まずは昨日の続きから回顧しようか。
大阪の海は…
悲しい色やった。
大阪3日目昼…
女A「ご近所の方なんですかー?」
MASA「………………
せやで」
俺は完全マスターした関西弁を駆使して地元アピールをしたのだ
MASA「旅行で↑す↑か↓???」
女A「そうなんですよぉ〜」
MASA「そうかぁ。どこから来たん?」
女A「静岡なんですぅ〜。」
渾身の関西弁でマジな会話を繰り広げたのだ
今思えば酒の力ってスゲェ
俺だぞ???
この俺がだぞ???
この俺が知りもしない関西弁で若い女2人と話をしたのだ
まぁそこで会話は終わったわけだが
盗み聞きしてるとどうやられA子の彼氏がこっちにいるらしく…
それは2人の同級生。
大学でこっちにきた…とかなのだろう。
まぁそんなもんですよ。
しかしB子の方…
その目の輝きに俺は惹かれていた。
しばらくしてA子のスマホが鳴り、
店の外に2人の男が来て
女達は店を後にした。
俺が惹かれたB子もオトコ持ちだった…
きっと…
きっと乱交するに違いねぇ
酔った俺は便所に駆け込み一心不乱にシコった
イケイケ男に縛られるMASA
B子「アアアッ!ダメェェェェ!見られてるゥゥゥ」
DQN「ハハっ!コイツお前に欲情してたんだってよぉwww」
MASA「…ッグッ…や…やめてくれ!」
DQN「ギャハハハハ!コイツ勃起してやがる!」
MASA「う…うぅ…ビクッビクッ…」
という妄想でヌイてしまった
精神が崩壊してきていたのだ。
ネカフェ泊
その後は酒代も勿体無いので路地裏を歩いてみたり…
動物園の周りで缶チューハイを飲んだり…
あとは登りましたよコレ
900円だったかな
うん。
なんか登るだけかと思ったが、
並んでる間にレトロな諸々とか展示とか…
まぁ…うん。
面白いかな
しかしその時の俺は朝のWBCから絶えず酒を飲んでいて…
暗くなる頃はもう記憶がスッポリ無い
新世界のマルハンの駐輪場で店員に起こされた
それ以前の記憶が本当に無い
大慌てでカバンを見たが幸いにも財布は無事だった…
疲れ果てた俺はコインロッカーの荷物を取り出しネカフェへ。
店員の女の子が関西弁でめちゃくちゃ可愛かった
酔った俺はブースに駆け込み一心不乱にシコる
店員女に縛られるMASA
店員子「ねぇ〜?オッサン?キモイねん?何おっ勃ててるん?」
MASA「…ッグッ…や…やめてくれ!見ないでくれ!」
店員子「アカン。アンタのキモい姿ネットに上げたるわ。」
MASA「う…や!やめてくれッ!もう!アッ!!?ビクッビクッ…」
という妄想でヌイてしまった
精神が確実に崩壊しているのだ。
深夜
ネカフェ泊はなんか久しぶりな感じがした。
あれだけ苦労して嫌がっていたネカフェ。
冷たいブースの寝心地の悪さはどこに来ても変わらない。
しかしドリンクバーは美味かった
酒以外の飲み物はだいぶ取っていなかったし…
すぅーっと乾いた身体が潤った。
そして無料シャワーを浴びてメロンソーダとタバコでようやく我に帰った。
MASA「……………」
MASA「……ぅぅ……」
MASA「オレなにしてんだよおおぉぉぉぉぉぉお」
酒が切れると急に悲しくなる。
遊びに来たわけではない
その言葉は深夜にならないと思い出さない
何も…何も進んでいなかった
大阪4日目
そして前述の通り…
俺は朝からWBC決勝を観ている…
いや腹を下してほとんど観ていないのだが…
本当に大谷には感動した
本当に吉田には感動した
俺も頑張ろうと思えたッ
今日だけは大祝勝会である
優勝を祝して店から客全員に日本酒がサービスされた
流石の俺も手を叩き
店主「それではぁ!侍ジャパンの世界イチ!世界イチ奪還を祝して〜〜〜」
一同「カンパ〜〜〜い」
盛り上がった
スポーツバーとかってこんな感じなのか
一つ勉強になったし単純に楽しかった
そして俺はまたしてもフラフラとした足取りで難波まで歩く。
今日は平日なのだが活気が凄い…。
人恋しいマサに誰か…
誰か声をかけないのか
という考えている俺の目の前で修学旅行だが遠足っぽい厨房が、
ナンパして同い年くらいの女の子と連絡先交換していた
MASA「(ああ。いたなぁこういうやつ。)」
修学旅行とかでテンション上がって他校の子のメアド聞くヤツを勇者扱い…
いたなぁこういうバカ
女の子は普通に可愛く…
恥ずかしそうに嬉しそうな顔の小僧と少女…
俺はその姿を見て左ポケットに手を突っ込んで
チンボ先端を刺激していた
精神が崩壊していたのだ
そして俺は556の肉まんを並んで買った
MASA「551の肉まん…クレ556のリンクと一緒に写メ載せたら大ウケするぞおぉぉ!」
1人で爆笑してしまった。
精神が崩壊していたのだ
そして…
そして…
今俺は…
俺はッッ
東京行きの深夜バスに乗っている
金使いすぎました
電池も切れそうなスマホ片手に帰ってます。
お土産は無い。
あるのはたった一つの想いだけ。
俺は一体何をしに来たのか
四万十川ジェームズ大阪編
完