当然サークルオブライフ中心のオークスなわけだが…

 

昨日の記事の通り、

 

 

まあ桜花賞の内容から明らかですよね。

 

 

 

昨日も書きましたけど、

 

 

 

いくら何でも超絶内有利すぎレースでした。

 

 

 

メインの桜花賞以外は明らかに外も伸びていた中…

どうしてそうなったのかはよくわかりませんが…

 

 

それでも

コレまでハッキリしていた力関係が大きく崩れたレース。

 

 

見た目にも馬の比較的にも

『大きなトラックバイアスが働いた』

そう回顧するしかないのが今年の桜花賞です。

 

 

 

 

当然その着順は参考にすべきでないですし、

それでも1~10着までが僅か0.3秒差。

 

 

 

 

むしろ外の馬の方が強いのでは?

 

 

 

といった意味で

当然二歳女王サークルオブライフの軸は揺るがないわけです。

 

 

 

しかしね。

圧倒的な一番人気でしょうし、

馬券的な意味ではここからが勝負。

 

 

 

①アーモンドアイの2018年のように二頭軸で勝負か

②昨年のハギノピリナ的穴馬に期待して流すか

 

 

四万十川理論で言う

A型かB型か

 

 

 

対抗決められるかどうかが勝負のレースです。

 

 

 

  そこでナミュールについて…

 

昨日の記事でも言いましたけど、

 

 

実力差を完全に打ち消すほどの極端なトラックバイアス。

そんな実力度外視のたった一戦で評価を覆すなど愚の骨頂。

 

 

 

しかし大衆とは愚かなものです。

 

前走の結果を受けて、

スターズオンアースが人気をして

ナミュールが人気を落とす。

 

 

桜花賞前のオッズではナミュールが支持され、

赤松賞の直接対決でも、

その後の相手関係でも圧倒的に上回っているはずのナミュールが…。

 

 

 

そう考えるとナミュールはオイシイのでは?

 

 



 

だって冷静に考えてみ?

 

 

 

実力はサークルオブライフに最も近いはずだろ?

 

 

 

  サークルオブライフとの差は明確になってしまった。だが!

 

それでも桜花賞は致命的でした。

 

 

 

サークルオブライフとは三度目の対戦ではありましたが、

 

 

 

第1R:阪神ジュベナイルF

ナミュールが出遅れて絶対伸びない内を通ったことで参考外

 

第2R:チューリップ賞

完全トライアル仕様・トライアル騎乗のサークルオブライフ相手で参考外

 

第3R:桜花賞

同じような外、そして後方から差されてサークルオブライフの勝利

 

 

 

互いに状態ピークで、同じような位置から競馬をした上で、

その差は歴然でした。

 

 

単純な実力で言って

 

サークルオブライフ>>>ナミュール

 

こうであったと判断するしかないレースです。

 

 

 

 

 

 

超小柄なこの馬の馬体重マイナスで

自滅したんじゃないのか?

はてなマークはてなマークはてなマークはてなマークはてなマークはてなマークはてなマークはてなマークはてなマークはてなマーク

 

 

最初は僕もそう思いましたが………

 

 

 

 

ここでチューリップ賞と桜花賞。

それぞれのレースを比較してみましょう。

 

【レースラップ】

チュ賞:12.3-10.7-11.3-12.2-12.0-11.4-11.4-11.9

桜花賞:12.4-10.8-11.4-12.2-12.0-11.1-11.5-11.5

 

【ナミュールタイム】

チュ賞:1.33.2(上がり33.7)

桜花賞:1.33.2(上がり33.9)

 

 

 

ナミュール自身は

チューリップ賞(1着)/桜花賞(10着)

同じコースで!!!

まったく同じ競馬しているんですよ!!!

 


※1.33.2


※1.33.2

 

この結果から言えることはね。

 

ナミュールが走らなかったんじゃない。

他の馬が走ったのだ。

 

 

 

 

  多くの人が勘違いしている真実

 

ナミュールってさ。

 

 

 

小柄でダイナミックで…

 

物凄い切れ味。

 

 

 

いかにも早いマイル決着に向いていそうな…

 

そんなタイプに見えますよね?

 

 

 

でもね。

 

 

桜花賞の敗因はコレッ!!!

 

 

 

 

 

 

ハービンジャー産駒の限界

 

 

 

 

スピード決着に対応できなかったんですよ!

全体時計の限界なんですよ!!!

 

 

チューリップ賞と同じ競馬をしている以上、

ナミュールが凡走したとえ言えないはずです!

 

全体時計を詰められなかった…。

 

 

そういう事なんです!

 

 

ディープインパクト産駒のような小さくて軽いイメージがありますが、

 

この馬はハービンジャー産駒。

 

ブラストワンピース

ペルシアンナイト

ノームコア

ディアドラ

 

 

そんな高速馬場では置いていかれるような…

普通のハービンジャー産駒なんです!

 

 

 

10着と言っても外から内の馬たちには負けた内に入りません。

 

 

サークルオブライフにはちょっと明確な差をつけられましたが、

外からやられたのはサークルとベルクレスタだけ。

 

 

コレは時計短縮できたかどうか…そこだけです。

 

 

 

 

  時計勝負にさえならなければ世代ナンバー2は揺るがない!

 

前半溜めて末脚比べなら桜花賞馬も全く相手にしていません。


※赤松賞


全体時計が早くなると厳しいですが、

 

マイルからの距離延長であること…

そしてJRAの趣味でダービーウィークに高速馬場にするって傾向が強いため、

ダービーと比較してオークスは時計勝負になりづらいです。

 

 

昨年のようにスローで流れてラスト3F競馬。

直線で11秒台急加速ラップになれば…

 

 

かなり小柄で気性面に心配はありますが…

それでもハービンジャー産駒。

距離延長自体に問題は無いと思います。

むしろ前半に脚を溜められる分プラスに働く可能性が高い。

 

 

極端なスピード競馬にさえならなければ

サークルオブライフには敗れるとしても、

着外になるような事はもう無いでしょう。

 

 

 

 

最終的には馬場見てから決めますけど…

 

全馬に距離不安があるオークス。

特に先行馬に距離不安型が多い今年は、

まずスローペースと読んでいいでしょう。

 

 

 

直線の長いヨーイドン競馬で馬券外…

 

それは考えづらい。

 

 

 

 

 

  ナミュールで馬券を判断しよう!

 

 

馬場・ペース次第ですけれども…

 

 

ナミュールが実力を出せると判断するなら

 

1着サークルオブライフ → 2着ナミュール → 3着???

1着サークルオブライフ → 2着??? → 3着ナミュール

 

 

まあ何か一頭激走したとしても複は外さないでしょうし、

頭揺らがないので

かなり点数少なく三連単狙えますよね。

 

 

 

 

しかし馬場やペースからいってナミュール対応不可となれば話は変わります。

 

 

 

3番手以降は超大混戦ですから!!!

 

 

 

 

 

  他に根拠持って本命にできる馬いる?

 

・スターズオンアース

トラックバイアス恩恵最大GET。

前走以前はナミュール以下に千切られてきて、

騎手に捨てられる桜花賞馬。

 

 

・ウォーターナビレラ

どうみても短距離馬

切れる脚がなく府中も向かない。

上積み皆無の1400m馬。

 

 

・アートハウス

一切比較検討ができない。

重賞初挑戦。東京初挑戦。ていうか初輸送。

 

 

・エリカヴィータ

開幕週あざーす状態の低レベル前哨戦勝ち馬。

 

 

その他…

ナミュール以上に実力・レベルに根拠持って推せる馬が一頭もいないんですよ。

 

 

 

 

1番人気から買う以上選択肢は2つ

 

①決め打ちして2頭軸

②ヒモ荒れ期待で流し

 

 

ナミュール以外で根拠持って①はちょっと今回のメンバーだと厳しい。

ナミュールが来ないような時計勝負になりそうなら流す。

 

 

 

そんな感じの組み立てで行きたいと思います。

 

 

 

 

※ここまでのおさらい

 

サークルオブライフは亀頭1つ抜けている。

ナミュールの取捨が最大のテーマ。