ある日の事
開発「台風が近付いているのか明日は臨海学校だと言うのにララは嘸残念がって」
チャイムがなった
開発「はい。何方、うお」
いきなり引っ張られた
ララ「来て聡」
開発「ララ!?」
リト「おいララ話を」
リトもいた
ララ「台風のトコ!!」
ララは台風が上陸する場所に来た
開発「もう一度言ってくれないか。何をするつもりだ」
ララ「台風を止める」
開発「そんな事出来るわけが」
ララ「それ!ゴーゴーバキュームくん2号!!台風なんか吸い込んじゃえ!!」
リト「聡の言う通りだそんなメカでどーにかなるもんじゃ」
しかし実態のない物を吸い込む等到底無理な話だ
ララ「ぱくぱくイーターくん!!雲を全部食べちゃえ!!」
しかしイーターくん飛ばされてしまう
その後色々発明品を出すも役にはたたない
数分後
ララ「ううっ私のメカが通じないよ~。」
ペケ「ララ様のメカはもともと悪戯目的で効果が小規模ですから…今から対台風用をお作りになってはいかがです?」
開発「そんな可愛らしい目的で恐ろしい事を」
ララ「あれを何とかするメカを作るには地球で手に入る材料じゃ足りないよー」
開発「ララ諦めろ。酷ではあるが」
ララは目に涙を浮かべていた
ララ「嫌だよ…楽しみにしてたんだもん。クラスの皆と一緒にお泊まり…聡やリトや春菜や皆と…」
開発「顕れよ壱の太刀、陰陽剣術斬空閃」
リト「おい、聡何して」
開発「低気圧を散らせば行けるかもしれん、ふっ」
リト「すげえ(何者なんだよ、お前)でも何でそこまで」
開発「俺も結構な楽しみにしてるっからな」
ララ「私に任せて」
ララは大きく息を吸った
ララ「台風のバカー」
開発「ぬお!!」
衝撃がはしった
開発「くっなっ」
リト「嘘だろ」
台風は消え去り晴れていた
ララ「聡ー!!」
ララに抱きつかれて押し倒された
ララ「晴れたよ」
開発「ははは」
圧倒され過ぎて笑うしかなかった
ララ「有難う。聡」
開発「俺は何もしていない」
何はともあれ臨海学校は無事に行われる事になった。
校長「さー諸君!!いざ出発ー!!」
開発(どうか臨海学校こそ平和で終わりますように)
そう祈る俺だった
トラブル11台風のバカー 完