妄想IS 第五話転校生はセカンド幼なじみその2 | 開発くんのブログ

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ピン芸人開発くん劇場が日払いで一人暮らしの日常も芸人活動を書き綴って行きます。

舞台は阿佐ヶ谷中心

授業が終わって時刻は12時


僕と一夏とセシリアと箒は食堂へと向かうと先程教室にきた鳳さんと昼食を摂る事となった


一夏「鈴。いつこっちに帰ってきたんだ?いつ代表候補生になったんだ?」

鈴「質問ばっかしないでよ。アンタこそISとか使っちゃってニュース見て吃驚したわ」

言い終わると鳳さんは注文した拉麺を啜った

開発(かなり親しげに話しているな。かなり付き合いが長いんだろう)

一夏「聡。紹介するよ。鈴は俺の幼なじみなんだ。箒が小四の終わりに引っ越しただろ?鈴は小五の頭に越してきて中二の終わりに国に帰ったんだ」

開発「へえ」

セシリア「私の存在を忘れてもらっては困りますわ、中国代表候補生鳳鈴音さん」

鈴「誰?」

セシリア「英吉利代表候補生のこの私をまさかご存知ないの!?」

鈴「うん。私他の国とか興味ないし」

セシリア「なんですって…!?い…言っておきますけど!私…貴方の様な方には負けませんわ!」

鈴「でも戦ったら私が勝つよ。悪いけど強いもん」

開発(自分の強さをひけらかすタイプのそういうタイプは必要以上に敵を作ってしまう。やはり口は災いの元だ)

鈴「ところでアンタ」

開発「僕?」

鈴「そうよ。アンタ一夏と一緒にニュースに取り上げられた。えっと」

開発「開発聡だよ」

鈴「開発だ。あんたがクラス代表なのよね」

開発「そうだよ」

鈴「て事はかなり強いのよね?」

開発「どうかな。僕は過大評価も過小評価もしてないよ」

鈴「なら今度実践訓練しない?」

開発「本当!?鳳さんの専用機にも興味があったんだ、どんなの?どんなの?」


鈴「ちょっ」

セシリア「聡さん近づき過ぎですわ」

一夏「まさか気になるって専用機の事だったのか!?」

開発「そうだけど、何だと思ったの?」

鈴「あんた面白いわね」

開発「いやいや」

鈴「取敢えず決まりね」

箒「ちょっと待った、聡に訓練を頼んだのは私が先だ」

開発「えー」

セシリア「貴方は二組でしょう!?敵の施しは受けませんわ」

開発(厄介な事になってきた)

鈴「私は開発に言ってんの。関係ない人達は引っ込んでてよ」

セシリア「1組の代表ですから。1組の人間が協力するのは当然の事ですわ!貴方こそ」

開発「御免ね。鳳さん折角の申し出を」

鈴「別に良いけどね。何方みち対抗戦で戦うだろうし」

開発「じゃあその時までのお楽しみという事で」

その後午後の授業中

箒(まずいぞ。あの女が聡と関わったらきっと。いや…待てまだ手はある。あの女と一夏がくっつけばなら一夏と同室にして私は聡の部屋に)

セシリア「(篠ノ之さんがライバルだと思ってましたのに…。代表候補生の私の方が聡さんのお役に立てるって…どうにかしてあの女が此方に流れてくる事を防ぎませんと)ISの特訓だけでは足りませんわ。一層デートに誘ってみるとか…」

箒は心ここに非ずで何か考え事をしていてセシリアは何か独り言をブツブツ言っていると、箒とセシリアの頭に織斑先生の出席簿が降り下ろされた

千冬「授業中だ。馬鹿者共」

セシリア「聡さんのせいですわ」

箒「聡のせいだ」

開発「何で!?」

そして放課後

僕と一夏とセシリアは実践訓練の為アリーナに来ていた

開発「展開」

僕達は其々のISを展開した

箒「待たせたな」

すると箒が訓練機打鉄を纏っていた

一夏「どうしたんだよ。そのIS…!」

箒「私も訓練に加わりたいので借りてきたのだ」

開発「構わないよ。人数が多ければ出来る事も多くなるしね。じゃあ最初は」

箒「勿論。私だ」

セシリア「私ですわ」

一夏「俺だって」

開発「もう三対一でやろう」

一夏「いや。それは流石に」

開発「自分が何処迄出来るのか把握しておきたいし。自分の力量を知っておくのは基本だからね」

セシリア「わかりましたわ。その代わり手加減はしませんわ」

開発「勿論」

数分後

一夏「はあはあ」

箒「ぐぬぬ」

セシリア「ぜえぜえ」

僕の圧勝だった

開発「何で三対一っていう状況を有効利用しないの?まず一夏無駄な動きが多過ぎる。それと攻撃が突撃だけじゃ攻撃を読まれて当然牛でももう少し工夫するよ」

一夏「うっ」

開発「箒は前に出過ぎセシリアの射線を遮ってる」

箒「ぐぬ」

開発「セシリアは所構わず撃ち過ぎビットも考えずに出し過ぎ!!もっと二人を援護するように仲間に当てるなんて言語道断」

セシリア「反省しますわ」

開発「各自もっと自分の機体の特性と自分の役割を再確認しておくように。じゃないとこの訓練に意味はないからね」

一&セ&箒「はい」

僕と一夏は更衣室に戻った

一夏「疲れた」

更衣室で一夏は横になった

一夏「聡は一人だったのになんでそんなに平気な顔してるんだ?」

開発「楽しいからね、それに一夏の違って無駄な動きしないし、あんな毎回ハイスピードで攻撃を繰り返していたらスタミナが早くなくなるのは当然だよ」

一夏「道程は未々遠いな」

開発(誰か来た?)

気配を感じた

鈴「一夏っ!お疲れ様!はい。これ差し入れ!タオルと飲み物」

一夏「鈴!」

鈴「はい」

開発「へっ」

鈴「開発の分も持ってきてあげたの」

開発「有難う」

僕はもらったスポーツドリンクで喉を潤した

開発(冷えていない)

鈴「御免ね。一夏に合わせたから温いでしょ」

開発「そんな事はないよ。温い方が体内への吸収速度が高くなるしね」

鈴「開発って一夏と同じ事言うのね!?一夏は若いくせに体の事ばっかり気にしてるのよ」

一夏「あのなあ。若いうちから不摂生してると癖になるんだぞ。後で泣くのは自分と自分の家族だ」

鈴「ジジくさいよ」

一夏「う…うっせーな…」

開発(良い雰囲気♪)

僕はもう一回競技場に向かった

一夏「聡?今日はもう終わりにするんじゃ」

開発「気が変わった。もう少し訓練をしてくるね」

僕は其の儘競技場へと向かいISを展開して一人で自主練をした。

第五話転校生はセカンド幼なじみその2 完