回路実験機 製作その2 | ギターと音楽と、そしてBEER! --from 沖縄--

ギターと音楽と、そしてBEER! --from 沖縄--

沖縄発インストゥルメンタルグループ『4edge』ギタリスト、studio SOUNDSGROW森山マサルのMusicLife

みなさま、こんにちは。

沖縄、昨夜からめっちゃ寒くなりました~っ。ほんと急に冬到来(ヤメテホシイ。。

 

さて、回路実験機の製作つづきです。

前回やっとパーツ揃ったので、ケース類の加工をしていきます。

 

可変抵抗の付け替えや、ブレッドボードへの配線引き回しのしやすさ、

また、実験機製作後のカスタマイズしやすさ等を考えると、どんなサイズのケースを選べば良いのか悩みました。。

現物みながら決めれたら早いのでしょうけど、沖縄では電子部品を専門的に販売している店が沖縄電子さん1店舗しかない!!

(すくなくとも、ワタクシはここしか知りません。)

 

しかもスタジオのある与那原町からはだいぶ距離あるので、、なかなかタイミング合わず行けないんですよねー。

通販に頼ってしまう現実があります。

 

その通販サイトに腐るほど種類のある(この時点で作るのやめようかと思った。。)ケースたちから今回は選んだのは、

 

タカチ CU-N型メタルケース【CU-4N】

 

ぶっちゃけ、欲しいサイズであれば、メーカーも素材もデザインも、どんなものでも良かったんですけど、

アースとらなきゃって点と加工のしやすさでアルミケースってのは外せない要素でした。

ついでなんで、その他必要なパーツもマルツオンラインさんで揃えてしまいました。

 

さてて、さっそく加工にとりかかります。

 

アルミケースあるあるですが、断面部分が結構鋭いんですよ。。

パーツの組み換え頻度も高いし、油断した際にケガしないように軽くヤスリでゴリゴリしときます。

 

穴あけ箇所を決めていきます。

寸法測りながら毎度思うのは、図面ソフトやイラストレーターとか使えたらめちゃめちゃ楽なのに。。。ってとこ!

 

 

ブレッドボードのスペーサー取付位置、何度か引き直してますね(笑。

まー大丈夫でしょう。ネジの径よりホンノ少し大きめに空けてれば位置の微調整効くしね。

 

穴あけも今回は大した数ないし、ちゃちゃっと測ってケースに両面テープで止めてポンチで印を打っていきます。

 

 

ケース裏面は電源アダプター用の端子のみなので、もはや型紙を張ることすら面倒くさくなっちゃって、「大体ここら辺でしょ??」ってとこにマジックでチョンっとね。いいんです大丈夫です。どうにでもなります。

 

ポンチで凹みの印をつけた部分をドリルで穴あけしていきます。

まずは細いビットから、そして徐々に太いビットにして必要な大きさに空けていきます。

 

嗚呼、ボール盤が欲しい。

 

ハンドドリルでももちろん十分対応可能なんですけど、、

毎度心の底から切望します。サンタさん、どうかワタクシの慎ましい願いを(クリスマス終わってる)

ボール盤買うなら作業場も欲しくなる。

いっそのこと必要な工具類揃えた作業場を作って必要な人に時間でレンタルしようかなもー。

 

物欲妄想はそこまでにして、

さて次!(笑

可変抵抗やInput/Outputジャックとかは手持ちのビットでは大きさが足りない場合もあるので、

そこんとこはリーマーでグリグリ拡げていきます。コイツも地味にきつい。

たまにパーツをあててサイズを確認しながら慎重に拡げていきます。単純作業なので、ボーっとしてるとガバガバになって取りかえしつかない状況になります。。

 

 

無事穴も開いたところで、穴周辺のバリ取り。

ハモンドのケースとかと違って、今回のケースはなんだかバリが残りやすい。。バリバリあるやんけー!!(死)

 

このままではパーツも固定しづらいので、ヤスリでガリガリ削っていきま~す。

 

ブレッドボードを固定します。

厚みのある両面テープで固定しても良かったんですが、ケースに固定用の穴開けたし、足付けて固定していきます。

足のネジ径と、ブレッドボード裏面のネジ穴が合わなかったので、ドリルで拡張。

ボード裏面の金属部分と直接触れてショートしないように、足にナイロンワッシャーかまして接着剤かまして固定。

ある程度かたまったところで、ケース背面からねじ止めしていきます~。

 

パッチベイのように使おうと考えているジャンクションボックスも作りました。

 

端っこの赤黒はスイッチからのセンド、基板からのリターンで使います。

ケースの横穴から配線が出ていきます。

ケース内はまだスペースあるので、バイアス用の分圧回路(9V、4.5V、グランドが取り出せる)をこの中にあらかじめ組んでしまって端子からすぐ出せるようにしようかなーとか考えています。

 

ちなみに、こういうやつ↓↓

Breadboard power moduleby runoffgroove.com

回路図も載っていて親切。

 

その他の端子をそれぞれ繋いで半田付け。配線は鈴メッキ線でもなんでも良いんですが、購入後あまり出番のない紫の被膜の単線を使いました。

 

とりあえず、適当に仮組みしてみました。

うん、イメージに限りなく近くて良き☆

 

表パネル左上に空いている穴にはLED取り付けますが、LEDケース待ち。

直にLED付けてもいいんだけど、ケース付きだとかっちょ良いし、切れた時の交換も楽だしね!

LEDの下にはエフェクターON/OFF用のスイッチ。エフェクターのように踏み込むタイプと動作を同じくすべく、3PDTスイッチであらかじめ必要な配線は済ませておきます。

 

その隣にインプットおよびアウトプットジャック。

そして可変抵抗は必要に応じて4個固定&取り換えできるように穴を開けました。ノブは適当です。

 

5番目の穴にはロータリースイッチを実装する予定です。

右端のスイッチはそれぞれエフェクターのモード切替テスト用でON-OFF-ONのDPDTとON-ONのSPDTを。

例えば、歪系エフェクターでも、クリッピングをオペアンプ、ダイオード、LEDとかで質が変えられるので、そういったモードテストをすぐできるように。

 

とりあえず、今回はここまで。

また時間見つけて次はブレッドボードとポット類やジャンクションボックスを繋ぐケーブル類、そして電源やスイッチ周りの配線までやって、SHO(Super Hard-On)の回路動作テストまでやりたいと考えています。

 

☆最後までブログ読んでくれてありがとうございます☆

 

それでは、また!!