待たせてしまって」

美柑「良いの」

開発「お詫びと言うだけではないが学校まで送ろう」

美柑「えっいいよ。そんな事したら聡さんが遅刻しちゃうし」

開発「案ずるな」

美柑を抱き抱えた

美柑「ひゃあ。えっ聡さん?(これってお姫様抱っこ!?)」

開発「しっかり掴まっていろ」

俺はそのまま駆けて塀の上に飛び屋根を伝って駿足で駆けて飛んだ

開発「美柑ここであってるか?」

美柑「うん(もう着いちゃったんだ)」

 

開発「美柑?」

 

美柑「御免。聡さんそろそろ降ろして(降ろして欲しくない)」

開発「すまない」

俺は美柑を降ろした

美柑「聡さん有難う(残念だけどまあいいか)」

開発「此方こそ。休み時間にゆっくり頂くよ」

美柑「うん。その後で味の感想聞かせてね」

開発「美柑の作ったものならば心配あるまい」

美柑「えへへ」

俺は学校へと向かった


教室

ララ「聡おはよー。遅かったんだね」

開発「なんだ?ララそのバスケットいっぱいに入ってるのは」

ララ「チョコだよ。バレンタインデーってチョコを配る日なんでしょ」

開発「ララその形式はあっているのだが間違っている。俺も良くは知らぬから言及出来ぬが」

 

ララ「ダメなの?」

 

開発「良いのではないか。楽しみ方は千差万別だからな」

 

ララ「せんさ?」

 

開発「自分が楽しみたいように楽しめば良いという地球の言葉だ」

 

ララ「そっか。じゃあもっと配って来るね」

 

開発(ララなりに地球に馴染もうと努力をしているのだ。水を差してはいけない)

里紗「開発もうララちぃのチョコは食べた ?」

開発「しまった貰い忘れた。俺とした事が」

未央「でも何か開発嬉しそう」

開発「そんなつもりはないがララが学校に馴染めて何よりだと」

里紗「なんか開発。ララちぃのお父さんみたい」

開発「そうならないよう。俺もララを知りたいと思っている」

里紗「ララちぃばかり狡いよ」

開発「?」

籾丘さんがボーッした表情で俺を見つめてきた

里紗「私の事ももっと知ってよ」

開発「!?籾丘さん何を」

里紗「これ開発にあげるわ」

開発「すまな」

未央「何理紗だけ開発を独り占めしてるのよ。私だって開発の事好きなんだから」

開発「沢田さん何を」

里紗「私も」

開発「危ない」

押し倒されながら二人を庇った

開発「二人共怪我は」

里紗 「開発って優しいよね」

未央「だから私も開発の事が」

 

開発「沢田さんその」

 

未央「何?開発敏感なの?」

 

里紗「へえ。面白いな」

 

開発「んっ」

 

里紗「女の子みたい」

 

開発「申し訳ござらぬ」

一瞬の隙をみて抜け出た


開発「なっ」

すると周りは皆其々愛し合っていた

開発「何なのだ。これは」

レン「開発。君は何て素敵なんだー」

開発「鬼道の赤纏え爆炎掌底」

春菜「キャー」

開発「西連寺さん」

西連寺さんが男子に囲まれていた

開発「この」

男子「うげ」

男子「こは」

男子「ぐば」

開発「西連寺さん大丈夫か?」

春菜「うん」  

開発「仕方ない。西連寺さん少しだけ君の体に触れる事になるが許してくれ」

春菜「きゃー」

西連寺さんを抱き抱えて窓から下に飛び降りた

開発「此の儘逃げる」

俺は西連寺さんを連れて体育倉庫に隠れた

 

開発「これでよし」


扉に人払いの術を施した

開発「ふう。これで暫くは大丈夫だ。(原因は恐らくララの配ったチョコ)何にせよ。少し様子を見たら出よう」

すると西連寺さんは熱が宿った目で俺を見てきた

開発「西連寺さん」

春菜「開発‥君」

西連寺さんが擦り寄ってきた

開発「どうした?西連寺さん」

春菜「体が熱いの」

開発「まさかと思うがララのチョコ食べたんだな」

とてもまずい事になった

トラブル32 凶悪バレンタイン 完