妄想ToLoveる トラブル10真夏のパパラッチ | 開発くんのブログ

開発くんのブログ

ピン芸人開発くん劇場が日払いで一人暮らしの日常も芸人活動を書き綴って行きます。

舞台は阿佐ヶ谷中心

この町に来て季節は春から夏へと移り変わる


 ララ「ああ」


俺達は暑い中登校する

ララ「む~。何で朝からこんなに暑いの~?」

リト「そりゃ夏だからな‥。」

開発「ララの星でも夏はあるだろう」


ララ「デビルークにはナツなんてないもん…。」


開発「面妖だな」


ララ「もう今日はずっと裸のままで過ごそーかな~」


リト「絶対ダメ!!!」

ララ「冗談だよ。リトってば可愛いんだから」

リト「お前の場合は冗談に」

開発「まあまあ、だがララこの程度で根をあげていては午後からはもっと暑く」

シュ

ガッ

フード男「!!」

リト「聡!?」

俺は鉛筆を指の間に挟んで構えた

開発「貴様命が要らぬらしいな」

するとフード男は逃げ出した

開発「ちっ逃がしたか。ララ大丈夫か?」

ララ「うん。守ってくれて有難う。サトシ」

開発「気にするな。俺は務めを果たしたまでだ」

リト「彼奴は一体」

開発「わからぬ」

フード男が気になりつつも学校へと向かった

授業中

開発(刺客という奴なのか彼奴は?前回現れた奴の様に弱すぎて力の気配を読み取れない場合もある。もし刺客ならば早急に。っ)

俺は気配がした方向に鉛筆を投擲した。

フード男「!!」

俺の行動にクラス中がどよめきだした

開発「俺への挑戦か」

俺は数本鉛筆を取り出した


じゃら


すぐにフード男は廊下を走り出した

開発「逃さん」

授業中関係なく俺は其奴を追跡した

開発(放置すれば周りの人間に危害が及ぶそんな事はさせん、)

しかしフード男は思ったより早かった

開発(見失ったか。やはり力は感じられない。また小物宇宙人か。この学校の構造に詳しいようだな)

男子生徒「しっかしよおー。マジでなんだったんだ?あのグラサン男」

開発「グラサン男を見たのか」

男子生徒「体育館の辺りだけど」

体育館に急いだ


さっ

フード男「フフ…上手く仕掛けてやったぜ!!後はララがプールの中に入れば」

開発「そこまでだ」

フード男「!?」

開発「大人しく投降しろ」

フード男「ちっ」

するとフード男はテニスボールが入った篭を蹴飛ばした

開発「そんな小細工通ずるか」

俺は上に跳んで壁を蹴って男と間合いを詰めて

開発「陰陽格闘術鬼鎌脚(キレンキャク)」

フード男「ぐあ」

空中回し蹴りで外に蹴り飛ばした


フード男「くそ」


しかし男は起き上がって逃げ出した


開発「浅かったか」


 ダッ


俺は無我夢中で追いかけた


 フード男「はあはあ、くそ」


フード男は近くにあったデッキブラシを手に取った

開発「それでよい穏便に済ますつもりはない。ララや俺の周りの人間に手を出す奴を許すわけにはいかん」

フード男「死ねええ」

男はデッキブラシを振りかざしてきた

開発「遅い」

振りかざした時には縮地で男の懐にはいっていた


ダン


勢いに任せて肘を鳩尾に叩き込み男は沈黙した

ララ「ああサトシだー」

開発「えっ?」

声がした方を見ると水着姿のララがいた

開発「なっララお前なぜここにというかその格好!?」

理紗「それはこっちのセリフ」

開発「籾岡さん」

未央「開発ここプールだよ」

辺りを見回すと紛れもなくプールだった。そして俺のクラスメイトの女子がズラリといた

開発「これには訳があるのだ」

理紗「安心しなさいよ。一部始終見てたから皆覗きだなんて思ってないから」

周りの女子をみると蔑んだ眼差しはなかった

理紗「アンタって強いのね」


開発「別に大した事は」


未央「照れてる」

開発「所でこいつの正体を」

フードとグラサンを取り去った

開発「この男は」

未央「野球部の弄光センパイ」

開発「なんだこれは」

弄光のポケットからカードの束が落ちた

それは盗撮された写真だった

開発「ぶふぁ」

弄光「あっはは」

女子一同「女の敵!!」

その場で女子達に弄光は処断され弄光は停学処分となった

開発「取り合えず一件落着。俺はこれで」

ララ「待って。サトシ。守ってくれて有難う」

開発「礼はいらん」

未央「聞いたよ。俺の周りの人間に手を出す奴をけして許さないだっけ」

開発「うっ」

理紗「そんな開発に私達女子の水着をもっと拝ませてあげる」


未央「写真もあげるよ」


開発「いらん」

ララ「サトシと一緒なの?」

理紗「勿論」

ララ「わーい」

開発「ララその格好で引っ付くな。西連寺さん君からも何か」

春菜「私は別に」

この後俺は精根尽きる事となった

トラブル10真夏のパパラッチ完