妄想幸腹グラフィティ 0月 | 開発くんのブログ

開発くんのブログ

ピン芸人開発くん劇場が日払いで一人暮らしの日常も芸人活動を書き綴って行きます。

舞台は阿佐ヶ谷中心

今日俺は両親の仕事の都合で針山中学に転校してきた。そして両親は海外の仕事である。俺は日本に残るのでアパートに一人暮らしをする事になった

開発「ここが」

アパートの前に佇む俺

俺が今日から住む部屋は二階の真ん中202号室

開発「よし荷解きも済んだし後で挨拶行かないとな」

すると隣から良い匂いがした

開発(隣の人夕飯の準備でもしてるのかな。この匂いからするとぶり大根)

?「出来ました」

開発(聞こえたし。女の人の声?ここ壁薄い?)

?「う~ん」

開発(うまく出来たのかな)

悪いと思いつつ聞き耳をたててしまう

?「不味いです~」

開発(ズコッ)

古い転け方をしてまった

開発「まずいんかい!!あっ」

ついツッコミをいれてしまった

?「聞かれちゃいました~」

開発(やべ)

少ししてから挨拶をしにいった

リョウ「はあい」

先程の声の主が出てきた

声の主は俺と同い年くらいの女の子だった。

開発「どうも隣に引っ越してきた。開発聡と申します」

リョウ「ご丁寧に私は町子リョウです」

開発「此方引っ越しそばです」

リョウ「有難うございます。それであの」

開発「?」

リョウ「さっきツッコミを入れてくださった声の方ですよね?」

開発「御免なさい。ここ壁が薄いらしく聞こえちゃってつい盗み聞きみたいな事を…」

リョウ「それは良いんです。私両親が海外の仕事でつい一人言を言っちゃうクセがあって」

開発「じゃあ。俺と同じだね」

リョウ「えっ」

開発「俺も両親が海外で仕事だから一人暮しなんだ」

リョウ「そうなんですか?同じですね。開発さんは私と同い年ですか?」

開発「そうだよ」

リョウ「という事は学校は」

開発「針山中学」

リョウ「同じてす」

開発「美術予備校も通うけど」

リョウ「それも同じです。今度夕飯食べに来てください」

開発「でも迷惑にならない?」

リョウ「大丈夫です」

開発「わかった。今度お願いしようかな」

リョウ「はい」

お隣の町子さんはとても良い娘でした

プロローグ 完