ゆき「すうすう」
開発「あう。」
美紀「すうすう」
開発「うう」
くるみ「大丈夫か?聡」
くるみは悪魔の笑みで俺の顔を覗く
開発「そう…思うなら一人背負ってくれ。二人同時は色々と…。二人の息が耳に」
悠里「役得じゃない。聡君そこ弱点なのね。覚えておこう」
開発「覚えるな」
車に二人乗せた
悠里「ご苦労様。後は私が手当てするわ」
開発「頼む。俺はくるみを手伝ってくる」
しばらくして
開発「こんなものだな」
くるみ「そうだな」
物資を積み終えた
開発「悠里傷はどうだ?」
悠里「噛み傷はないみたい」
くるみ「そっかよかった」
開発「救えたんだな」
悠里「そうね。その内目を覚ますと思うわ」
くるみ「こんなんもあったぜ。玩具だけどな」
手錠だった
悠里「ほんと何でもあるわね。じゃ念の為にね」
車にゆき。くるみ。俺。悠里。新たに女の子が車に乗車し。車は学校へと走り出す
開発「なあ悠里」
悠里「なあに」
開発「運転代わろうか?」
悠里「大丈夫よ。聡君だって疲れてるでしょ」
くるみ「そうだぜ。奴らの中心に突っ込むわ。逃げながら奴ら全滅させるわ」
開発「だからってなぜ俺がゆきとこの女の子の間なんだ」
俺はゆきと女の子の間に座っている
ゆきは心拍数が上がる俺に御構い無しに肩に頭を乗せ寝息を俺の頸と耳にあてる
一方の女の子も俺のもう片っ方の肩に頭を乗せ寝息を俺の頸と耳にあてる
開発「くうう」
くるみ「いい光景じゃねえか」
開発「お前ら。ん」
女の子のポケットから何かが落ちた
悠里「それは」
開発「生徒手帳だ」
悠里「読んでくれる?」
くるみ「いいのか?」
悠里「緊急時だもの。他の人の避難先とか載ってるかもだし」
開発「読ませてもらう」
しばらくして
パタン
悠里「何かあった?」
開発「何もない」
あったのは彼女が一人で背負った地獄と悲しい過去だった
くるみ「そうか」
俺は美紀という女の子を見る
開発(一人で背負ってたのか)
俺は美紀の頭を撫でた
開発「もう大丈夫だ」
ゆき「むううさっちゃん。浮気だめ」
開発「ゆき!?」
しかしゆきは寝ていた
開発「寝言?」
ゆき「浮気するならお仕置き」
レロ
開発「ひっ」
耳の穴を舐められた
ゆき「さっちゃん。可愛いよ」
さらに舐められる
開発「やっやめ。あん。くるみ。悠里助けて」
悠里「とことん弱いのね。今度聡君にするお仕置きはこれでいいわね」
くるみ「良いなあ」
そうこうしてるうちに学校に着いた
第11話 ただいま 完